本ページではfreee申告所得税でfreee会計の情報を使用せずに申告書を作成する方法について紹介します。
目次
インポート/手動入力機能について
freee申告所得税では、freee会計で入力された取引の情報をもとに所得税申告書が作成可能ですが、freee会計の情報入力をせずに作成することも可能です。
この機能を「インポート/手動入力」機能と呼びます。
インポート/手動入力は以下のようなケースでの運用を想定しています。
- 他社の会計ソフトを利用している顧問先の申告書作成
- 会計ソフトを利用していない顧問先の申告書作成
インポート/手動入力の利用方法
申告書作成時に表示される画面で「作成方法」を「インポート/手動入力」に設定します。
※freee会計が有料プラン未契約の場合、「インポート/手動入力」のみで作成可能です。
「freee会計連携」を選択すると、従来通りfreee会計から連携して申告書が作成可能です。「インポート/手動入力」を選択した場合には、2020(令和2)年分以降の申告書が作成可能です。固定資産に関してはどちらの作成方法でも連携可能です。
作成方法は一度選択すると後から変更ができません。別の作成方法を選択したい場合は、申告書を作成し直してください。
申告書がどちらの方法で作成されたかは、申告書の一覧画面に表示されます。
インポート/手動入力での申告書作成例
- freee顧問先管理から対象の顧問先の所得税にログインします。
※顧問先がfreee会計の有料プラン未契約の場合、通常のメニューに所得税申告書は表示されません。顧問先管理からログインしてください。 - 確定申告書の作成時に作成方法を「インポート/手動入力」にします。
- 基本情報に必要な情報を入力します。freee顧問先管理の事業所情報・申告情報に事前に入力を済ませている場合、[freee顧問先管理と連携]ボタンをクリックすることでfreee顧問先情報から情報を連動することもできます。詳しくは「顧問先管理に登録した情報をfreee申告へ連携する」のヘルプページを参照ください。
- 青色申告決算書もしくは収支内訳書の入力を行います。帳票に直接入力を行うかインポートを行ってください。
インポートについて
申告書画面の右上にある[インポート]ボタンからインポートしたい内容を選択します。
[インポート]ボタンで表示されるメニューは以下のとおりです。
- 青色申告の場合
- 貸借・損益・製造原価(一般)
- 月別売上及び仕入(一般)
- 貸借・損益(不動産)
- 貸借・損益(農業)
- 白色申告の場合
- 損益計算書(一般)
- 損益計算書(不動産)
- 損益計算書(農業)
1.インポート先の選択
インポート先を選択してください。
貸借対照表、損益清算書、製造原価の計算は同時にインポートすることも、別々にインポートすることも可能です。(別々にインポートする場合、すでにインポートしたデータは残ります。)
月別売上及び仕入(一般)および白色申告の場合はインポート先を選択する必要はありません。
インポート可能な項目は「帳票のインポート箇所を確認」から確認できます。
2.ファイルの準備
CSVファイルをアップロードします。
- 他社ソフトからエクスポートしたCSVファイルを使う場合
- 基本的に加工せずにそのままご利用できます。
- テンプレートCSVファイルを新たに作成する方法
- テンプレートに記載の注意事項を確認しながらインポートファイルを作成してください。
- インポート先が同じ場合、金額は自動で加算されます。差し引きたい金額がある場合は、「-」で設定してください。
- 損益計算書の場合、売上(収入)金額、仕入金額、専従者給与は他の画面から自動計算されるのでインポートされません。
3.対象データ設定
どの列をどの項目としてインポートするかを指定します。(文字列からある程度自動推測されます。)
エラーになった行やインポート対象とならない行は「不要行」にチェックを入れます。(金額のない行は初期値で「不要行」にチェックが入ります。)
設定上部の左側にあるリストから表示内容を絞り込むこともできます。
その横の[エラーデータを不要行にする]ボタンで全てのエラー行を「不要行」とすることもできます。
4.インポート先設定
帳票のどの項目にインポートするかを設定します。(勘定科目名からある程度自動推測されます。)インポート先を空欄にした場合、その勘定科目はスキップされます。
インポート先の帳票において、項目名が空欄の箇所にインポートしたい場合は「任意項目XX」を選択し、その横に表示される入力欄に表示したい項目名を入力してください。(XXは帳票上で上から何番目かを指します。)
任意項目は複数ページにわたって設定することはできません。(1ページ分のみインポートが可能です。)
青色申告決算書(一般用)→損益計算書の例
5.内容の確認
インポート先にどの値でインポートされるかを確認します。
同一インポート先に複数勘定科目がインポートされる場合、それぞれの内訳も確認できます。
6.完了
インポートした結果は「インポート履歴」から確認できます。
ダウンロードボタンをクリックすると、インポート時に使用したCSVファイルをダウンロードすることができます。
インポート履歴を確認するには権限が必要です。
freee申告の権限管理で所得税の「インポート履歴」に「閲覧」の権限があるアカウントでご利用ください。
インポート履歴を削除するには「削除」の権限も必要です。
固定資産連携について
「インポート/手動入力」の場合でも固定資産の連携ができます。
[freee連携]→[会計データ・固定資産]をクリック後に表示される画面の[固定資産を確認]から固定資産台帳に遷移しますので、固定資産台帳に固定資産を登録することで固定資産の連携ができます。