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はい、対応しています。
勤務間インターバルの基準時間を設定し、その基準に対して不足している回数を計上することができます。
また、アラート機能や通知機能を組み合わせて、不足回数が一定の回数に達した場合、画面上にアラートを表示したり、管理者や従業員にメール通知することもできます。
勤務間インターバルとは
勤務終了後から次の勤務までに設ける、一定時間の「休息時間」を指します。
本システムでは、勤務間インターバルの基準時間(インターバル時間)を定め、前日最後の退勤時刻~当日最初の出勤時刻が基準時間に満たない場合、インターバル不足「1回」としてカウントし、月単位でのインターバル不足回数を集計することができます。
従って、以下の式が成り立つ場合に、インターバル不足と判定されます。
- 設定インターバル時間 > 前日最後の退勤時刻 - 当日最初の出勤打刻
例:
No. |
設定したインターバル時間 |
(A)前日最後の退勤打刻 |
(B)当日最初の出勤打刻 |
(B)-(A) |
---|---|---|---|---|
① |
11時間 |
04/20 23:00 |
04/21 09:00 |
10時間 |
② |
11時間 |
04/20 23:00 |
04/21 10:00 |
11時間 |
③ |
11時間 |
04/20 23:00 |
04/21 11:00 |
12時間 |
この例示のうち、インターバル不足として判定されるのは「①」となります。
「②」のように、(B)-(A)の時間が設定したインターバル時間と一致している場合は、インターバル時間を満たしているため、インターバル不足にはなりません。
設定方法
設定 > その他 > オプション > 勤怠管理設定 を開きます。
「勤務間インターバル不足カウント機能」で「使用する」を選択し、「インターバル時間」に勤務間インターバルの基準となる時間を入力して登録します。
なお、インターバル時間は「1分間~12時間0分間」の間で設定することができます。
例えば、勤務間インターバルが10時間未満の場合に「インターバル不足」として判定するには、インターバル時間は「10」時間「0」分間と入力します。
※ あくまでも実際の打刻をもとにインターバル時間を計算します。直行、直帰、直行直帰のみなし勤務では、インターバル時間を計算できません。
※ 本設定は、すでに勤怠計算された日の集計には適用されません。過去の集計データに対してインターバル不足判定を行うには、勤怠データ再計算を行ってください。
詳しくは、「 「勤怠データ再計算」とは何ですか? 」のヘルプページをご参照ください。
インターバル不足回数の確認方法
勤務間インターバル不足カウント機能を「使用する」とした場合、以下の画面からインターバル不足回数を確認したり、エクスポート項目として使用することができます。
- 全メニュー > 月別データ
- タイムカード
- 全メニュー > エクスポート / インポート > 月別データ[CSV] 横「出力レイアウト作成」
- 全メニュー > エクスポート / インポート >タイムカード[PDF] 横「出力レイアウト作成」
【月別データ画面】
※ 表示条件を変更することで、特定の期間や週単位でも確認できます。
【月別データレイアウト設定画面】
【タイムカードレイアウト設定画面】
アラート設定方法
アラート機能を使用し、インターバル不足回数が一定以上となった場合、画面上にアラートを表示します。
- 現在アラート機能を利用していない場合は、設定 >その他 >オプション > 勤怠管理設定 >アラート機能 にて「使用する」を選択し、登録します。
- 設定 > 画面表示 > アラート設定 を開き、[日数アラート登録]をクリックします。
アラート登録画面にて、各項目を入力します。
設定例:
月のインターバル不足回数が2回以上でアラート表示を行う場合は、次のように設定します。- アラート名:「インターバル不足2回以上」など名称を入力します。
- 対象期間:インターバル不足回数をアラートで使用する場合、必ず「月別」をご選択ください。
- アラート対象勤怠:「インターバル不足」にチェックを入れます。
- アラート:「2」日 「以上」の場合 と入力します。
- 表示色:基準を超過した際に表示させる色を選択します。
- 雇用区分、所属の選択:アラートを表示させたい対象を選択します。
入力が完了後、[登録]をクリックすると月次データ等でアラート表示を確認できます。
メール通知の設定方法
アラート機能と通知機能を組み合わせて、インターバル回数が一定以上に達したら管理者や従業員にメール通知を行うことができます。
- 設定 > その他 > 通知設定 > アラート通知 を開きます。通知したいアラートにチェックを入れ、通知メールを送りたい時刻を選択し、[対象選択]をクリックします。
※ サーバー負荷対策のため、通知時間「9:00」「9:30」は選択できません。 - メール通知を行う対象を設定します。
- 条件:メール通知を行いたい対象所属、雇用区分を選択します。
- アクション:インターバル不足が基準に達した従業員に「通知する/しない」を選択します。
また、管理者に通知を行う場合は[選択]をクリックし、対象の管理者にチェックを入れ、登録します。
設定した基準に達した際、最初の通知時間になったタイミングで、対象となる管理者や従業員にメールで通知が送られます。