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社会福祉法人会計オプション |
社会福祉法人会計における予算の新規作成や編集方法について説明します。
目次
区分(拠点区分・サービス区分)や勘定科目の初期設定が完了していない場合、予算を作成することができません。必ず事前に設定を完了させてください。
予算を新規作成する
- [予算]メニュー → [予算一覧]の順にクリックします。
- [予算を作成]をクリックします。
- 作成方法で[新規作成]を選択します。
- [予算種別]([当初予算][翌年度当初予算]など)を選択します。
- [予算の名称]を入力します。
- 入力方法で[年次]または[月次]を選択します。
- [予算執行日]を選択します。
- 必要に応じて[メモ]を入力し、[作成する]をクリックします。
作成できる予算種別について
- 当初予算: 年度開始前に作成する年間の予算です。
- 流用: 同一サービス区分内の中区分科目間で支出を振替・調整する予算です。
- 予備費の充当: 予備費科目から不測の支出科目へ予算を充当する予算です。
- 補正予算: 期中に予算総額の変更や大幅な組み替えを行う場合に編成する予算です。
- 翌年度当初予算: 次の事業年度のために当事業年度中に作成する予算です。
予算種別において「翌年度当初予算」を選択した場合は、予算執行日が自動的に「翌年度の4月1日」で固定され、任意の変更や編集を行うことはできません。
- 「予算の流用」および「予備費の充当」は、[新規作成]から作成することはできません。過去に作成した予算をコピーして作成してください。
- 予算の入力方法 (月次または年次)は、予算の作成時にのみ選択ができます。一度予算を作成して編集を始めると、途中で切り替えができません。
途中で入力方法を切り替えたい場合、該当の予算をコピーして作成してください。その際に入力方法を月次または年次から選ぶことで、入力方法を切り替えて予算入力ができます。
過去の予算をコピーして作成する
当初予算や補正予算、流用、予備費充当を作成する際、過去の予算をコピーして作成することができます。
0ベースで数値を入力し直す必要がなくなり、変更点や差分のみを効率的に入力できます。
- [予算一覧]画面で[予算を作成]をクリックします。
- 作成方法で[コピーして作成]を選択します。
- [コピー元の予算]プルダウンから、基にする過去の予算(当初予算、補正予算、予備費の充当、予算の流用など)を選択します。
- [予算種別][予算の名称][予算執行日]などを設定します。
- [作成する]をクリックします。
- 過去の予算をコピーして作成する場合、コピー元の予算執行日より前の日付を新たな執行日として設定することはできません。
- 翌年度当初予算としてコピー作成する場合は、予算執行日は4月1日に固定され変更できません。
- 年次で作成されたコピー元予算から月次予算としてコピー作成する場合、コピー元の年間合計額が12ヶ月に均等割り振りされます(端数は3月に加算されます)。
月次または年次で予算を入力・編集する
予算は、サービス区分単位で入力ができます。
- [予算一覧]画面から、編集したい予算の行をクリックします。
- [拠点]および[サービス区分]を選択します。
- 勘定科目(小区分)の入力欄に予算額を入力します。
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年次の場合: 年間合計額の入力欄に金額を入力します。
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月次の場合: 4月〜3月の各月入力欄に金額を入力します(合計金額が自動計算されます)。
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年次の場合: 年間合計額の入力欄に金額を入力します。
- 他のセルをクリックするか、Enterキーを押して入力値を反映させます。
入力中、画面右上には入力内容に応じた資金収入計・資金支出計・当期資金収支差額が自動計算され、常に集計金額を確認できます。
月次で入力する場合、設定された予算執行日以前の過去の月は金額を入力・編集することができません。また、確定済みの予算も金額の編集はできません。
予算執行日を設定する
予算執行日とは、予算が適用開始される日付(理事会の決議日など)のことです。
作成された予算のうち、予算執行日が最新の日付の予算データが決算書や試算表の予算額として表示されます。
- [予算一覧]画面で変更したい予算の行をクリックします。
- [基本情報の編集]をクリックします。
- [予算執行日]のカレンダーから日付を選択します。
- [保存する]ボタンをクリックします。
- コピーして作成された予算の場合、コピー元の予算執行日より前の日付を選択することはできません。
- 翌年度の予算の場合、予算執行日は4月1日に固定され編集できません。
- すでに確定済みに設定されている予算は、予算執行日を変更できません。予算執行日を変更したい場合、確定済みを解除して保存してから、もう一度[基本情報の編集]を開き予算執行日を変更してください。
予算を確定する
予算を確定予算として設定することで、該当する予算の金額入力や基本情報の変更・編集を不可にすることができます。
- [予算一覧]画面で対象の予算の行をクリックします。
- [基本情報の編集]をクリックします。
- [確定予算(編集不可)にする]のチェックボックスをオンにします。
