本ページでは、freee工数管理において人件費を算出する際に基礎となる「従業員単価」の概要や算出方法、および設定の手順について説明します。
従業員単価の概要を確認する
freee工数管理では、以下の計算式を用いて人件費を算出します。
- 人件費 = 工数 × 従業員単価
従業員単価には以下の特徴があります。
- 複数の標準単価設定: 従業員のグレードや職種に応じ、複数の標準単価を設定可能です。
- 適用期間の予約設定: 単価の適用期間や、将来の単価変更をあらかじめ設定しておくことができます。
freee工数管理は、標準単価による人件費計算にのみ対応しています。月次の給与、法定福利費、地代家賃などの詳細な配賦計算を行いたい場合は、本サービスで工数集計のみを行い、計算自体は外部ツール等で実施してください。
外部で計算を行う場合でも、freee工数管理のサービス内で概算の人件費を可視化できるよう、従業員単価を設定しておくことを推奨します。
従業員単価を算出する
各従業員に設定する単価の算出モデルは以下の通りです。
例:従業員単価の算出フロー
| ステップ | 内容 |
|---|---|
① |
メンバーを「非役職者」「役職者」などのグループに分ける。 |
② |
グループごとに、給与、法定福利費、賞与、賞与引当金、SaaS利用料、PCリース費用などを合算し、平均額を算出する。 |
③ |
上記の合計額を、平均的な月間工数(時間)で割る。 |
④ |
全社共通費用(福利厚生費、消耗品費、光熱費、減価償却費、家賃、通信費等)を全社員数で割った一人あたりの額を、手順③の単価に加算する。 |
⑤ |
最終的な数値を、キリの良い数字に丸める。 |
従業員の単価を設定・適用する
作成した単価モデルを元に、各従業員の基本単価を設定します。
- [設定]メニューをクリックします。
- [従業員単価]をクリックします。
- ホーム画面に戻り[従業員]をクリックします。
- 対象の従業員を選択し、画面右の[編集]をクリックします。
- 保存した従業員単価を選択し、[保存する]をクリックします。
プロジェクトごとに予算計算用の単価を設定する
特定のプロジェクトにおいてのみ予算となる単価を適用したい場合は、プロジェクトの編集で行います。
- [プロジェクト]メニューをクリックします。
- 対象のプロジェクト名をクリックします。
- [メンバー編集]→「プロジェクトメンバーの編集」画面にて行います。
- [完了]をクリックすることで、保存されます。
単価を変更すると、過去の工数実績に基づいた人件費の集計値に影響が出る場合があります。適用開始日の設定には十分注意してください。