対象プラン |
法人プラン | スタンダード | アドバンス | エンタープライズ |
病院会計準則など医療法人で利用される会計基準に準拠した試算表・月次推移表、決算書の作成をします。1つの法人で病院や介護老人保健施設、訪問看護サービスなど異なる会計基準が存在する場合の会計業務もサポートします。
目次
ご利用にあたって
本ヘルプページの機能のご利用は「freee for 医療」のページからお問い合わせください。
本機能はMicrosoft Office Excelのアドイン機能です。対応バージョンはMicrosoftのサポート期間に準拠します。バージョンおよび期間はMicrosoft社の公開情報をご参照ください。
Web版のExcelはサポートしておりませんのでクライアント版をご利用ください。
メニュー構成・機能の概要
メニューとシート画面の説明
[freee医療会計]を選択するとメニューを表示します。
シートの役割は以下の通りです。
| 分類 | シート | 内容 |
|---|---|---|
| 試算表・月次推移表 | 合計残高試算表_貸借対照表 | 試算表(貸借対照表)を表示します |
| 合計残高試算表_損益計算書 | 試算表(損益計算書)を表示します | |
| 月次推移表_貸借対照表 | 月次推移表(貸借対照表)を表示します | |
| 月次推移表_損益計算書 | 月次推移表(損益計算書)を表示します | |
| 試算表科目設定 | 試算表、月次推移表の科目設定です | |
| 部門間貸借の確認 | 部門間貸借確認表 | 部門間貸借確認表を表示します |
| 部門間貸借確認表設定 | 部門間貸借表に関わる設定です | |
| 決算書の作成 | 決算書法人・部門設定 | 決算書に関わる法人、部門毎の設定です |
| 決算書科目設定 | 決算書の科目の設定です | |
| 決算書書式設定 | 決算書の書式の設定です |
ログインと事業所紐付け設定
- Cookieの使用を許可し、freeeへログインします。
- 連携する内容を確認し、問題がなければ[許可する]を選択します。
- 連携の完了画面が表示されます。
- このファイルで利用する事業所を選択します。
ファイル毎に1つのfreee会計事業所と紐づけて利用します。複数の事業所をご利用になる場合はファイルを事業所毎にコピー・作成します。
freee会計から各種設定・マスターデータを取得する
[マスタデータ取得]をクリックします。
ご利用にあたっての留意点
機能を利用しながらシートのコピーや編集、関数加工等ができます。機能動作のためには以下が留意点となります。
- 初期状態で存在しているシートの名称を変更しない。コピーや新規作成して名称を任意に入力、変更する場合は問題ありません。
- 1つのファイルで1つのfreee会計事業所を取り扱います。複数の事業所を利用する際は事業所毎にExcelファイルを分けます。
- 「freee〜」で始まるシートは機能で利用します。編集、削除やシートの非表示等はおこなわないでください。
試算表、月次推移表を利用する
試算表、月次推移表のための勘定科目設定
freee会計の勘定科目設定を行い、シート「試算表科目設定」で設定します。
詳細は、「勘定科目の設定・追加を行う」のヘルプページをご覧ください。
設定項目と設定は以下のとおりです。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| BS/PL | 貸借対照表、損益計算書かを指定します。 |
| 科目区分 | 収益、費用、資産、負債、純資産かを指定します。 |
| 項目区分 |
項目の区分を設定します。 ・勘定科目: 試算表や月次推移表で勘定科目として表示します。 ・計算 試算表や月次推移表で小計行として表示します。 ・当期純損益 貸借対照表の当期純損益に該当する行を表示します。 |
| 必須項目 | チェックすると試算表の表示条件で「0円を表示しない」とした場合でも表示します。 |
| 小計キー | 計算項目の加算または減算する項目に指定する任意の文字列です。 |
| 決算書表示名 | 勘定科目を指定すると自動で補完表示されます。 |
| ショートカット2 | 勘定科目を指定すると自動で補完表示されます。 |
| 勘定科目名 | 勘定科目を指定します。 |
| 合計項目名 |
項目区分「計算」の場合に指定します。 計算項目の表示名です。 (例)xxxx事業利益 |
| 合計項目名(損失) |
項目区分「計算」の場合に指定します。 計算項目の金額がマイナスの場合の表示名です。 (例)xxxx事業損失 |
