※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
日々の詳細な勤務データ(打刻時刻やスケジュールなど)をCSV形式で出力する手順を解説します。
事前設定
事前に出力用レイアウトを作成します。レイアウトを作成済みの場合、この作業は不要です。
※ 全権管理者、または「オプション」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポート / インポート を開きます。
- データ出力(エクスポート)カテゴリ >[日別データ[CSV]]右の[出力レイアウト作成]を開き、[+新規作成]をクリックします。
- 以下の項目を設定します。
番号 項目名 説明 ① レイアウト名 任意のレイアウト名を100文字以内で入力します。 ② 項目名の出力 「所定時間」「残業時間」などの項目名をヘッダー行として出力する場合は「出力する」を選択します。
項目名を任意の名称に編集する場合は、「カスタム項目名」欄に項目名をカンマ区切りで入力します。連携ソフト側で項目名が指定されている場合などにご利用ください。
- 例:「所定労働時間」=「KT01」など
③ クォート文字列 項目をダブルクォーテーション(”)で囲んで出力するか否かを選択します。 ④ 時間表示形式 時間の出力形式を「10進数」「60進数」「分単位」から選択します。
それぞれ以下のような形式で出力されます。
【60進数】
- 1時間15分 → 1.15
- 1時間30分 → 1.30
- 1時間45分 → 1.45
【10進数】
- 1時間15分 → 1.25
- 1時間30分 → 1.50
- 1時間45分 → 1.75
【分単位】
- 1時間15分 → 75
- 1時間30分 → 90
- 1時間45分 → 105
※ 10進数の場合、小数点第3位以下の端数を処理した値を出力します。端数の処理方法は、設定 > オプション > 表示設定カテゴリ > 10進表示の際の小数第3位の取り扱い にて、「切捨て」「切上げ」「四捨五入」から選択できます。
※ 10進数の場合、端数処理の関係上、誤差が生じる可能性があります。正確な集計値を確認したい場合は、60進数または分単位をご選択ください。
詳しくは、「 「日別データ」の累計値と「月別データ」の集計値が合わない理由 」のヘルプページをご覧ください。⑤ 日別データカスタム項目 日別データカスタム項目画面を開きます。
既存の勤怠項目を組み合わせたオリジナル項目を作成したい場合はこちらから設定可能です。
詳しくは、「 【エクスポート】残業や深夜残業などの各集計項目を合算して出力する方法(月別データ[CSV]、日別データ[CSV]、タイムカード[PDF]) 」のヘルプページをご覧ください。 - 「表示項目」を設定します。設定の流れと各操作項目は、以下をご覧ください。
設定の流れ
「選択できる項目」の中から出力したい項目をクリックし、[追加 →]をクリックします。「選択された項目」に表示された項目がレイアウトに追加されます。
※ 出力項目の詳細は、「 【エクスポート】日別データ[CSV]の出力項目一覧 」のヘルプページをご覧ください。
操作説明
項目の追加、解除、空白追加、並べ替えが可能です。
番号 項目名 説明 ① 追加 「選択できる項目」を「選択された項目」に追加します。 ② 解除 「選択された項目」をレイアウトから除外します。 ③ 空白追加 「選択された項目」に空白を一列追加します。「選択された項目」には「-- 空白 --」が入ります。 ④ 並び替え 「選択された項目」を並べ替えます。「選択された項目」にて並べ替えたい項目をクリックし、ボタン操作で移動できます。 ⑤ サンプルプレビュー 選択された項目を元に、サンプルプレビューが表示されます。レイアウト作成時の参考にしてください。 - [登録]をクリックします。
出力方法
出力方法を解説します。
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 管理画面ホーム > よく使うメニュー > エクスポート / インポート を開きます。
- データ出力(エクスポート)カテゴリ >[日別データ[CSV]]を開きます。
- 以下の各項目を選択します。
番号 項目名 説明 ① 出力対象年月 出力対象の月度を選択します。締め日を考慮した期間が選択されます。
[日付指定]ボタンをクリックすると、出力対象期間を日付で指定できます(3ヶ月以内の期間を選択可能)。
② 出力オプション 「従業員の勤務先で出力」にチェックを入れると、出力対象所属で勤務した日のデータだけが出力されます(ヘルプ出勤者含む)。
※ 出力対象所属で勤務していない日のデータは出力されません。このため、出力期間内に出力対象所属で一度も勤務していない従業員のデータは出力されません。
③ 出力レイアウト 出力レイアウトを選択します。 ④ 所属 出力対象の所属を選択します。 ⑤ 雇用区分 出力対象の雇用区分を選択します。 - 画面最下部の[データ出力]をクリックします。
-
確認画面が表示されますので、内容を確認します。
番号 項目名 説明 ① 出力対象従業員数 出力対象の従業員数が表示されます。[従業員選択]ボタンをクリックすると、一部の従業員だけを選択して出力できます。 ② 対象内のエラー勤務数 対象期間内のエラー勤務数が表示されます。エラー勤務が存在する場合は正確な集計ができていませんので、対象期間のエラーを解消してから、あらためてデータ出力してください。
エラー勤務の確認方法は、「 「エラー勤務」の確認 / 修正方法 」のヘルプページをご覧ください。
③ 対象内の未確定申請数 対象期間内の未確定申請数が表示されます。未確定申請が存在する場合は正確な集計ができていませんので、対象期間の申請を処理してから、あらためてデータ出力してください。
申請承認方法は、「 「申請承認」の操作方法 」のヘルプページをご覧ください。
④ 時間の区切り文字 時間の区切り文字をドット(.)またはコロン(:)から選択します。 ⑤ 改行文字 改行コードを変更できます。Windows以外のOSでデータを参照したい場合はご確認ください。 - [データ出力]をクリックすると、CSVファイルがダウンロードされます。