- [保存]をクリックします。
予算の編集を再開したい場合は、再度基本情報の編集画面を開き、チェックボックスをオフにして保存することで、再度編集が可能になります。
確定予算にした場合でも、各勘定科目の備考情報は編集が可能です。
内部取引予算を設定する
予算入力では、科目ごとに「事業区分間」「拠点区分間」「サービス区分間」の内部取引額を設定することができます。予算で各科目に内部取引額を設定することで、予算書や決算書を出力する際に、自動的に内部取引分を消去して集計されます。
- 予算編集画面で、内部取引を設定したい勘定科目(小区分)の行のメニュー(三点リーダー)をクリックします。
- [内部取引を設定]をクリックします。
- 該当する内部取引の区分([事業区分間][拠点区分間][サービス区分間])のチェックボックスをオンにします。
- 表示された入力欄に内部取引の金額を入力します。
- [保存]をクリックします。
- 削除したい場合は、内部取引入力用の画面からチェックボックスを外します。
- 内部取引の年間合計額が、該当する科目の年間合計額を超えている場合はエラーとなります。科目の年間合計額以下になるよう数値を設定してください。
- 事業区分間、拠点区分間、あるいはサービス区分間における内部取引額は、原則として収入科目と支出科目の各合計値が合致している必要があります。もし金額が一致していない場合は出力画面にエラーが表示されますが、そのまま出力を行うことは可能です。整合性が取れるよう、正しい数値を入力してください。
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正しい設定例:
拠点区分Aから拠点区分Bへの資金貸付が発生した場合:それぞれの拠点区分間長期貸付金支出および拠点区分間長期借入金収入に、内部取引額として同一の金額(例:50,000円)を設定します。
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正しい設定例:
予算に備考を設定する
予算書で勘定科目ごとにメモや注意書きなどを残したい場合、備考を記載することができます。
- 予算編集画面で、備考を追加したい勘定科目(小区分)の行のメニュー(三点リーダー)をクリックします。
- [備考の入力]をクリックします。
- 備考入力用の画面でテキストを入力します。
- [保存]をクリックします。
- 備考を削除する場合、備考入力用の画面で[削除]をクリックします。
登録した備考は予算編集画面上でアイコン表示され、内容を確認できます。また、予算書を出力・印刷する際、小科目まで表示される書類の備考列で印字されます。
拠点で配賦する
freee社会福祉法人の予算管理では、サービス区分単位で予算を入力するのが基本ですが、「拠点で配賦」機能を使うことで、拠点単位で大まかに予算額を設定し各サービス区分へ一括で割り振ることができます。
- [予算]メニュー → [予算一覧]の順にクリックします。
- 編集したい予算の行をクリックし、予算編集画面を開きます。
- 配賦を行いたい[拠点]を選択します。
- 画面上の[拠点で配賦]をクリックします。
- 配賦先のサービス区分ごとに、配賦割合(%)を入力します。
- 勘定科目ごとに、拠点全体の予算額(年額または月額)を入力します。
- [サービス区分の予算に反映]をクリックします。
- 配賦を実行すると、対象の拠点に属するサービス区分に入力されていた既存の予算内容は破棄され、配賦後の金額で上書きされます。
- 配賦割合の合計が100%にならない場合は、サービス区分の予算に反映できません。必ず合計が100%になるように入力してください。
配賦計算の際、端数処理によって生じた差額は、最も配賦割合が高いサービス区分(同率の場合は並び順が上のサービス区分)に自動で加算・調整されます。
予算をクリアする
予算をクリアすることで、サービス区分単位で入力した予算額を削除して初期化できます。
備考など数値以外の情報は初期化されません。
- [予算一覧]画面で対象の予算の行をクリックし、予算編集画面を開きます。
- 画面右上の[その他]→[数値をクリア]の順にクリックします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[クリアする]をクリックします。
数値をクリアすると、現在開いているサービス区分に入力されている予算数値がすべて削除されます。確定済みの予算に対しては数値をクリアすることはできません。
予算を削除する
誤って作成した場合など、不要になった予算は削除することができます。
コピー機能を利用して作成した予算を削除しても、その元となったコピー元の予算データに影響はありません。
- [予算一覧]画面で対象の予算の行をクリックし、予算編集画面を開きます。
- 画面右上の[その他]→[予算を削除]の順にクリックします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[削除する]をクリックします。
予算を削除すると、その予算バージョンおよび紐づく全サービス区分の予算データがすべて削除されます。元に戻すことはできませんのでご注意ください。なお、確定済みの予算は削除できません。削除する場合は、あらかじめ基本情報編集から確定状態を解除してください。
翌年度当初予算を翌年度に繰り越す
翌年度当初予算は、年度締めをすると自動的に翌年度の当初予算となるため、追加の操作は不要です。詳しくはヘルプ「【決算】年度締め・年度巻き戻しを行う」を参照してください。