| 対象の小計キー |
項目区分「計算」の場合に勘定科目行の小計キーを指定します。 複数設定する場合は小計キーを「,(カンマ)」区切りで入力します。 |
合計残高試算表
画面上部のメニュー[合計残高試算表 貸借対照表]または[合計残高試算表 損益計算書]を選択します。
画面右側で検索条件を指定し表示します。
Excelファイルの上部のメニューでの選択すると検索条件欄が表示されます
直接シート「合計残高試算表_貸借対照表」を選択した場合検索条件欄は表示されません。通常のExcelファイル同様に表示済みの内容の閲覧はできます。
表示項目は以下のとおりです。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 科目 | freee会計の勘定科目設定の勘定科目名称、または決算書表示名称を表示します。 |
| 勘定科目コード | 表示条件で「勘定科目コード表示あり」を選択した場合にfreee会計の勘定科目設定の「ショートカット2」を表示します。 |
| 内訳 |
以下の表示を選択した場合に表示します。 ・表示するタグ「取引先」「品目」「セグメント1~3」「部門」を選択した場合 ・科目の単位を「決算書表示名」、内訳表示を「勘定科目」を選択した場合 |
| 年度または期間-期首 | 表示対象の期間の前月末の残高、金額です |
| 借方金額 | 対象期間の借方金額です |
| 貸方金額 | 対象期間の貸方金額です |
| 年度または期間-期末 | 表示対象の期間の月末の残高、金額です |
表示方法、検索項目は以下のとおりです。
| 項目名 | 説明 |
|---|---|
| 年度・期間 | 対象の会計年度、期間を指定します。 |
| 部門 |
表示対象の部門または法人全体を指定します。 指定しない場合は法人全体の表示になります。 「比較」が「部門」の場合は複数の部門を指定できます。 |
| 科目の単位 | 表示する科目の単位を「勘定科目」か「決算書表示名」から選択します。 |
| 内訳表示 | 科目の単位「決算書表示名」の場合に勘定科目単位の内訳の表示有無を指定します。 |
| 比較 |
比較方法を「なし」「前期比較」「3期比較」「部門」から選択します。 「部門」を選択すると「部門」欄に複数の部門を指定できます。 |
| 表示するタグ | 勘定科目の内訳に表示するタグを「取引先」「品目」「セグメント1~3」「部門」から選択します。 |
| 取引先 | 表示する取引先を指定します。 |
| 品目 | 表示する品目を指定します。 |
| 表示単位 | 金額の表示単位を「円」または「千円」から選択します。 |
| 勘定科目コード表示 | freee会計の勘定科目設定の「ショートカット2」を表示します。 |
| 0円の表示 | 期間、条件内に仕訳が存在しない科目行の表示有無を指定します。 |
| 元帳リンクの表示 | 金額からのfreee会計の総勘定元帳画面へのリンクの有無を指定します。 |
| 仕訳承認 | 表示対象を承認済みの仕訳のみか、未承認も含むかを指定します。 |
検索条件の「比較」で以下の比較表示をします。
| 検索条件の項目 | 説明 |
|---|---|
| なし | 貸借対照表、損益計算書かを指定します。 |
| 前期比較 | 指定した期間を前期との比較で表示します |
| 3期間比較 | 指定した期間を前期、前々期との比較で表示します |
| 部門比較 | 複数の部門を比較します |
検索条件オプションで利用中の条件の保存、および保存した条件を呼び出し利用します。
[表示中の検索条件を保存]を選択し、名称を入力し保存します。
[保存した検索条件の利用]を選択し、保存した検索条件を利用して表示します。
「試算表科目設定」に存在せず対象に該当するfreee会計の仕訳が存在する勘定科目は「未設定科目」として表示します。
この表示メッセージが表示されないように試算表科目設定を行うことで適切な試算表、月次推移を確認できます。
月次推移表
画面上部のメニュー[月次推移表 貸借対照表]または[月次推移表 損益計算書]を選択します。
画面右側で検索条件を指定し表示します。
表示項目、検索項目は試算表と同様です。
「月次推移表 損益計算書」は会計年度を跨いで月期間を指定できます。
部門間貸借確認表を利用する
部門間貸借確認表の対象部門の設定
シート「部門間貸借確認表設定」でfreee会計の部門のうち、部門間貸借を確認する対象の部門を設定します。
親部門を指定すると子部門を合算して確認できます。
部門間貸借確認表の確認
