※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「出勤/退勤打刻の丸め単位」を設定している場合、「打刻丸め基準時刻」の設定に起因している可能性があります。以下の設定をご確認ください。
丸め機能のご利用には内部設定が必要です。「 メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus) 」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「出勤/退勤打刻の丸め単位」機能の追加をご依頼ください。
設定箇所
設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 対象雇用区分の[編集] > 拡張機能カテゴリ > 打刻丸め基準時刻
「打刻丸め基準時刻」項目の選択肢に応じて、それぞれ下記のように集計が行われます。
1. 常に0分とする(推奨)
全ての打刻の丸めを、0分を基準として行います。
2. 出退勤打刻を出退勤予定時刻により変動させる
最初の出勤打刻の丸めを、出勤予定に設定された時刻(分)を基準として、最後の退勤打刻の丸めを、退勤予定に設定された時刻(分)を基準として行います。
※ 最初と最後の打刻間に行われた出退勤打刻は、0分基準となります。
3. 全ての打刻を出勤予定時刻により変動させる
出勤・休憩開始・休憩終了・退勤など、全ての打刻の丸めを、出勤予定時刻に設定された時刻(分)を基準として行います。
詳細
以下の設定の挙動と対処方法を解説します。
例:
- 出勤予定:7:45
- 退勤予定:16:25
- 出勤/退勤打刻の丸め単位「30分」
- 出勤打刻時刻:7:40
- 退勤打刻:16:25
1. 「常に0分とする(推奨)」を選択した場合
0分を基準とすると、XX:00かXX:30で丸められます。
7:40の出勤打刻時刻は「8:00」の出勤打刻時刻として扱われ、本来は遅刻ではありませんが15分の遅刻となってしまいます。16:25の退勤打刻時刻は「16:00」の退勤打刻時刻として扱われ、本来は早退ではありませんが25分の早退となってしまいます。
2. 「出退勤打刻を出退勤予定時刻により変動させる」を選択した場合
出退勤予定時刻を基準とすると、30分丸め適用後の時刻は以下のようになります。
- 出勤打刻:XX:45かXX:15
- 退勤打刻:XX:25かXX:55
7:40の出勤打刻時刻は、「7:45」の出勤打刻時刻として扱われます。16:25の退勤打刻時刻は、「16:25」の退勤打刻時刻として扱われます。
3. 「全ての打刻を出勤予定時刻により変動させる」を選択した場合
出勤予定時刻を基準とすると、30分丸め適用後の時刻は以下のようになります。
- 出勤/退勤打刻:XX:45かXX:15
7:40の出勤打刻時刻は、「7:45」の出勤打刻時刻として扱われます。ただし、16:25の退勤打刻時刻は「16:15」の退勤打刻時刻として扱われ、本来は早退ではありませんが10分の早退となってしまいます。
上記例の場合、出勤と退勤の打刻丸め基準が異なるので、「2. 出退勤打刻を出退勤予定時刻により変動させる」がふさわしい設定となります。