本ページでは、freee会社設立の「設立」ステップにおいて、登記書類をオンライン提出する場合に、スマートフォンで操作する場合の手順を説明します。
※ スマートフォンでfreee会社設立のWeb画面を閲覧・操作する際の推奨ブラウザは、Mozilla Firefox/ Microsoft Edge/Google Chrome/Safariとなります。
目次
- 本ページの対象となる方
- 本提出方法の概要
- 事前準備:申請に必要なものを揃える
-
申請の流れ
- 0. 書類提出前までの操作完了の確認
- 1.(株式会社のみ)電子申請を行う代表者の選択
- 2.(株式会社のみ)実質的支配者となるべき者の情報を登録する
- 3. マイナンバーカードの読み取り方法の選択
- 4. 申請に必要なアプリをインストールする
- 5. 出資金を入金する
- 6. 提出書類に電子署名をする
- 7. マイナンバーカードの情報を入力する
- 8.(株式会社のみ)登録免許税の納付者の情報を登録する
- 9. (株式会社のみ)公証役場との面談予約と面談準備をする
- 10. 法務局に会社設立の電子申請をする
- 11. 電子申告・申請アプリから申請する
- 12. 登記が完了したことを確認する
- 13.(株式会社のみ)公証役場と面談をする - 再申請が必要な場合
- 本提出方法を取り止める / 提出方法を変更する
- トラブルシューティング
- その他よくあるご質問
本ページの対象となる方
本ページは、次のすべての要件に該当する方が対象となっております。
- 設立する法人が「合同会社」または「株式会社」である
- freee会社設立の「入力」ステップのすべて
- 「申告書類の提出方法を選ぶ」項目があるため、[オンラインで電子申請]を選択します。
- 設立書類の提出をスマートフォンからオンライン申請で完結したい
本提出方法の概要
本提出方法の概要とメリット
通常、会社設立を行うにあたっては、必要な登記書類を法務局へ持参 または 郵送により提出する必要があります。2022年6月からは、freee会社設立と「 法人設立ワンストップサービス 」が連携し、必要な書類の提出をオンラインで完結できるようになります。
これにより、窓口で手続きを行う場合と比べて、窓口まで赴く手間や、手続きの待ち時間を省くことができます。また、サービスメンテナンス等の時間を除き、24時間申請ができるため、都合の良い時間に設立申請をすることができます。
「法人設立ワンストップサービス」とは
デジタル庁が運営する、法人設立にまつわる各省庁の手続きを一度にまとめてオンライン申請できるサービスです。マイナンバーカードを用いることで、各省庁への手続きを簡潔・スピーディーに進めることができます。
詳細については、「 サービストップ | 法人設立ワンストップサービス 」(外部サイト)をご覧ください。
設立申請の方法
本提出方法では、次のいずれかの選択肢をとることができます。「freee会社設立の操作」および「マイナンバーカードの読み取り」の各操作について、お客様のご状況に合わせて最適なものをご選択ください。
※ 本ページの記載内容は、 「選択肢2」の一部 と 「選択肢3」のすべて に対応しています。
-
【選択肢1】パソコンのみで設立申請を行う:
- freee会社設立の操作:パソコンから行う
- マイナンバーカードの読み取り:パソコンにICカードリーダーを接続してマイナンバーカードを読み取る
-
【選択肢2】パソコンで設立申請の主要操作を行い、電子申請の操作のみをモバイル端末で行う:
- freee会社設立の操作:パソコンから行う
- マイナンバーカードの読み取り:対応したモバイル端末でマイナンバーカードを読み取る
-
【選択肢3】モバイル端末のみで設立申請を行う:
- freee会社設立の操作:モバイル端末から行う
- マイナンバーカードの読み取り:対応したモバイル端末でマイナンバーカードを読み取る
※ 「freee会社設立の操作」で使用するモバイル端末と同一の端末を使用することができます。