部門毎に貸借ずれの金額および「仕訳から推測される相手先部門別の内訳額」を表示します。
上記は①部門「A1.千代田病院」は、②「部門全体で借方が11,000円少なく」③「A2.品川病院に1,000円」「A3.目黒病院に10,000円」がその内訳と表しています。
「仕訳から推測される相手先部門別の内訳額」について
例1:仕訳明細の貸借で部門が1つずつの場合
| 借方勘定科目名 | 部門 | 金額 | 貸方勘定科目名 | 取引先タグ | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 給料手当 | A部門 | 1,000 | 預金口座 | X部門 | 1,000 |
部門間貸借確認表での見え方
| 相手先の部門 | A部門 | X部門 |
|---|---|---|
| A部門 | - | ▲1,000 |
| X部門 | 1,000 | - |
例2:仕訳明細の貸借で部門が片側に複数ある場合
給料手当[A部門] ¥1,000 / 預金口座[X部門] ¥6,000
給料手当[B部門] ¥2,000
給料手当[C部門] ¥3,000
| 借方勘定科目名 | 部門 | 金額 | 貸方勘定科目名 | 取引先タグ | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 給料手当 | A部門 | 1,000 | 預金口座 | X部門 | 6,000 |
| 給料手当 | B部門 | 2,000 | |||
| 給料手当 | C部門 | 3,000 |
部門間貸借確認表での見え方
| A部門 | B部門 | C部門 | X部門 | |
|---|---|---|---|---|
| A部門 | - | 0 | - | ▲1,000 |
| B部門 | 0 | - | 0 | ▲2,000 |
| C部門 | 0 | 0 | - | ▲3,000 |
| X部門 | 1,000 | 2,000 | 3,000 | - |
例3:仕訳明細の貸借どちらにも部門が複数ある場合
| 借方勘定科目名 | 部門 | 金額 | 貸方勘定科目名 | 取引先タグ | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 給料手当 | A部門 | 1,000 | 預金口座 | X部門 | 5,500 |
| 給料手当 | B部門 | 2,000 | 預り金 | Y部門 | 500 |
| 給料手当 | C部門 | 3,000 |
部門間貸借確認表での見え方
| A部門 | B部門 | C部門 | X部門 | Y部門 | |
|---|---|---|---|---|---|
| A部門 | - | 0 | 0 | ▲1,000 | 0 |
| B部門 | 0 | - | 0 | ▲2,000 | 0 |
| C部門 | 0 | 0 | - | ▲3,000 | 0 |
| X部門 | 1,000 | 2,000 | 3,000 | - | ▲500 |
| Y部門 | 0 | 0 | 0 | 500 | - |
例4:親部門で部門間貸借確認表を表示する場合
親部門「D施設」
└ 子部門「D施設 東棟」
└ 子部門「D施設 西棟」
| 借方勘定科目名 | 部門 | 金額 | 貸方勘定科目名 | 取引先タグ | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 給料手当 | D施設 東棟 | 1,000 | 預金口座 | X部門 | 3,000 |
| 給料手当 | D施設 西棟 | 2,000 |
シート「部門間貸借確認表設定」で親部門「D施設」を設定することで「D施設 東棟」「D施設 西棟」の金額を「D施設」に集計します。
| 相手先の部門 | D施設 | X部門 |
|---|---|---|
| D施設 | - | ▲3,000 |
| X部門 | 3,000 | - |
出力条件の項目は以下のとおりです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 年度・期間 | 対象の会計年度、期間を指定します。 |
| 部門間貸借確認表の対象部門 |
「部門間貸借確認表設定」で設定した部門の中から表示対象の部門を選択します。 空欄の場合は「部門間貸借確認表設定」のすべての部門が対象になります。 freee会計グループ管理で利用が制限されている部門が含まれるとエラーが発生します。制限のないユーザーアカウントで実行するか自身が扱える部門のみを指定して表示します。 |
