2026年7月上旬から中旬を目処に、freee販売の「案件」とfreee工数管理の「プロジェクト」を横断的に管理できる「案件マスタ」をリリースします。
本ページでは、案件マスタの概要、お客様の利用状況ごとの変更点、事前に対応いただきたい準備についてご説明します。
目次
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案件マスタについて
- これまでの課題
- 案件マスタで変わること
- 主な特徴 -
利用状況別の変更点
- freee販売のみ利用の場合
- freee工数管理のみ利用の場合
- freee販売とfreee工数管理の両方利用で、案件とプロジェクトを連携していない場合
- freee販売とfreee工数管理の両方利用で、案件とプロジェクトを連携している場合 -
既存データへの影響
- 連携済みの案件とプロジェクト
- 連携していない案件とプロジェクト
- 権限の移行
- 権限の事前設定のお願い(2026年6月3日追記) - スケジュール
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よくある質問
- 全般について
- 操作・機能について
- 既存データについて
- 権限について - お問い合わせ
案件マスタについて
これまでの課題
freee販売の「案件」とfreee工数管理の「プロジェクト」は、これまでそれぞれの画面で個別に作成・管理する必要がありました。連携させたい場合は、それぞれ作成した後に手動で連携設定を行う必要があり、名称やコードの二重入力が発生していました。
案件マスタで変わること
案件マスタを導入すると、一つの画面で案件情報を一元的に管理できるようになります。
主な特徴
- 一元管理:販売案件と工数管理プロジェクトの名称やコードを一箇所で管理でき、二重入力の手間が減る
- 連携の簡素化:案件マスタから販売案件と工数管理プロジェクトをまとめて作成できるようになり、個別の連携設定が不要になる
- 自動採番の拡充:これまで販売案件のみだった自動採番が、工数管理プロジェクトにも対応
- セグメントタグ連携の統合:販売にあったセグメントタグ連携の設定が案件マスタに移行し、工数管理プロジェクトでもセグメントタグ連携が利用可能
- 無料でご利用可能:案件マスタは追加費用なく利用可能
利用状況別の変更点
freee販売のみ利用の場合
影響は比較的小さく、操作の大きな変更はありません。
- セグメントタグ連携や自動採番の設定が、販売の画面から案件マスタの画面に移行
- 販売の自動採番をすでにお使いの場合は設定が引き継がれ、これまでと同じ採番が継続
- セグメントタグ名称として、案件コードだけでなく案件名称も指定可能になる
- すでに1個以上の案件が存在する状態でセグメントタグ連携をOFFからONに切り替えた場合、既存の案件に対応するセグメントタグが自動作成される
- 同名のセグメントタグがすでに存在する場合は、新規作成ではなく既存のものと連携
- 【開発者向け】Public_APIのbusinesses/のrequest bodyやresponse bodyに案件マスタの案件ID(common_business_id)が追加される
- request bodyにおけるこの項目は任意項目
freee工数管理のみ利用の場合
影響は比較的小さく、いくつかの機能が追加されます。
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案件マスタ側の設定で自動採番をONにし、案件コードから工数管理のプロジェクトコードへの自動入力をONにすると、実質的に自動採番が使えるようになる
「プロジェクト名非公開」設定をご利用の場合
リリース後は、案件マスタの閲覧権限を持つメンバーが案件マスタ上でプロジェクト名称を閲覧できるようになります。
非公開を維持したい場合は、案件マスタの権限設定で案件の閲覧権限を剥奪するなどの調整をお願いいたします。権限設定機能は後述の通り、本リリースに先行して公開されます。
- 【開発者向け】Public_APIのprojects/のrequest bodyやresponse bodyに案件マスタの案件ID(common_business_id)が追加される
- request bodyにおけるこの項目は任意項目
freee販売とfreee工数管理の両方利用で、案件とプロジェクトを連携していない場合
