※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
アラート設定の「複合アラート」を利用することで、複数のアラートを1つの条件として扱うことができます。
例えば、時間アラートを「労働合計が日に8時間未満」という条件で作成したとします。
この場合、休暇スケジュールで労働時間が発生していない日もアラート対象になってしまいます。
「労働合計が日に1分以上」という条件のアラートを作成し、複合アラートとして組み合わせることで「労働合計が日に1分以上かつ8時間未満」というアラートを作成することができます。
同様に「労働合計が日に8時間超過、かつ休憩時間が日に1時間未満」など、様々な複合アラートを作成できます。
- 複合アラートで使用したアラートは、単体では機能しなくなります。
- 複合アラートは、通知設定には対応していません。
前提
「オプション」と「アラート設定」での事前設定が必要です。
オプション
事前にアラート機能がオンになっていることが前提です。
- 設定 > その他 > オプション を開きます。
- 勤怠管理設定カテゴリの「アラート機能」を「使用する」にして登録します。
アラート設定
複合できる条件に合致するアラートが、あらかじめ2つ以上作成されている必要があります。
以下すべての条件を満たす場合に、アラートを複合できます。
-
1. 対象基準(時間数、日数、時間帯)が一致している
-
2. 対象期間(日別、週別、月別)が一致している
-
3. 対象区分(実績、予定)が一致している
-
4. 「対象所属」と「対象雇用区分」が一致している
【アラート登録画面】
-
5. 時間アラートや日数アラートの場合、対象勤怠が「アラート対象勤怠」同士である、または「アラート対象カスタム項目」同士である
※ 「アラート対象勤怠」に対するアラートと、「アラート対象カスタム項目」に対するアラートは複合できません。
「アラート対象カスタム項目」は、カスタムデータ項目設定を作成している場合に表示されます。
設定方法
- 設定 > 画面表示 > アラート設定 を開きます。
- [複合アラート]タブを選択し、[複合アラート登録]をクリックします。
- 以下の各項目を設定し、[登録]をクリックします。
番号 項目名 説明 ①
複合アラート名 アラートの名称を100文字以内で入力します。 ② 対象基準 複合したいアラートの対象基準と同じものを選択します。
時間数、日数、時間帯のいずれかを選択可能です。
③ 対象期間 複合したいアラートの対象期間と同じものを選択します。
日別、週別、月別のいずれかを選択可能です。
※ 「日数アラート」を複合する場合は「週別」または「月別」だけを選択可能です。「時間帯アラート」を複合する場合は「日別」だけを選択可能です。
④ アラート 複合したいアラートを選択します。 ⑤ 表示色 条件を満たした集計欄の背景に表示する色を選択します。 対象基準が「時間帯」の場合は、「対象区分」項目が表示されます。
複合したいアラートの対象期間と同じものを選択します。予定、実績のいずれかを選択可能です。
「予定」を選択した場合、「エラー判定」項目が表示されます。以下より選択できます。
-
エラー判定とする(デフォルト):
スケジュール登録時にアラートが表示され、登録不可となります。 -
警告とする:
スケジュール登録時にアラートが表示されます。
-
エラー判定とする(デフォルト):