※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
アルバイトから正社員に登用する際などに従業員の雇用区分を変更する方法と、注意事項を解説します。
- 「従業員の履歴管理機能」をご利用の場合は一部仕様が異なります。
詳細は「「従業員の履歴管理」の機能仕様と制限事項」のヘルプページをご参照ください。 - 従業員の所属の変更方法は「従業員の所属の変更方法」ヘルプページをご参照ください。
注意事項
雇用区分の変更前に以下を確認してください。
1. 締め処理後に実施してください
雇用区分の変更後に、過去の日付にさかのぼって勤務編集や申請承認を行うと、変更後の雇用区分の設定内容で集計データが更新されてしまいます。
このため、変更日前の勤怠データのエラー勤務などを全て解消し、勤怠確認、締め処理が終わった後で変更することをおすすめします。
- エラー勤務の確認方法は「「エラー勤務」の確認 / 修正方法」のヘルプページをご覧ください。
- 勤怠確認方法は「従業員自身が勤怠確認する方法(勤怠確認機能)」のヘルプページをご覧ください。
- 締め処理の方法は「勤怠を締める方法 / 締めを解除する方法」のヘルプページをご覧ください。
2. データ出力後に変更を実施してください
雇用区分を変更した場合、勤怠データ再計算をしなくても、データ出力時点の雇用区分の設定内容で集計データが出力されます。
このため、雇用区分変更後に過去のデータを出力すると、管理画面上で確認できる値と出力データの値に相違が出る可能性があります。
雇用区分の変更前に、データを出力しておくことをおすすめします。
データ出力の手順は、以下のヘルプページをご参照ください。
3. 変更後は、過去のタイムカードも最新の所属/雇用区分名で表示されます
タイムカードなどの勤怠データ確認画面上で表示される所属/雇用区分名は、特に履歴を考慮したものではありません。
所属や雇用区分の変更後は、過去のタイムカードも最新の所属/雇用区分名で表示されます。
データ出力時も同様に、データ出力時点の所属/雇用区分名で出力されます。
4. 異動後の期間に反映済みの自動スケジュールは上書きされません
一度自動スケジュールが反映されると、その後に設定を変更しても、反映済みの期間に対しては上書きされません。
従業員を異動させた場合にも、異動後の期間に対して、異動前に反映された自動スケジュールが残った状態になり、手動でのスケジュール修正が必要になります。
「自動スケジュール更新時に未来のスケジュールを更新する」機能を有効化すると、従業員の所属や雇用区分を変更した日以降の日付に対して、変更後の所属や雇用区分の自動スケジュール設定を反映することができます。
設定の詳細は「【自動スケジュール設定】所属や雇用区分の異動後に、異動先のスケジュールを自動反映する方法」のヘルプページをご参照ください。
雇用区分の変更方法
※ 全権管理者、または異動前後の雇用区分に対する「従業員設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 設定 > 従業員 > 従業員設定 を開き、対象従業員の[編集]をクリックします。
- 雇用情報カテゴリ内の[雇用区分変更/履歴]をクリックします。
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下表の項目を設定して[登録]をクリックします。
番号 項目名 説明 ① 異動日 未来の日付を指定すると異動の予約状態になります。
② 雇用区分 異動先の雇用区分を選択します。
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「雇用区分の履歴」に登録内容が反映されます。
変更履歴に[編集][削除]ボタンが表示されます。[編集]にて異動日や異動先雇用区分の変更が可能です。[削除]クリックで雇用区分異動を取り消しできます。
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[従業員登録に戻る]をクリックし、従業員登録画面に戻ります。
従業員登録画面にて[登録]をクリックして完了です。