販売の案件と工数管理のプロジェクトはそれぞれ案件マスタ上の別の案件として作成されます。
2026年6月3日追記
工数管理の設定から「freee販売との連携」がなくなり、案件マスタ上の同一の案件に紐づく販売の案件と工数管理のプロジェクトは必ず連携するようになります。
freee販売にて人件費の予実閲覧機能を利用可能なプランをご契約の場合は、自動的に案件詳細画面等に人件費が表示されますので、これを望まない場合は以下の対応をお願いします。
- 案件マスタ上の同一案件に紐づける形で販売の案件と工数管理のプロジェクトを作成せず、別の案件に紐づける形で作成する
- 連携はしたいが、工数管理を利用する一部の従業員にプロジェクト名称を見せたくない場合は、対象の従業員に販売と案件マスタの閲覧権限を付与しない(後述の「権限の事前設定のお願い(2026年6月3日追記)」をご参照ください)
freee販売とfreee工数管理の両方利用で、案件とプロジェクトを連携している場合
もっとも変更が大きいパターンです。
freee販売のみ、またはfreee工数管理のみご利用の場合の変更点に加えて以下の変更があります。
- 連携済みの販売案件と工数管理プロジェクトは、1つの案件マスタ上の案件にまとめられる
- 今後は、案件マスタから販売案件と工数管理プロジェクトをまとめて作成できるようになる
- 個別に作成してから連携する操作は不要(かつ原則不可)
- 名称やコードを案件マスタ・販売・工数管理間で連携でき、二重入力が削減される
- 連携の紐づけを変更したい場合は、販売案件の編集ではなく、案件マスタの紐づけ変更機能から可能
既存データへの影響
リリース時に、既存のデータを新しい形式に移行するためのバッチ処理をfreee側にて実施します。
連携済みの案件とプロジェクト
販売案件と工数管理プロジェクトが連携している場合は、1つの案件マスタ上の案件が作成され両方がその案件に紐づきます。
名称が異なる場合は、販売案件の名称が案件マスタの案件名として採用されます。工数管理プロジェクトの名称は変わりません。
連携していない案件とプロジェクト
それぞれ個別の案件マスタ上の案件が作成されます。
その際、同一名称や同一コードの案件が案件マスタ上に作られてしまう場合は、末尾に識別用の文字列(サフィックス)が自動的に付与され、一意な状態に調整されます。
サフィックスが付与される可能性があるケース:
- 販売案件と工数管理プロジェクトで同名・同コードのものがある場合
- 工数管理プロジェクトで同名のものが複数存在する場合
同じ案件を意図せず別々に作成してしまった場合は、後からマージ(統合)できる機能も提供予定です。
権限の移行
現在の販売・工数管理の権限やロール設定をもとに、案件マスタへのメンバー招待と権限の仮割り当てをfreee側にて自動的に実施します。
ただし、カスタム権限を利用の場合など、自動割り当てだけでは意図通りの権限にならない可能性があります。
必要に応じて、後述の「権限の事前設定のお願い(2026年6月3日追記)」をご参照いただき、 権限設定機能で調整してください。
権限の事前設定のお願い(2026年6月3日追記)
すでにfreee販売やfreee工数管理をご利用いただいている場合、以下の点をご確認いただき、必要に応じて権限の事前設定をお願いいたします。
- 割り当てした案件マスタの権限をご確認いただき、適切な権限に変更する
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推奨する付与権限
- freee販売の案件やfreee工数管理のプロジェクトを作成するユーザー:メンバー権限以上
- 案件マスタの設定(自動採番、セグメントタグ連携等)を参照したり変更したりするユーザー:管理者権限
- freee販売の閲覧のみを行うユーザーやfreee工数管理のメンバー権限で工数入力のみを行うユーザーなど、案件やプロジェクトの操作を行わないユーザー:案件マスタの権限付与は不要
- 上記いづれにも当てはまらない:カスタム権限
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推奨する付与権限
- freee工数管理で従業員へのプロジェクト公開設定を非公開にしている場合や、設定では公開にしているが従業員へ非公開にしているプロジェクトが存在する場合でも、案件マスタ上は間接的にプロジェクト名称が見えてしまうため、見せたくないユーザーのfreee販売や案件マスタの権限を剥奪する
