※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「予実機能」とは、入力されたスケジュールを元に勤務予定時間を算出し、実際の勤務(打刻に基づく実績データ)との差異を比較確認する機能です。
詳細
本機能を利用する場合は、設定 > その他 > オプション > スケジュール設定カテゴリ > 予実機能にて、「使用する」を選択して登録します。
※ 「確定されたスケジュールとも比較可能」は、本ページの「予実比較用スケジュールを登録する」を使用する場合に設定します。
これによって、以下2つの機能が追加されます。
「予実」タブ
日別データ、月別データ、組織別データ画面に[予実]タブと[予実カスタム]タブが表示されます。
[予実]タブや[予実 カスタム]タブをクリックすると、集計が「予定」「実績」「差異」に分かれて表示されます。
- 「時間区分機能」を利用している場合は、同時に[予実 / 時間帯区分]タブや[予実 / 時間帯区分 カスタム]タブが追加され、時間帯区分ごとの予実を確認できます。
- 時間区分機能については、「早朝、昼、夜間など任意の時間帯ごとの労働時間の集計方法(時間帯区分設定機能)」のヘルプページをご参照ください。
- 「カスタムデータ項目設定機能」がオフになっている環境では、[予実 カスタム]タブは表示されません。
- カスタムデータ項目設定機能については、「集計項目のカスタマイズ方法(カスタムデータ項目設定)」のヘルプページをご参照ください。
「勤務時間合計を表示する」オプション
スケジュール管理画面に、「勤務時間合計を表示する」というチェックボックスが表示されます。
チェックを入れて表示すると、「合計」欄の表示が下表のように切り替わります。
箇所 | デフォルト | 「勤務時間合計を表示する」にチェック |
---|---|---|
最下段 | 該当日にスケジュール入力されている人数 | 該当日の勤務予定時間の合計 |
最右列 | 該当者にスケジュール入力されている日数 | 該当者の勤務予定時間の合計 |
【「勤務時間合計を表示する」にチェックを入れない場合】
【「勤務時間合計を表示する」にチェックを入れた場合】
デフォルト値設定を変更すると、常にチェックを入れた状態で表示できます。
デフォルト値設定の詳細については、「「デフォルト値設定」の設定方法」のヘルプページをご参照ください。
予実比較用スケジュールを登録する
スケジュールが月の途中で変更になった場合でも、変更前の当初のスケジュールと実績を比較できる「予実比較用スケジュール」を登録できます。
事前設定
設定 > その他 > オプション > 「スケジュール設定」 > 「予実機能」 > 「確定されたスケジュールとも比較可能」にチェックを入れ、登録します。
登録方法
全メニュー > スケジュール管理 で所属を1つ選択して表示すると、[予実比較用に登録]ボタンが表示されます。これをクリックすると、現在登録されているスケジュールを予実比較用のスケジュールとして登録できます。
確認方法
スケジュール管理画面や月別データ画面で「予実比較用スケジュールを表示する」にチェックを入れて表示すると、予実比較用スケジュールと現在のスケジュールを切り替えて確認できます。
※ 日別スケジュール画面には、予実比較用スケジュールの参照機能はありません。
補足:[予実 カスタム]タブの休暇取得日数について
[予実 カスタム]タブ内の「予定」欄は、「休暇取得日数」には対応していません。
「カスタムデータ項目」のレイアウトに休暇取得日数が含まれる場合、[予実 カスタム]タブ内の「予定」欄に「半日休暇」はカウントされますが、「全日休暇」はカウントされない仕様となります。
※ カスタムデータ項目の詳細については、「集計項目のカスタマイズ方法(カスタムデータ項目設定)」のヘルプページをご参照ください。
例:「特休」を全日休暇で1回、半日休暇で1回、合計1.5日取得している場合
[予実 カスタム]タブ内の「予定」欄、「特休取得日数」に、全日休暇はカウントされません。