※ 【選択肢1】【選択肢2】の操作等は別のページでご説明しております。次のヘルプページをご覧ください。
事前準備:申請に必要なものを揃える
本提出方法で申請手続きを進める上では、下表のものが必要となります。手続き前に必要なものがすべて揃っているかどうか確認しましょう。
※ 表内のチェックボックスは、準備済みの項目をチェックするためにご利用ください。
必要なもの | 詳細 |
---|---|
マイナンバーカードの読み取りに対応したiPhoneを用意します。 アプリに対応しているOSのバージョンは、App Store「 freee電子申告・申請アプリ(iOS) 」の画面からご確認ください。 |
|
通知カード(紙製)ではなく、顔写真付きのマイナンバーカード(プラスチック製)が必要です。お持ちでない場合は 交付申請 をしましょう。 ※ 発行には時間がかかります。 |
申請の流れ
「 事前準備:申請に必要なものを揃える 」セクションに記載の準備が整いましたら、電子申請の手続きを行っていきます。申請の大まかな流れは次のとおりです。
※ 表のチェックボックスは、実施済みの項目をチェックするためにご利用ください。
チェック | 順番 | やること |
---|---|---|
0 | ||
1 | (株式会社のみ)電子申請を行う代表者の選択 | |
2 | (株式会社のみ)実質的支配者となるべき者の情報を登録する | |
3 | マイナンバーカードの読み取り方法の選択 | |
4 | 申請に必要なアプリをインストールする | |
5 | 出資金を入金する | |
6 | 提出書類に電子署名をする | |
7 | マイナンバーカードの情報を入力する | |
8 | ||
9 | (株式会社のみ)公証役場との面談予約と面談準備をする | |
10 | 法務局に会社設立の電子申請をする | |
11 | 電子申告・申請アプリから申請する | |
12 | 登記が完了したことを確認する | |
13 | (株式会社のみ)公証役場と面談をする |
0. 書類提出前までの操作完了の確認
実際の電子申請手続きに入る前に、次の2つの操作が完了していることを確認します。
1.(株式会社のみ)電子申請を行う代表者の選択
電子申請を行う代表者を、入力ステップで入れた人物の中から選択し、[代表者を登録する]をタップします。
2.(株式会社のみ)実質的支配者となるべき者の情報を登録する
実質的支配者に当たる人の項目を選択します。その後、実質的支配者に当たる人の情報を入力します。
3.マイナンバーカードの読み取り方法の選択
「マイナンバーカードの読み取り方法を選びましょう」カードにて、[スマートフォンで読み取る]にチェックを入れます。
4.申請に必要なアプリをインストールする
「オンラインでの申請に必要なアプリをスマートフォンにインストールしましょう」カードにて、お使いのスマートフォンのOSに合わせた必要なアプリをインストールします。iOSの場合、以下のアプリが必要です。
5.出資金を入金する
出資金を発起人1人の個人口座へ入金し、入金を証明するコピーをとります。入金額や書類データの取り方については「出資金を入金しましょう」カード および 「払込みがあったことを証する書面をアップロードしましょう」カードをご確認ください。
※ 詳しくは「 2.法人登記の手続きを行う(設立ステップ) - 出資金を銀行口座に入金する 」のヘルプページも併せてご覧ください。
6.提出書類に電子署名をする
提出する書類データをアップロードし、電子署名を行います。
ここでアップロードする書類データ(いずれもPNG または JPEGファイル)は次のとおりです。
- 払込みがあったことを証する書面(必須)
- 印鑑(改印)届出書(任意:社印がある場合)
それぞれの書類のアップロード方法は次のとおりです。
【6-1. 払込みがあったことを証する書面】
