※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
休日出勤しても代休が自動付与されない場合に、考えられる原因と対象方法を解説します。
代休機能の設定方法は「【代休】設定方法 / 取得方法」のヘルプページをご覧ください。
目次
代休機能の事前設定が完了していない
休日出勤で代休を付与するよう事前設定されていない場合は、代休は自動付与されません。以下の手順で設定状況を確認してください。
- 設定 > スケジュール > 休暇区分設定 を開き、「代休」の [編集]をクリックします。
- 「休日出勤時の休暇数増減」項目にて、「休日出勤で増加させる」にチェックを入れ、代休付与のための休日勤務時間を入力します。
- 「休日出勤時の休暇数増減」項目にて、半日付与のための基準時間を入力した場合は、「半休」で「使用する」を選択します。
※ 「半休」が「使用しない」になっていると、休日労働時間が半日付与のための基準時間を超過しても代休は自動付与されません。
- [登録]をクリックします。
休日出勤日の勤務日種別が「平日」になっている
休日出勤日の勤務日種別が「平日」になっている場合は、休日出勤として扱われず、代休は付与されません。
対象者のタイムカード画面より、該当日の勤務日種別を確認してください。
もし「平日」になっている場合は、「法定休日」または「法定外休日」に変更してください。
労働時間が計上されていない
休日出勤日に、休暇区分「代休」で設定した「休日出勤時の休暇数増減」の基準時間以上の労働時間が計上されていない場合、代休は自動付与されません。
労働時間が基準時間を下回っていないか、出退勤打刻されているか、エラー勤務になっていないかをご確認ください。
- 出退勤打刻がない場合:従業員に打刻申請させるか、管理者が打刻編集してください。
- エラー勤務になっている場合:「「エラー勤務」の確認 / 修正方法」のヘルプページを参照し、エラーを解消してください。
休暇区分「代休」で設定した「休日出勤時の休暇数増減」の基準時間以上の休日出勤が発生すると、代休が付与されます。
例:8時間0分以上の勤務で1日付与したケース
→ 8時間以上の休日出勤が発生すると、代休が自動で1日付与されます。
勤怠データ再計算を行っていない
前述の通りに設定を変更しても、過去日の集計には自動的に反映されません。
設定 > その他 > 勤怠データ再計算 にて、勤怠データを再計算してください。
詳細は「 「勤怠データ再計算」の操作方法 」のヘルプページをご覧ください。
【補足】代休は、休日出勤日より前の日付で取得できません
代休は、休日出勤日(代休自動付与日)より前の日付で取得することはできません。代休は事後の振り替えが原則のためです。必ず、休日出勤日より後の日付で取得してください。
休日出勤日より代休取得日の方が先になってしまうと、代休の残日数を消化できずエラー勤務になってしまいます。
イレギュラー的にこのような状態になってしまい、エラー勤務を個別に修正したい場合は、「代休を休日出勤日より先に取得してしまった際のエラー解消方法」のヘルプページをご覧ください。
休日と勤務日を事前に振り替える運用を行っている場合は、代休(休日割増あり)ではなく、振休(休日割増なし)の利用がふさわしい可能性があります。
このような場合、以下の関連ヘルプページもご一読ください。