本ページでは、リース管理台帳のご利用手順について説明します。
freee固定資産のエンタープライズプランをご利用のユーザーが対象となります。
目次
リース管理台帳を開く
- freee会計の[決算申告]メニュー → [固定資産台帳]をクリックします。
- freee固定資産メニューの[リース管理台帳]をクリックします。
リース契約を登録する
- リース管理台帳画面の[+追加]ボタンをクリックします。
-
以下の各項目の必要事項を入力します。
契約情報
項目 必須/任意 内容 契約名 必須 契約名を入力します。登録後にフィルタで絞り込むことができます。 取引先 任意 リース契約の相手先を選択します。※取引先マスタから選択します。 契約締結日 任意 契約書上の契約締結日を入力します。 リース取引区分 必須 「所有権移転ファイナンス・リース」「所有権移転外ファイナンス・リース」「オペレーティング・リース」の中から選択します。 消費税控除 必須 「一括控除」「分割控除」の中から選択します。 契約管理番号 任意 管理用に、契約番号を入力します。※255文字まで登録可能です。 期間
項目 必須/任意 内容 契約開始日 必須 契約開始日を入力します。※割引計算に影響します。 契約終了日 必須 契約終了日を入力します。※割引計算に影響します。 フリーレント期間 任意 フリーレント期間がある場合に入力します。※割引計算に影響します 支払情報
項目 必須/任意 内容 支払間隔 必須 支払間隔を入力します。 支払タイミング 必須 支払タイミング(先払いか後払いか)を入力します。 支払日 必須 毎月の支払日を選択します。 支払開始日 必須 支払開始日を入力します。 リース物件:基本情報
項目 必須/任意 内容 物件名 必須 物件名を入力します。 設置場所 任意 設置場所を入力します。 使用権資産の勘定科目 必須 仕訳で利用する勘定科目を選択します。 注記に表示する科目 任意 注記で利用する勘定科目を選択します。※例えば本社家賃の場合は「建物」です。 リース料(税抜) 必須 リース料を入力します。
なお、税込経理を採用している場合はこちらに税込金額を入力してください。
消費税 必須 リース料に係る消費税額を入力します。
なお、税込経理を採用している場合はこちらはゼロ円で入力してください。
割引率 必須 割引率を入力します。 残価保証の支払見込額 任意 残価保証がある場合に支払見込額を入力します。 数量:単位 必須 数量およびその単位を入力します。 面積:単位 任意 面積およびその単位を入力します。 利息の計算方法 必須 「利息法」「利子定額法」「利子込み法」の中から利息の計算方法を選択します。 リース物件:詳細情報
項目 必須/任意 内容 リース料詳細 必須 「初回リース料(税抜)」「消費税(初回リース料)」「最終回リース料(税抜)」「消費税(最終回リース料)」を入力します。
※基本情報で入力した「リース料」を引き継いでいるので、必要に応じて修正してください。
使用権資産の取得価額に算入される金額 任意 「前払リース料(税抜)」「消費税(前払リース料)」「付随費用(税抜)」「消費税(付随費用)」「リース・インセンティブ(税抜)」「消費税(リース・インセンティブ)」「借地権の設定に係る権利金等」「資産除去債務相当額」「建設協力金等の差入預託保証金」を入力します。 リース物件:追加
1つのリース契約に複数のリース物件がある場合は、[+物件を追加]から追加します。
非リース要素:追加
メンテナンスサービス等の非リース要素がある場合は[+非リース要素を追加]から追加し、以下の情報を入力します。
項目 必須/任意 内容 名称 必須 名称を入力します。 仕訳計上時の費用勘定科目 必須 仕訳計上時の費用勘定科目を入力します。 金額(税抜) 必須 金額を入力します。 消費税 必須 消費税額を入力します。 メモ 任意 関連するメモを入力します。 金額詳細 任意 「初回金額(税抜)」「消費税(初回金額)」「最終金額(税抜)」「消費税(最終回金額)」を入力します。 契約オプション:中途解約
項目 必須/任意 内容 解約オプションあり 任意 契約に解約オプションがある場合にチェックします。 解約オプションの行使が合理的に確実 任意 解約オプションが合理的に確実な場合にチェックします。 解約の事前通知期限 任意 解約の事前通知期限を入力します。 解約可能日 任意 解約可能日を入力します。 解約予定日 (合理的に確実な場合)必須 解約予定日を入力します。※リース期間に反映されます。 解約違約金 (合理的に確実な場合)必須 解約違約金を入力します。※割引計算に影響します。 契約オプション:契約延長
項目 必須/任意 内容 延長オプションあり 任意 契約に延長オプションがある場合にチェックします。 延長オプションの行使が合理的に確実 任意 延長オプションが合理的に確実な場合にチェックします。 延長の事前通知期限 任意 延長の事前通知期限を入力します。 延長する期間 (合理的に確実な場合)必須 延長する期間を入力します。※リース期間に反映されます。 契約オプション:再リース
項目 必須/任意 内容 再リース条項あり 任意 契約に再リース条項がある場合にチェックします。 再リースすることが合理的に確実 任意 再リースすることが合理的に確実な場合にチェックします 再リースの事前通知期限 任意 再リースの事前通知期限を入力します。 支払間隔 (合理的に確実な場合)必須 「一括払い」「指定」から支払間隔を入力します。 再リースする期間 (合理的に確実な場合)必須 再リースする期間を入力します。※リース期間に反映されます。 再リース料(税抜) (合理的に確実な場合)必須 再リース料を入力します。 消費税 (合理的に確実な場合)必須 消費税を入力します。 契約オプション:購入