詳細は、「案件マスタの権限を設定する」をご確認ください。
スケジュール
| 時期 | 内容 |
|---|---|
| 2026年4月末 | 本お知らせの公開(概要のご案内) |
| 2026年5月末〜6月頭(予定) | 権限設定機能の先行リリース/詳細仕様のご案内 |
| 2026年7月頭〜7月中旬(予定) | 案件マスタ 本リリース |
※ スケジュールは開発状況により前後する可能性があります。
よくある質問
全般について
Q. 案件マスタは有料ですか?
A. いいえ。追加費用なくご利用いただけます。
Q. 案件マスタを使うために何か申し込みは必要ですか?
A. 申し込みは不要です。ただし、案件マスタを利用するメンバーを管理者が招待する必要があります。
Q. 業務委託管理はどうなりますか?
A. 業務委託管理はこれまでと変わりません。将来の対応を予定しています。
操作・機能について
Q. 販売で案件を作ると案件マスタにも自動的に案件が作成されますか?
A. はい。販売で案件を作成すると、必ず案件マスタにも対応する案件が作成されます。工数管理でプロジェクトを作成した場合も同様です。
Q. 自動採番はこれまで通り使えますか?
A. はい。販売で自動採番をお使いの場合は設定が引き継がれ、継続した採番が行われます。さらに、工数管理プロジェクトにも採番されたコードを連携できるようになります。
Q. セグメントタグ連携はどう変わりますか?
A. セグメントタグ連携の設定が販売から案件マスタに移行します。案件マスタで設定をONにすると、工数管理プロジェクトでもセグメントタグが発行されるようになります。また、セグメントタグ名称として案件名称も指定できるようになります。
Q. 既存のセグメントタグと同名の案件を登録した場合はどうなりますか?
A. 既存のセグメントタグと同名の案件が登録された場合は、新しいセグメントタグを作成するのではなく、既存のセグメントタグと案件が連携されます。その際、ユーザーに確認ダイアログが表示されます。
既存データについて
Q. 連携済みの販売案件と工数管理プロジェクトで名称が異なる場合はどうなりますか?
A. 案件マスタ上の案件名称としては販売案件の名称が採用されます。工数管理プロジェクトの名称はそのまま変わりません。
Q. 同じ案件に紐づけるつもりの販売案件と工数管理プロジェクトを別々に作成してしまった場合はどうすればよいですか?
A. マージ(統合)機能を提供予定です。誤って重複して作成してしまった案件を後から統合できます。
Q. 案件名にサフィックスが付くのを避けたい場合はどうすればよいですか?
A. リリース前に、工数管理プロジェクト同士または販売案件と工数管理プロジェクトで同名・同コードのものがある場合は、あらかじめ異なる名称に変更しておいてください。
権限について
Q. 案件マスタの権限は自動的に設定されますか?
A. はい。現在の販売・工数管理の権限設定をもとに、弊社で自動的に仮割り当てを行います。ただし、カスタム権限をご利用の場合は自動割り当てだけでは適切な権限にならない可能性がありますので、手動調整をお願いいたします。
Q. 権限はいつから設定できますか?
A. 2026年5月末〜6月頭を予定している権限設定機能の先行リリース後から設定可能です。本リリースまでの約1ヶ月間で調整をお願いいたします。
Q. 工数管理の「プロジェクト名非公開」設定を使っていますが、どうなりますか?
A. リリース後は、案件マスタの閲覧権限を持つメンバーがプロジェクト名称を確認できるようになります。非公開を維持したい場合は、権限設定機能のリリース後に案件マスタの権限を調整してください。
お問い合わせ
ご不明な点がございましたら、サポート窓口までお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ方法の詳細は、以下のヘルプページをご確認ください。