※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「カウント機能」を利用して、手当や控除の対象となる項目を数えることができます。
本記事では「カウント機能」の仕様を解説します。
類似機能に「スケジュール汎用フラグ」があります。以下に当てはまる場合は、「スケジュール汎用フラグ」をご利用ください。
詳しくは「夜勤回数や在宅勤務回数など、任意の回数項目の作成方法(スケジュール汎用フラグ)」のヘルプページをご覧ください。
- 特定のスケジュールパターンを使用して勤務した場合にカウントしたい
- 従業員から申請をあげたい
機能概要
カウント機能によって、「夜勤」「出張」などの手当項目や、「弁当」などの控除項目を作成し、カウント集計できます。
※ 本機能を利用するには、サポートセンターによる内部設定が必要です。利用を希望する場合は、「 メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus) 」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「カウント機能」の追加をご依頼ください。
【手順1】カウント項目を作成する
※ 全権管理者、または「オプション」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者のみ操作可能です。
設定 > その他 > カウント設定 >[+新規登録]をクリック > 下表の項目を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
項目名 |
説明 |
---|---|
カウントコード |
カウントを識別するコードを、3~10文字の半角英数字で登録します(「1000」など)。 |
カウント名 |
入力必須項目です。 カウントの名称を100文字以内で登録します。 |
【手順2】カウント値を入力する
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯可能」の一般管理者のみ操作可能です。
カウント機能の入力は、手入力かクラウドレコーダーでのカウントアップのみ可能です。その他のタイムレコーダーとは連動していません。
なお、特定の条件(何時以降まで勤務したら、残業時間が発生したら など)を設定して自動入力することはできません。
日ごとにまとめて入力する
- 全メニュー > カウントデータ > [日別]タブを開きます。
- 「表示条件の指定」エリアで所属・雇用区分・日付を選択して[表示]ボタンをクリックします。
- 各従業員の入力項目に数値を入力し、[登録]ボタンをクリックします。
従業員ごとに入力する
- 全メニュー > カウントデータ > [月別]タブを開きます。
- 「表示条件の指定」エリアで所属・雇用区分・日付を選択して[表示]ボタンをクリックします。
- 各従業員の[個人別]ボタンをクリックします。
- 各日付の[編集]をクリックして入力し、[登録]ボタンをクリックします。
タイムレコーダーとの連動について
- クラウドレコーダー上の[カウント]ボタンをクリックします。
- メニュー上に従業員一覧が表示されるため、カウントしたい従業員名をクリックします。
- 該当従業員でカウントしたい項目をクリックすると、カウントが1つ追加されます。
- クラウドレコーダーから任意の数値を入力することはできません。
- その他のタイムレコーダーとは連動していません。
【手順3】カウント値を閲覧する
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯可能」の一般管理者のみ操作可能です。
全メニュー > カウントデータを開き、「日別」、「月別」のタブを切り替えます。
-
日別:日ごとのカウント値を閲覧します。所属ごとの累計と、従業員ごとの数値を確認できます。
- 月別:カウント値の月間集計を閲覧します。所属ごとの累計と、従業員ごとの数値を確認できます。
エクスポート機能
エクスポート対応しています。
[カウントデータ[CSV]]
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯可能」の一般管理者のみ操作可能です。
- 全メニュー > エクスポート/インポート > 「データ出力(エクスポート)」カテゴリ > [カウントデータ[CSV]]をクリックします。
- 「出力対象年月」、「出力方法」、「対象従業員」などを選択して、[データ出力]をクリックします。
「出力方法」について
- 日単位:日ごとの値を出力します。
- 集計出力:選択期間の合計値を出力します。
[月別データ[CSV]]
【手順1】レイアウトを作成する
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯可能」かつ「オプション」権限が「◯閲覧・編集」の一般管理者のみ操作可能です。
- 全メニュー > エクスポート/インポート > 「データ出力(エクスポート)」カテゴリ > [月別データ[CSV]]の隣の「出力レイアウト作成」をクリックします。
-
「表示項目」内の「選択できる項目」に作成したカウント項目が表示されますので、レイアウトに加えます。
レイアウトの作成手順については、「 【エクスポート】月別データ[CSV]の出力方法 ※給与ソフト取込用 」のヘルプページをご参照ください。
【手順2】データ出力する
※ 全権管理者、または「データ出力」権限が「◯可能」の一般管理者のみ操作可能です。
- 全メニュー > エクスポート/インポート > 「データ出力(エクスポート)」カテゴリ内 > [月別データ[CSV]]をクリックします。
- 「出力対象年月」、「出力レイアウト」、「対象従業員」などを選択して、[データ出力]をクリックします。
[日別データ[CSV]]
前述の「 [月別データ[CSV]] 」と同様の手順です。
[タイムカード[PDF]]
前述の「 [月別データ[CSV]] 」と同様の手順です。
インポート機能
インポート対応しています。
※ 全権管理者、または全ての所属/雇用区分の「データ出力」権限が「◯可能」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 全メニュー > エクスポート/インポート > 「データ入力(インポート)」カテゴリ内 > [カウントデータ[CSV]]をクリックします。
- [入力用テンプレートのダウンロード]ボタンをクリックします。
- CSV形式のテンプレートがダウンロードされますので入力し、保存します。
入力例:
- 管理画面に戻り、「2.CSVファイルの選択」の[ファイルを選択]ボタンをクリックします。作成したファイルを選択し、[アップロード]ボタンをクリックします。
- 確認画面が表示されます。[登録]ボタンをクリックすると登録が完了します。
インポート項目一覧
取り込み項目の詳細を解説します。
項目名 | 説明 |
---|---|
従業員コード |
入力必須項目です。 従業員コードを 3~10文字の半角英数字で入力します。登録されていない従業員コードは入力できません。 |
名前 |
入力必須項目です。 従業員の名前を入力します。 |
カウント日 |
入力必須項目です。 カウントを行う日付をYYYYMMDDの形式で入力します。 |
カウント数量 |
カウントの数量を入力します。 項目の順番に沿った形で、各カウント項目に入力します。 |