- 「払込みがあったことを証する書面をアップロードしましょう」カードにて、[ファイルを選択]ボタンをタップしアップロードする書類データを選択します。
※ 書類データが複数枚にわたる場合は、書類データの枚数分ファイルの選択操作を繰り返してください。
- アップロードする書類データをすべて選択し終えたら、[ファイルをアップロード]ボタンをタップします。
これにより、選択したすべての書類データが1つのPDFファイルにまとめて変換されます。アップロードし直す場合は、変換されたPDFファイルの[削除]リンクをタップし、手順1から操作し直してください。
【6-2. 印鑑(改印)届書】
法人印を作成した場合は、法務省のサイトから届書のフォーマットをダウンロード・印刷をし、必要事項を記載した上でスキャンしたデータをアップロードします。スキャンしたデータは次の手順でアップロードします。
- 「【任意】社印がある場合は印鑑(改印)届書をアップロードしましょう」カードにて、[ファイルを選択]ボタンをタップしアップロードする書類データを選択します。
- アップロードする書類データを選択し終えたら、[ファイルをアップロード]ボタンをタップします。
【6-3-1. (合同会社の場合)定款以外の提出書類に電子署名する】
定款を除く次の提出書類に電子署名をします。
- 払込みがあったことを証する書面
- 就任承諾書
- 代表社員、本店所在地及び資本金決定書
- 印鑑(改印)届書
- 「定款以外の提出書類の電子署名をしましょう」カードにて、「電子署名の状況」が「未完了」となっていることを確認し、[署名する]ボタンをタップします。
- 画面の案内に沿って、各提出書類の電子署名を完了させます。
【6-3-2.(株式会社の場合) 定款を含む提出書類に電子署名する】
定款を含む次の提出書類に電子署名をします。
- 払込みがあったことを証する書面
- 印鑑(改印)届書
- 定款
- 電子署名付委任状
- 設立時代表取締役の就任承諾書
- 設立時取締役の就任承諾書
- 設立時取締役、設立時監査役選任及び本店所在場所決議書
- 「提出書類に電子署名をしましょう」カードにて、「電子署名の状況」が「未完了」となっていることを確認し、[署名する]ボタンをクリックします。
- 画面の案内に沿って、各提出書類の電子署名を完了させます。
7.マイナンバーカードの情報を入力する
「マイナンバーカードの情報を確認・入力しましょう」カードにて、[編集する]ボタンをタップし、マイナンバーカードの情報を 一言一句間違いのないように 入力します。[代表者情報をコピーする]ボタンをタップすると、「入力」ステップで入力した代表者情報をそのままコピーすることができます。
8.(株式会社のみ)登録免許税の納付者の情報を登録する
発起人から納付者を選択し、[納付者の情報を登録する]をクリックします。
9.(株式会社のみ)公証役場との面談予約と面談準備をする
【公証役場とのオンライン面談の日程を決める】
- メールでオンライン面談の希望日程を連絡します。
- 決定したオンライン面談の日時と担当の公証人を入力し[面談日時と担当の公証人を登録]をクリックします。
【面談の2時間前までに済ませる】
-
(1)公証役場に定款認証費を支払う
公証役場からの折返しメールに記載の振込先に振込みます。
- (2)書類を公証役場に郵送する
「郵送する書類」を公証役場に郵送します。 - (3)法務局に会社設立を申請する
手順詳細は「法務局に会社設立の電子申請をする」をご覧ください。 - (4)更新ステータス・お知らせを確認する
手順詳細「登記が完了したことを確認する」をご覧ください。
10.法務局に会社設立の電子申請をする
「法務局に会社設立を申請しましょう」または「(3)法務局に会社設立を申請しましょう」カードにて、会社設立の電子申請を行います。
[申請する内容を確認する(登記申請書)]ボタンをタップし申請内容を確認後、問題がなければ[電子申請を開始]ボタンをタップします。
