※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
指情報を登録する際や、打刻認証の際は、本記事の認証のコツを参考にしてください。
それでも認証しにくい場合は、指情報の再登録や、認証レベルの調整で改善する場合があります。
指静脈認証のコツ
前提
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細すぎず長い指が望ましいため、人差し指や中指での認証が適しています。
- 極端に太いまたは細い指は認証できません。指の幅の範囲は10~25mmです。
- 指の先が「指ガイド1」まで届かない場合は認証できません。
- 冬場の外出後や水仕事の後、手が冷えてかじかんでいる場合は、手を2、3回「かしわ手」のように叩きます。収縮していた筋肉が伸び、血流量が上がることで認証しやすくなる場合があります。「もみ手」も有効です。
- 内部センサーに、周辺の外乱光(窓からの直射日光、スポットライトなど)が直接入り込まないようにご注意ください。
認証方法
読み取り準備ができると、リーダーの表示用LEDが緑色に点滅しますので、指の先端を指ガイド1のくぼみに合わせ、指が平らになるように指ガイド2に乗せます。
指をセンターに置き、傾けないようにします。
指情報登録時のポイント
指情報を登録する際は、合計3回撮影しますが、必ずしも抜き差しする必要はありません。指を正しく固定したら、入れたまま[OK]ボタンを3回クリックしてください。認証率の改善が期待できます
指ハイブリッド認証のコツ
前提
- 細すぎず長い指が望ましいため、人差し指や中指での認証が適しています。
- 認証機器の中が埃などで汚れている場合は、認証しづらくなることがあります。この場合は、乾いた布などで内部を拭いてください。
※ 水平に引くと外れるようになっています。
認証方法
- 読み取り準備ができると、リーダーの表示用LEDが青色に点滅しますので、指の先端を指ガイド1のくぼみに合わせ、指の付根側を指ガイド2に乗せます。
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指をセンサー部と平行になるように置き、指を反らさないようにします。
指情報登録時のポイント
指情報を登録する際は、合計3回撮影しますが、3回ともできるだけ同じような状態で登録すると、精度の高いテンプレートが作成され、認証率の改善が期待できます。
【対策1】指情報を再登録する
認証しにくい場合は、初回の登録で適切なテンプレートが撮影できていない可能性があります。初回の登録時に精度の低いテンプレートが作成されると、その後の認証も失敗する可能性が高くなります。
本記事内の認証のコツを参考に、指情報の再登録をお試しください。
※ 指情報の再登録手順は「 【デスクトップ版タイムレコーダー】生体認証情報やICカード情報の再登録方法 」のヘルプページをご覧ください。
【対策2】認証レベルを下げる
認証のコツの実践や、指情報の再登録でも改善されない場合に有効です。認証レベルを変更することにより、認証精度を変更できます。
- 管理画面にログインし、設定 > 組織 > タイムレコーダー設定 を開きます。
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基本タイムレコーダー設定 または 対象所属の[編集]> 動作設定カテゴリ > 認証レベル にて、認証レベルを低くして登録します。
初期値は以下となります。- 静脈認証:中
- 指ハイブリッド認証:中
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タイムレコーダーを起動し、[設定]>[データ更新]をクリックします。
認証レベルを低くすることにより、他人許容(他の人として認証されてしまうこと)が起こる可能性は高くなります。
詳しくは「 【デスクトップ版タイムレコーダー】指認証時に他者として認証されてしまう場合の対処方法 」のヘルプページをご覧ください。