| 対象の仕訳 |
・貸借複数部門を除外 貸借それぞれに複数の部門がある仕訳を対象から除外します。 ・すべて すべての仕訳を対象にします。 |
| 仕訳承認 | 仕訳の承認ステータスを指定します。 |
| 更新日時(開始) | 対象仕訳の更新日時を指定します。 |
| 更新日時(終了) | 対象仕訳の更新日時を指定します。 |
決算書を作成する
勘定科目の設定
各会計基準毎にfreee会計の勘定科目から決算書に表示する科目への変換設定をします。
- freee会計の勘定科目を設定します。
- 列名に決算書を作成する会計基準を表す任意の名前を入力します。
- ①の勘定科目の②の会計基準における決算書科目名を入力します。
設定項目は以下のとおりです。
決算書書式設定
決算書の書式を設定します。
【サンプル画像】
設定項目は以下のとおりです。
| 書式設定の見出し項目 | 説明 |
|---|---|
| 決算書書式名称 | 決算書の書式名称を入力します。 |
| 形式 | 「損益計算書_報告式」「貸借対照表_報告式」から選択します。 |
| 出力単位 | 「千円」「円」から選択します。 |
| 科目設定 | 「決算書科目設定」に入力した「会計基準名」から入力します。 |
| 出力タイトル | 決算書に記載するタイトルです。 |
| 詳細項目 | 説明 |
|---|---|
| 科目区分 | 資産、負債、純資産、収益、費用から選択します。 |
| 項目区分 |
・見出し 入力したテキストを出力します。 ・科目 「決算書科目設定」に入力した勘定科目名から入力します。 ・計算 項目「小計キー」で集計した金額を出力します。 ・計算2 二重罫線で計算金額を出力します。 ・自動採番 科目に連番を付与します。項目区分「自動採番」の行毎に連番がゼロリセットします。 ・当期純損益 当期純損益金額です。貸借対照表で利用します。 ・帳票タイトル 設定すると帳票タイトルを決算書の内容部に記載します。 |
| 小計キー | 項目区分「計算」の集計対象とする任意の文字列を指定します。この小計キー自体は決算書には記載されません。 |
| 項目・科目名 |
決算書に記載する項目名・科目です。 項目区分に沿って入力します。 表示する位置に合わせて「中央」「インデント1~4」に記載します。 |
| 計算項目名 | 科目区分「計算」の決算書に記載する項目名です。 |
| 計算項目名(損失) | 科目区分「計算」で金額がマイナスの場合に決算書に記載する項目名です。 |
| 対象の小計キー | 項目区分「計算」の場合に勘定科目行の小計キーを指定します。複数設定する場合は小計キーを「,(カンマ)」区切りで入力します。 「計算行の科目区分」と「対象の勘定科目行の科目区分」に沿って加算または減算します。 |
| 減算する小計キー | 科目区分「計算」で減算する小計キーを設定します。 |
決算書の作成
決算書を作成する法人と部門を設定します。
設定項目は以下のとおりです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 対象のfreee会計事業所/部門 | 決算書を作成する法人および部門を選択します。 |
| 決算書に記載する施設・法人名 | 決算書に記載する施設名、法人名を記載します。 |
| 決算書書式BS | 「決算書書式設定」の「決算書書式名称」から入力します。 |
| 決算書書式PL | 「決算書書式設定」の「決算書書式名称」から入力します。 |
作成時の出力条件項目は以下のとおりです。
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| 年度・期間 | 決算書を作成する会計年度と期間を指定します。 |
| 部門 | 決算書を作成する法人・部門を指定します。 |
【決算書のサンプル】
内容の確認をおこない、Excelで改ページ設定等を行い印刷します。
freee会計に仕訳はあるが本機能で設定がされていない勘定科目は注意書きが表示します。この表示メッセージが表示されないよう適切に設定をおこなった上で決算書を作成してください。
他会計貸借勘定など法人決算で施設間・会計区分間の貸借勘定を非表示にする場合は、例えば「他会計短期貸付金」「他会計短期借入金」が貸借同額であることを試算表等で確認のうえ該当科目を表示対象に入れない法人決算用の「決算書書式設定」または「決算書科目設定」を作成し、それを利用して決算書を作成します。このとき決算書の下部には以下のようなメッセージが表示されますが問題ありません。