※ もし、この時点で電子申請を取り止めたい場合(書類提出方法を変更したい場合)、[電子申請を開始]ボタンをタップ前であればキャンセルすることができます。詳細は「 本提出方法を取り止める / 提出方法を変更する 」をご覧ください。
株式会社を選択している場合の[電子申請を開始]ボタンの挙動は下記のとおりです。
- 面談日時の前日:申請できない案内が表示されます。
- 面談日時の当日00:00~面談の2時間前まで:申請案内が表示されます。
- 面談日時の2時間前を過ぎた場合:法務局に問い合わせの案内が表示されます。
- 面談日時の翌日:再度面談予約を行うことになる案内が表示されます。
11. 電子申告・申請アプリから申請する
freee電子申告・申請アプリが起動しますので、画面の案内に従ってマイナンバーカードを認証し、申請を完了させます。
1. アプリ起動後、読み込みが完了すると「電子申請に必要なデータの取得が完了しました」の画面が表示されます。
「利用者証明用パスワード」(数字4桁)と「署名用パスワード」(英数字6〜16桁)を正しく入力し、画面下部の[電子申請を開始する]ボタンをタップします。
署名用パスワードのご注意
- 署名用パスワードはマイナンバーカード受け取り時に設定した、 半角文字を6文字から16文字まで、かつ、数字とアルファベット(大文字)が混在した文字列 になります。
- 署名用パスワードは 5回連続で間違って入力した場合 、パスワードロックがかかってしまい 発行を受けた市区町村窓口にてパスワードのロック解除および初期化・再設定が必要となります のでご注意ください。
- パスワードロックがかかってしまった場合、またパスワードを失念してしまった場合は、公的個人認証サービス ポータルサイト「 パスワードの失念 」のページをご覧ください。
詳しくは、市区町村窓口にお問い合わせください。
2. マイナンバーカードを用意し、[読み取りを開始する]ボタンをタップします。
3. 「スキャンの準備ができました」メッセージが表示されたら、マイナンバーカードをiPhoneの背面上部に接触させます。
※ スキャン中はマイナンバーカードやiPhoneを動かさないでください。
4. 処理が完了すると「次の書類を電子申請します」画面が表示されますので、マイナンバーカードを外します。
[電子申請を送信する]ボタンをタップしてマイナポータルに書類を送信します。
5. 送信に成功すると、「送信が完了しました」の画面が表示されます。[freee会社設立に戻る]ボタンをタップして、残りの操作を行っていきます。
※「送信が失敗しました」の画面になる場合、本ページの「 トラブルシューティング 」の項目をご確認ください。
12.登記が完了したことを確認する
法務局へ書類の電子申請が完了したら、「申請ステータス・お知らせを確認しましょう」または「(4)更新ステータス・お知らせを確認する」カードにて申請ステータス・お知らせを確認します。[受付結果を更新]ボタンをタップすることで、最新の申請ステータス・お知らせを確認することができます。
【ステータスに関するチェックポイント】
- 受付のステータスは数種類あります。すべてのステータスを把握するには、 設立ワンストップサービス へログインします。
- 電子申請後、ステータスが「終了」になるまでには1週間前後かかります(時期により多少の変動があります)。
- 申請内容に何かしらの不備があった場合、登記時に利用した電話番号宛に法務局から連絡があります。
手続きが正常に行われた場合、申請ステータスが「終了」となります。
13.(株式会社のみ)公証役場と面談をする
- 公証役場とオンラインで面談をします。
- 面談後、認証がされたら登録免許税の納付(paigy/ネットバンキング)を行います。(認証がされないと法人登記ができません。)
- 法務局より補正申請があった場合は、「法人設立ワンストップサービス」へ登録経由で共有されますので「法人設立ワンストップサービス」へログインし、補正申請を行います。詳細は、「再申請が必要な場合」をご覧ください。
おつかれさまでした!
