「税抜経理」の設定で取引を入力すると、自動的に「仮受消費税」と「仮払消費税」が計算されて仕訳に追加されます。取引登録で付けられる品目・部門・メモタグなどのタグは、入力した勘定科目に対して付与され、仕訳上の「仮受消費税」と「仮払消費税」には付与されません。
しかし、月次推移、試算表、総勘定元帳、仕訳帳などのレポートで絞り込みを行う際には、取引登録で入力した勘定科目に付与されているタグを参照して対象を抽出・集計する仕様となっており、「仮受消費税」と「仮払消費税」も表示されます。
特定のタグの残高をゼロにしたい場合は、仮受消費税ならば借方、仮払消費税ならば貸方にそのタグを付与して、同じ勘定科目同士の振替伝票を登録します。
【例】仮受消費税の部門Aの残高100円をゼロにしたい場合
借方 | 貸方 | ||||||
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勘定科目 | 税区分 | 金額 | タグ | 勘定科目 | 税区分 | 金額 | タグ |
仮受消費税 | 対象外 | 100 | 部門A | 仮受消費税 | 対象外 | 100 | なし |
※税区分は借方貸方ともに対象外を選択します。