※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「従業員別自動スケジュール」は、従業員ごとに異なる自動スケジュールを設定する場合に利用します。勤務日種別やパターン、休暇区分などを自動的に割り当てることができます。
※ 所属と雇用区分の組み合わせごとに自動スケジュールを設定したい場合は「自動スケジュール設定」をご利用ください。
詳しくは、「 「自動スケジュール設定」の設定方法 」のヘルプページをご覧ください。
設定方法
- 設定 > 従業員 > 従業員設定 > 対象者の[その他(≡)]にて、「従業員別自動スケジュール」を選択します。
- 1ヶ月を最大6週間に分け、各週の各曜日の自動スケジュールを設定できます。「勤務日種別」や「パターン」「休暇区分」を選択して登録してください。
※ ご利用状況によって、上記画像と表示項目が異なる場合があります。
操作ボタンについて
項目名 | 説明 |
---|---|
削除 | その週に設定された自動スケジュールを削除します。 |
各週へ上書き |
まずは1週目だけを入力してから[各週へ上書き]をクリックすると、2週目以降に同一のスケジュールがコピーされます。 週によってスケジュールが変わらない場合に利用します。 |
項目について
項目名 | 説明 |
---|---|
勤務日種別 | 「平日」「法定休日」「法定外休日」のいずれかを選択します。 |
パターン | パターン設定で作成したパターンを選択します。 |
休暇区分 | 休暇区分を選択します。 |
時間帯区分 |
※ 「時間帯区分設定機能」を利用している場合に表示されます。 時間帯区分を選択します。 |
週と曜日の考え方について
週と曜日の考え方は、下表のとおりです。
※ 祝日登録された日は、その週の「祝日」の箇所を参照します。
【2023年3月の場合】
週/曜日 | 日曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1週目 | 1 | 2 | 3 | 4 | |||
2週目 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
3週目 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
4週目 | 19 | 20 | 21 (春分の日) |
22 |
23 | 24 | 25 |
5週目 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
設定の削除方法
次の2通りの方法があります。
1. 登録内容を全て削除する方法
対象の従業員の従業員別自動スケジュール設定画面で[削除]をクリックします。
設定した従業員別自動スケジュールを1週間分、一括削除できます。
その後、[各週へ上書き]をクリックすれば全てのスケジュールを削除できます。
【削除後の従業員別自動スケジュール設定画面】
※ 個別に「勤務日種別」「パターン」「休暇区分」を変更する場合は、本ページの「 設定方法 」をご覧ください。
2. 一部の設定だけを削除する方法
削除したいスケジュールを未設定の状態(--)にしたうえで、 [登録]をクリックします。
設定のインポート / エクスポート
CSVインポートによって設定を取り込んだり、現在の設定をエクスポートしたりできます。
詳しくは、以下のヘルプページをご覧ください。
-
設定のインポート(入力):
- 設定のエクスポート(出力):
スケジュールの反映タイミング
「自動スケジュール設定」および「従業員別自動スケジュール設定」の反映タイミングは以下となります。
1. 自動割り当て
- 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 > 各雇用区分の[編集] > スケジュールカテゴリ > 自動スケジュールの適用日数
上記項目に1~62日の間の数字を入力した場合、翌日から設定日数後までの自動スケジュール(パターンや勤務日種別など)が、翌日未明に自動で割り当てられます。
2. 打刻時
スケジュールが登録されていない日に打刻したときは、打刻したタイミングで打刻日に対して自動スケジュールが割り当てられます。
- 「自動スケジュールの適用日数」を設定していない場合は、打刻時の割り当てだけが適用されます。
- すでに手動でスケジュールが登録されている日には上書きされません。
- 自動スケジュール設定の内容の変更や新たに従業員別自動スケジュールを設定した場合、自動スケジュールで登録したスケジュールを上書き可能です。詳細は「【自動スケジュール設定】設定変更内容が反映されるタイミング / 条件 - 未来のスケジュールを自動更新したい場合」をご参照ください。
【ご注意1】自動スケジュール設定と併用する場合
「自動スケジュール設定」と「従業員別自動スケジュール」が同時に設定されている場合は、「従業員別自動スケジュール」が優先されます。
ただし、「従業員別自動スケジュール」で未設定の項目(「--」となっている項目)には、「自動スケジュール設定」が反映されます。
例:
【自動スケジュール設定】
- パターン:A
- 勤務日種別:平日
【従業員別自動スケジュール】
- パターン:未設定
- 勤務日種別:法定外休日
→ 該当日には、パターン「A」、勤務日種別「法定外休日」が適用されます。
※ 上記の例示のような場合に、パターンを未設定にしたいときは、雇用区分を別途作成して対象従業員を異動させたうえで、「自動スケジュール設定」で対応するなどの対策が必要です。
【ご注意2】隔週出勤は設定できません
本機能では隔週の出勤スケジュールを登録することはできません。
前述の通り、本機能では1ヶ月を最大6週間に分け、各週の各曜日の自動スケジュールを定めますが、月によっては1ヶ月が5週間や6週間になるためです。