カスタム科目でキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)を計算する方法をご紹介します。
目次
カスタム科目について
カスタム科目とは
カスタム科目とは、freee会計から同期した試算表の数値(財務情報)同士、又はfreee経営管理内に手入力した数値(非財務情報)を組み合わせて作成した、freee経営管理内の独自の科目です。
監査法人による監査において、分析的手続の一環で比率分析が行われます。
また、事業会社においても各種KPIを財務数値と見比べながら経営分析を行う場合、カスタム科目をご利用いただくことで、都度加工することなく分析を行うことが可能となります。
CCC計算方法の特徴
毎月末時点のCCCが計算されます。
期末月以外は、その月までの売上高及び売上原価をその月までの日数で割って365日をかけて年額ベースに引き直しています。
貸借対照表(期間比較、月次推移)タブに表示させることを想定してします。
カスタムレポートに数値種別「累計」で表示できます。
必要な作業は、サンプルCSVの加工&アップロードと手入力カスタム科目(「日数」と「期首残高」)の入力だけです。個社の状況に応じて、サンプルCSVやカスタム科目を適宜加工してください。
カスタム科目でキャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)を計算する
サンプルCSVをダウンロードする
- サンプルCSVをダウンロードします。サンプルファイルは「サンプルCSV」をご確認ください。
- CSVの内容を確認します。
表示画面は「periodComparisonBs,monthlyTrendsBsr」=期間比較BS、月次推移BS
「expression」にはすでに計算式が入力済みです。「サンプルCSVを加工する」参考に加工ください。
サンプルCSVを加工する
- 「売上債権」「棚卸資産」「仕入債務」の対象となる勘定科目を追記します。
- カスタム科目名「【CCC】売上債権(当期)」「【CCC】棚卸資産(当期)」「【CCC】仕入債務(当期)」の「expression」列を加工します。
サンプルCSVではfreee会計のデフォルトの勘定科目を基に記載しています。それ以外の勘定科目がある場合は追記してください。
例:「stripe」など。freee会計の勘定科目名をそのまま記載してください。
売上債権
棚卸資産
仕入債務
加工後のCSVをインポートする
- カスタム科目画面にてインポートします。[インポート]ボタンをクリックし、加工後のCSVを選択してインポートしてください。
- アップロードした内容を確認します。カスタム科目を利用したカスタム科目もあり、表示される順番がCSVの順番と同じか確認ください。
手入力カスタム科目に数字を入れる
【CCC】日数
- 「ダウンロード」ボタンをクリックしてフォーマットをダウンロードします。
※「編集」から直接入力も可能です。 - フォーマットに数字を記入しインポートします。
【CCC】売上債権(期首)、【CCC】棚卸資産(期首)、【CCC】仕入債務(期首)
- 上記「【CCC】日数」と同じ手順でインポートします。
- 入力する金額は、「手入力のカスタム科目を効率的に入力する方法」を確認いただき、効率的に入力ください。
カンマを付けると正しくインポートができない場合があるので、インポートする数値にはカンマを付けないでください。
カスタムレポートに表示する
以下の内容を入力して、カスタムレポートに表示します。
カスタムレポートの詳細は「カスタムレポートを作成する」をご確認ください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | 「CCC」など適宜入力 |
| 基準月 | 「今月」など適宜選択 |
| 期間 | 「過去1年~3年」で適宜選択 |
| 集計種別 | 「全社集計」を選択 |
| x軸単位 | 「年次~月次」で適宜選択 |
| チャート種別 | 「棒」「折れ線」「混合」で適宜選択 |
| データ | 指標種別:カスタム科目 |
| 指標:「【CCC】売上債権回転日数」「【CCC】棚卸資産回転日数」「【CCC】仕入債務回転日数」「【CCC】CCC」等を適宜選択 | |
| 数値種別:「累計」を選択(「発生」は選択しないでください。意味のない数字になってしまいます) | |
| Y軸:「左」「右」を適宜選択 | |
| 表示形式:「チャート種別」で「混合」を選択した場合は適宜選択 |
例示グラフ
- 「【CCC】CCC」を棒グラフで左
- 「【CCC】売上債権回転日数」「【CCC】棚卸資産回転日数」「【CCC】仕入債務回転日数」を折れ線グラフで左
- 期間は過去1年
※最初に「【CCC】CCC」を設定してください。設定することで棒グラフが背面に、折れ線グラフが前面に表示されます。
手入力のカスタム科目を効率的に入力する方法
期首残高を入力する際には「【CCC】売上債権(当期)」「【CCC】棚卸資産(当期)」「【CCC】仕入債務(当期)」の前期末数字を参照してください。サンプルCSVでは「期間比較 BS」に表示させるようにしています。
「発生値」にして最初の月だけ入力します。手入力数値タイプを「発生値」とすることで、最初の月だけ数値を入力し、以降は「0」を記載します。
留意点
表示画面(期間比較BS)について
「【CCC】売上債権(当期)」「【CCC】棚卸資産(当期)」「【CCC】仕入債務(当期)」に、表示画面を「periodComparisonBs」(期間比較 BS)にしているのは、手入力カスタム科目の入力の際に、期首残高の数字を参照するためです。必要に応じて表示画面を加工してください。
詳細は「手入力のカスタム科目を効率的に入力する方法」をご確認ください。
手入力のカスタム科目について
手入力のカスタム科目は、年度ごとに数字を入力する必要があります。
忘れずに画面右上の年度を切り替えを行うようご注意ください。