※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「人件費概算機能」を利用して、月別交通費または日別交通費を設定し、人件費概算として表示できます。
従業員または雇用区分ごとに交通費を定め、勤務回数に応じて自動計算したい場合に利用できます。
※ 人件費概算機能の詳細は「人件費の概算を計算する方法(人件費概算出力機能)」のヘルプページをご覧ください。
前提
設定 > その他>オプション >勤怠管理設定カテゴリ > 人件費概算出力機能にて、使用するが選択されていることが前提です。
交通費の登録方法
単価は従業員または雇用区分ごとに設定できます。どちらも設定されている場合は、従業員に設定した単価が適用されます。
設定メニュー
従業員の単価設定
- 設定 > 従業員 > 従業員設定 > 対象者従業員の[その他(≡)] > 単価
※ 全権管理者、または「従業員単価」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者が設定できます。
雇用区分の単価設定
- 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 対象区分の[単価]
※ 全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者が設定できます。
入力方法
単価を入力して登録します。円表示を選択している場合は、整数のみを入力可能です(入力例:500)。ドル表示を選択している場合は、小数点以下2桁までを入力可能です(入力例:0.50)。
番号 | 項目名 | 説明 |
---|---|---|
① | 月別交通費 | 当月に1日でも勤怠があれば、全額を表示します。日割りは行いません。 |
② | 日別交通費 | 日別交通費 × 勤務回数 で算出した金額を表示します。 |
交通費のインポート方法
インポートによる一括登録も可能です。詳細は「人件費の概算を計算する方法(人件費概算出力機能)- 単価の登録方法」のヘルプページをご参照ください。
交通費の計算方法
日別交通費を設定した場合、1ヶ月の交通費は以下の計算式で算出されます。小数が発生した場合、円表示のときは小数点第一位が四捨五入されます。ドル表示のときは小数点第三位が四捨五入されます。
【交通費の計算式】
- 日別交通費 × 勤務回数
半休取得時の交通費を半額とする方法
以下の両方の設定を変更することで、半休取得時の交通費の表示を半額にできます。
- 交通費を「勤務回数」ではなく「勤務日数」で計算するように変更します。
「メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus)」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「交通費の計算方法」を「勤務日数で計算」に変更するようご依頼ください。 - 半休取得日の出勤日数は、初期状態では1日となりますが、0.5日とするよう変更します。詳しくは「【半休】半日出勤の出勤日数を「0.5日」とカウントする方法」のヘルプページをご参照ください。
「メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus)」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「半休取得時の出勤日数の計上方法」を「0.5日として計上する」に変更するようご依頼ください。
集計結果の確認方法
計算された人件費概算は、日別データ画面や月別データ画面、データ出力などで確認できます。交通費だけを確認したい場合はデータ出力してください。
※ 月給単価だけを入力した場合は、日別データには表示されません。
日別データ画面、月別データ画面
人件費概算概算の項目に表示されます。交通費以外に月給、日給、時給などの設定がある場合は、合計金額が計上されます。
※ 管理画面上では、交通費だけを分けて表示することはできません。
【日別データ画面】
【月別データ画面】
特定の管理者に「人件費概算」項目を表示させたくない場合は、設定 > 画面表示 > 表示項目設定 で、対象者の「人件費概算」項目をチェックなしにしてください。
データ出力
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯ 可能」の一般管理者だけが可能な操作です。
出力レイアウトに「人件費+交通費」や「交通費概算」を加えて出力してください。
詳しくは「【エクスポート】月別データ[CSV]の出力方法 ※給与ソフト取込用」のヘルプページをご参照ください。