項目 必須/任意 内容 購入オプションあり 任意 契約に購入オプションがある場合にチェックします。 購入オプションの行使が合理的に確実 任意 購入オプションを行使することが合理的に確実な場合にチェックします。 購入価額(税抜) (合理的に確実な場合)必須 購入オプション料を入力します。 消費税 (合理的に確実な場合)必須 消費税を入力します。 免除規定
項目 必須/任意 内容 短期リース 任意 リース期間が12ケ月以内の場合にチェックします。 少額リース 任意 リース料総額が300万円以下の場合にチェックします。 管理情報
項目 必須/任意 内容 管理情報 任意 任意の情報を入力します。
入力パターンと利息計算の例
リース契約を登録する際の代表的な4つの入力パターンと、システム内でどのように利息が計算されるかを説明します。
パターン1:月末締め・後払い(月初開始)
使った月の月末に支払うパターンです。
| 入力項目 | 設定値の例 |
|---|---|
| 契約開始日 | 2026年4月1日 |
| 契約終了日 | 2031年3月31日 |
| フリーレント期間 | なし |
| 支払間隔 | 1ヶ月毎 |
| 支払タイミング | 後払 |
| 支払日 | 月末 |
| 支払開始日 | 2026年4月30日 |
計算の解説
- 初回支払い(2026年4月30日):契約開始日(2026年4月1日)は「起点に利息なし」のため、両端入れで計算されます。計算対象期間は2026年4月1日〜4月30日(30日間)です。
- 2回目支払い(2026年5月31日):前回支払い(2026年4月30日)が起点となるため、片端で計算されます。計算対象期間は2026年5月1日〜5月31日(31日間)です。
パターン2:月の中途から契約を開始する場合
月の途中からリース対象資産を使い始めるパターンです。初回は日割り計算となります。
| 入力項目 | 設定値の例 |
|---|---|
| 契約開始日 | 2026年4月15日 |
| 契約終了日 | 2031年4月14日 |
| フリーレント期間 | なし |
| 支払間隔 | 1ヶ月毎 |
| 支払タイミング | 後払 |
| 支払日 | 月末 |
| 支払開始日 | 2026年4月30日 |
計算の解説
- 初回支払い(2026年4月30日):契約開始日(2026年4月15日)からの利用日数で計算されます。計算対象期間は2026年4月15日〜4月30日(16日間)です。
- 2回目支払い(2026年5月31日):前回支払い(2026年4月30日)が起点となり、ここからは通常どおりの日数になります。計算対象期間は2026年5月1日〜5月31日(31日間)です。
5年リースで支払回数が「61回」になる理由
月の途中から契約を開始した場合、初回と最終回がそれぞれ日割り計算となるため、全体の支払回数が契約年数(×12ヶ月)より1回多くなるのが正常な挙動です。
- 1回目:2026年4月15日〜4月30日(日割り)
- 2回目〜60回目:通常支払い(1ヶ月分)
- 61回目:2031年4月1日〜4月14日(日割り)
パターン3:先払い(前払い)の場合
翌月分のリース料を前月末に支払うパターンです。
| 入力項目 | 設定値の例 |
|---|---|
| 契約開始日 | 2026年4月1日 |
| 契約終了日 | 2031年3月31日 |
| フリーレント期間 | なし |
| 支払間隔 | 1ヶ月毎 |
| 支払タイミング | 先払 |
| 支払日 | 月末 |
| 支払開始日 | 2026年3月31日 |
計算の解説
- 初回支払い(2026年3月31日):まだ契約開始日を迎えていないため、利息は0円となります。
- 2回目支払い(2026年4月30日):契約開始日(2026年4月1日)が実質的な利息計算の起点となるため、両端入れで計算されます。計算対象期間は2026年4月1日〜4月30日(30日間)です。
パターン4:フリーレント(支払据置)期間がある場合
最初の数ヶ月はリース料の支払いが免除されるパターンです。
利息の計算を正しく行うため、支払開始日には本来の第1回支払予定日を入力してください。
| 入力項目 | 設定値の例 |
|---|---|
| 契約開始日 | 2026年4月1日 |
| 契約終了日 | 2031年3月31日 |
| フリーレント期間 | 2ヶ月 |
| 支払間隔 | 1ヶ月毎 |
| 支払タイミング | 後払 |
| 支払日 | 月末 |
| 支払開始日 | 2026年4月30日(2026年6月30日としない点に注意) |
計算の解説
支払開始日を基準に「利息計算の区間」が毎月作成されます。
- 初回予定日(2026年4月30日)の内部処理:フリーレント期間中のためリース料の支払いはありませんが、2026年4月1日〜4月30日(30日間)の利息が計算・計上されます。
- 2回目予定日(2026年5月31日)の内部処理:同じく支払いはありませんが、前回(2026年4月30日)を起点として、2026年5月1日〜5月31日(31日間)の利息が計算されます。
- 3回目支払い(2026年6月30日):フリーレントが明け、ここで初めて実際の支払いが発生します。利息は前回(2026年5月31日)を起点として、2026年6月1日〜6月30日(30日間)で通常どおり計算されます。