続けて「 始動 」ステップへ進みましょう。
再申請が必要な場合
受付結果を更新した際に「要再申請」と表示された場合は、同列に表示されているお知らせを確認の上、必要な準備を行い再申請を行なう必要があります。
再申請のための準備はお知らせの内容にしたがい、不明な点は管轄法務局にご確認ください。
ここでは再申請の方法をご説明します。
【ご注意】使用できない文字種別の排除について
申請においては、国提供サービスのAPIを利用し送信を行います。APIの利用にあたっては、使用できない文字種が含まれている場合、正しく申請できない場合があります。
そのため、まずは使用している文字列に、 システム上受付不可能な文字が含まれていないか どうかをご確認ください。
システム上受付可能な文字列 については、次の手順で確認することが可能です。
1. 「 ソフトウェア開発民間事業者等の方へ | 登記・供託オンライン申請システム 登記ねっと 供託ねっと 」(外部サイト)にアクセスします。
2. 「 データ仕様編 」項目に表示されている[ダウンロード]ボタンをクリックし、任意の場所にZIPファイルを保存します。
3. ZIPファイルを展開し、「別紙 JIS X 0208-1997の第1水準、第2水準、非漢字の文字一覧.pdf」という名称のPDFファイルを開きます。
※ このPDFファイルに含まれる文字種が 使用できるもの です。当該PDFファイルに記載のない文字種が含まれる場合は、使用できる文字種のいずれかに変更して再申請します。
- 再申請のための準備が完了したら、「申請ステータス・お知らせを確認しましょう」カードにある「法人設立ワンストップサービスの申請状況の確認」リンクをタップします。
- 「法人設立ワンストップサービス」に遷移したのち、[申請状況の確認]ボタンをタップします。
- ログイン時にマイナンバーカードを読み取る必要があるため、マイナンバーカードを手元に用意し、「ログインする」に進みましょう。
ログインの際、利用者証明用電子証明書パスワードが必要になります。
- ログインが完了したら、申請一覧より「要再申請あり」と表示されている申請の受付番号をタップし、詳細画面に進みます。
- 「申請状況詳細」項目の「お知らせ・更新情報」欄に表示されている「不受理のお知らせがあります」に記載されている再申請に必要な準備が完了していることを確認し、画面下部の[再申請する]ボタンをタップして完了です。
その後の申請状況の確認に関しては、freee設立の「受付結果の更新」からご確認いただけます。
本提出方法を取り止める / 提出方法を変更する
- 【合同会社の場合】
「法務局に会社設立を申請しましょう」カードの[電子申請を開始]ボタンをクリック後、申請をキャンセルすることができません。 - 【株式会社の場合】
定款作成の依頼後からは直接提出を選ぶことができません。
法務局へ必要書類を直接持参する場合は、「書類提出方法を選びましょう」カードにて[法務局に直接持っていく]にチェックを入れます。
以降はカードに記載の案内に沿って操作を行います。
トラブルシューティング
マイナンバーカードのパスワードがわからない
登記申請書の電子申請をマイナンバーカードで行う場合は、次の2つのパスワードが必要です。
-
利用者証明用パスワード:
マイナポータルにログインするときに使用する 数字4桁 のパスワード(利用者証明用電子証明書暗証番号とも呼ばれます) -
署名用パスワード:
利用者証明用パスワードとは別に設定されている 英数字6〜16桁 のパスワード(署名用電子証明書暗証番号とも呼ばれます)
これらのパスワードを忘れてしまった場合、 住民票がある市町村の窓口にてパスワードの再設定手続きが必要です。 マイナンバーカードを持って市町村の窓口を訪ねてください。
また、 パスワードの入力を複数回間違えると、パスワードロックがかかってしまい、マイナンバーカードを利用できなくなってしまいます。 その場合、住民票がある市町村の窓口にてパスワードの再設定手続きが必要です。
詳しくは、「 公的個人認証サービス:パスワードの失念 」のページをご覧ください。
マイナンバーカードの読み取りに失敗してしまう
マイナンバーカードの読み取り中にマイナンバーカードを動かすと読み取りに失敗する場合があります。
読み取り中はマイナンバーカードとスマートフォンの位置を動かさないようにしてください。
