※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
使用していない管理者アカウントを削除する際の確認事項と削除手順を解説します。
確認事項
削除前に、以下4点をご確認ください。
なお、管理者を削除しても、勤怠情報や承認済みの申請には影響ありません。
1. 削除後は、勤怠編集や申請承認の履歴に表示されなくなります
勤怠編集や申請承認の履歴に、削除した管理者名が表示されなくなります。
- 日別データ >[編集]>[編集履歴を参照]
- 設定 > 管理者 > 管理者の設定 > 対象管理者の[その他]> 編集履歴参照
- 申請承認 >[確定済み]タブ > 対象申請の[詳細]
勤怠編集や申請承認の履歴に退職した管理者の名前を残したい場合は、該当管理者を削除せず、管理者名に(退職)などの目印になるキーワードを付ける運用をご検討ください。
この際、パスワードを強制変更しておけば、退職者の再ログインを防ぐことができます。
【管理者名・パスワード変更手順】
- 全権管理者アカウントでログインし、設定 > 管理者 > 管理者設定を開きます。
- 退職する管理者の[編集]をクリックします。
- 「管理者名」を変更します(頭に"(退職)"をつけるなど)。
- 「ログインパスワード」に表示されている[パスワード変更]をクリックします。
- 仮パスワードの入力画面が表示されます。任意の仮パスワードを入力して、[パスワードを変更する]をクリックします。
- 登録画面に戻りますので、[登録]をクリックします。
2.admin全権管理者は削除できません
admin全権管理者は削除できません。
【admin全権管理者とは】
アカウント発行時から存在する管理者で、1つしかありません。全権管理者一覧で常に最上部に記載されます。管理者コードは「admin」から変更できません。
3. admin以外の全権管理者は一般管理者に降格することで削除可能です
admin以外の全権管理者は、以下の手順で一般管理者に降格することで、削除可能になります。
※ admin全権管理者(IDが〇〇〇1admin)のみが可能な操作です。
- 設定 > 管理者 > 管理者設定 を開きます。
- 該当者の[編集]> 管理者権限 にて、「全権管理者とする」のチェックを外して登録します。
4. 申請承認フローに設定されている管理者は削除できません
該当の管理者が申請承認フローに設定されている場合は、その管理者アカウントを削除できません。
設定 > 管理者 > 申請承認フロー設定 を開き、基本申請承認フロー設定および所属別申請承認フロー設定に該当の管理者アカウントが設定されていないかどうかをご確認ください。
※ 全権管理者のみが可能な操作です。
申請承認フローに該当の管理者アカウントが設定されている場合は、該当の申請承認フローの[編集]をクリックし、該当の管理者をフローに含まない状態に変更してください。
※ 未承認の申請が残っている場合は新しいフローに設定した管理者に引き継がれます。
削除手順(手動)
※ 全権管理者のみが可能な操作です。
- 設定 > 管理者 > 管理者設定 > 対象者の[削除] をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、問題なければ[削除]をクリックします。これによって管理者アカウントが削除されます。
削除手順(一括インポート)
インポートによって一括削除も可能です。
※ 全権管理者のみが可能な操作です。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポートインポート > データ入力(インポート)カテゴリ > [管理者データ[CSV]]をクリックします。
- [入力用テンプレートファイルのダウンロード]をクリックします。CSV形式のテンプレートファイルがダウンロードされます。このファイルには、現在登録されている一般管理者のデータが入っています。
- ダウンロードしたCSVファイルを開き、削除したい管理者の行を削除します。
※ アップロードするCSVファイルに存在しない管理者は削除されます。削除したくない管理者の行は削除しないようご注意ください。 - ファイルをCSV形式で保存します。
- 管理画面の[ファイルを選択]より、作成したCSVファイルを選択し、[アップロード]をクリックします。
- 確認画面が表示されますので、問題なければ[登録]をクリックします。これでインポートによる管理者削除は完了です。