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「退勤打刻の自動上書き機能」を利用すれば、退勤打刻が連続した場合に「最後の退勤打刻」で上書きされるようになり、連続打刻を防ぐことができます。
なお、出勤打刻は本機能の対象外です。
目次
設定方法
設定 > その他 > オプション > エラー勤務設定カテゴリ > 退勤打刻の自動上書き機能 を「使用する」に設定して登録します。
仕様詳細
退勤打刻の自動上書き機能の仕様を、3つの例を上げて解説します。
1. 異なるタイムレコーダーで打刻した場合 → 上書きされます
異なるタイムレコーダーで打刻した場合も、最後の退勤打刻で上書きされます。
例えば、以下のように打刻した場合、
- 出勤打刻 09:00(デスクトップ版タイムレコーダー IC認証で打刻)
- 退勤打刻 15:00(デスクトップ版タイムレコーダー IC認証で打刻)
- 退勤打刻 18:00(携帯端末:Myレコーダーで打刻)
→ 15:00の退勤打刻は削除され、18:00で上書きされます。
2. 2つの退勤打刻の間に休憩開始 / 終了打刻がある場合 → 上書きされます
2つの退勤打刻の間に休憩開始 / 終了打刻が存在する場合も、最後の退勤打刻で上書きされます。
例えば、以下のように打刻した場合、
- 出勤打刻 9:00
- 退勤打刻 12:00
- 休憩開始打刻 12:00
- 休憩終了打刻 13:00
- 退勤打刻 18:00
→ 12:00の退勤打刻は削除され、18:00で上書きされます。
3. 2つの退勤打刻の間に出勤打刻がある場合 → 上書きされません
2つの退勤打刻の間に出勤打刻が存在する場合、退勤打刻は上書きされません。
例えば、以下のように打刻した場合、
- 出勤打刻 09:00
- 退勤打刻 12:00
- 出勤打刻 14:00
- 退勤打刻 18:00
- 退勤打刻 19:00
→ 12:00の退勤打刻はそのまま残ります。18:00の退勤打刻は削除され、19:00で上書きされます。
削除された退勤打刻の確認方法
削除された退勤打刻は、該当日の勤務データ編集画面の[編集履歴を参照]より確認できます。
注意点
ネットワークが不安定な場合は、退勤を連続で打刻したときに、1回目の退勤打刻が2回目の退勤打刻より後に反映される場合があります。
そのようなときでも、タイムカードには2回目の退勤打刻だけが残ります。