マイナンバーカードの認証ができない、または送信に失敗しましたと表示される
いくつかの原因が考えられます。
-
freee会社設立で入力している申請者情報と、使っているマイナンバーカードの内容に差異がある:
- ご本人のマイナンバーカードを使っているかどうかご確認ください。
- 引っ越しによる住所変更や氏名の変更などマイナンバーカードに記載されている事柄に変更があった場合、マイナンバーカード側に記録されている内容を更新していないと認証ができない場合があります。マイナンバーカード側の更新ができていることをご確認ください。
- マイナンバーカードの有効期限が切れていないかご確認ください。
-
手続きの有効時間を過ぎてしまった:
マイナポータルの仕様に合わせてセキュリティを確保するため、freee電子申告・申請アプリを起動してから電子申請を完了するまでの 5分間の有効時間 を設定しています。
この時間を過ぎてからマイナンバーの読み取りをしたり、[電子申請を送信する]ボタンを押したりすると、送信に失敗する場合があります。
その場合は、freee会社設立に戻ってから改めて電子申告・申請アプリを起動し直します。
※ freee会社設立をPCで使用している場合は、QRコードを更新してから再度読み取ります。
※ freee会社設立をスマートフォンで使用している場合は、再度[電子申請を開始する]ボタンをタップします。 -
マイナポータルで何かしらの問題が発生した:
マイナポータルで何かしらの問題が発生した場合は、お時間をあけて再度認証操作をお試しください。
マイナポータルから申請が差し戻される
マイナポータルから申請が差し戻された場合、主に2つの原因が考えられます。
原因を対処した後に、マイナンバーポータルサイトへアクセスし、再申請を行ってください。
【原因の対処法について】
-
アップロードした添付画像に問題がある場合:
アップロードした画像が小さすぎたり、ブレているため文字の識別ができなかった場合に差し戻されることがあります。
対応策:次の各カードに戻り、再度適切な画像をアップロードします。
- 「払込みがあったことを証する書面をアップロードしましょう」カード
- 「【任意】社印がある場合は印鑑(改印)届書をアップロードしましょう」カード
-
「入力」ステップでの内容に誤りがあった場合:
「入力」ステップの内容が、マイナンバーカード情報と一致しなかった場合に差し戻されることがあります。
対応策:「入力」ステップで正しい内容を入力しなおし、「設立」ステップの「定款以外の提出書類に電子署名をしましょう」カードで、再度 電子署名を行ってください。
【マイナンバーポータルサイトでの再申請について】
上記の対応を行った後に、次の手続きを行います。
1. 「設立」ステップの「定款以外の提出書類に電子署名をしましょう」カードにて、署名済みの各書類をクリックし、PDFファイルをダウンロードします。
2. マイナンバーポータルサイトへアクセスし、再申請します。
その他よくあるご質問
ここでは、設立申請を行う上でよくあるご質問をまとめております。
Q. 電子申請すると「ワンストップサービス」を差出人とするメールが届きました。なぜですか?
A. ワンストップサービスのAPIを利用して申請を行っているためです。
電子申請状況が更新されるとメール通知されるため、メールが届いた際は freee会社設立 にログインして状況をご確認ください。
Q. 読み取ったマイナンバー情報はfreeeに保持されるのですか?
A. 保持されませんのでご安心ください。
Q. 申請を取り下げたいです。どうすれば良いですか?
A. 申請の取り下げは 法人設立ワンストップサービス にログインの上、お手続きください。
Q.設立日はいつになりますか?
A. 基本的に電子申請した日が設立日です。ただし、申請日が土日・祝日・年末年始の場合や、平日でも申請先のシステムに17時15分以降に申請が送信された場合は、登記所の受付日である翌業務日が設立日になります。(2022年3月15日現在)
Q. 申請がエラーになるため他の方法で提出したいです。
A. 申請が受理されていない または 進行していない場合に限り、登記方法を郵送や持参に変更することができます。
準備物が変更となるため、「 本提出方法を取り止める / 提出方法を変更する 」セクションに記載の手順で提出方法を切り替えてください。