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社会福祉法人会計オプション |
社会福祉法人における予算管理の基本概念や必要性、作成する予算の種類、およびfreee社会福祉法人で対応できる予算業務について説明します。
予算管理とは
社会福祉法人は経理規程により、資金収支予算書の作成が義務付けられています。毎事業年度の事業計画に基づき、拠点区分や資金収支計算書(CF)に掲載される科目ごとに予算を設定・管理する必要があります。
予算管理を行う主な目的は以下の通りです。
- 法的要件の遵守: 事業計画に基づき毎事業年度開始前に理事長が編成し、理事会などの承認を得て確定させる必要があります。
- 予実管理による経営への活用: 単に予算を作成・提出するだけでなく、月次や年次で実績値と対比して進捗や達成状況を把握し、経営判断に活かします。
作成する予算の種類と使い分け
予算管理では、時期や目的に応じて主に5つの予算(予算バージョン)を作成・管理します。
| 予算種別 | 概要・目的 |
|---|---|
| 当初予算 | 毎年3月末の年度開始前に作成する年間の予算です。 |
| 流用 | 同一サービス区分内の中区分科目間で支出を振替・調整します。予算総額は変更できません。 |
| 予備費充当 | 不測の事態による費用不足時、「予備費」科目から支出科目(費用のみ)へ予算を充当します。予算総額は変更できません。 |
| 補正予算 | 期中に国庫補助金の変更や大規模修繕などで予算総額の増減や大幅な組み替えが生じた場合に編成します。 |
| 翌年度予算 | 次の事業年度のために、当事業年度の1月~3月頃に作成する予算です。 |
freee社会福祉法人でできること
freee社会福祉法人の予算管理機能では、社会福祉法人特有の要件に対応した以下の操作や管理が可能です。
- 予算のバージョン(履歴)管理: 当初予算、流用、予備費充当、補正予算、翌年度予算といった過去の予算データを履歴として保存し、いつでも確認や出力、コピーして別の予算の作成ができます。
- 年次・月次での入力: 年間単位での予算設定に加え、より細かい予実管理を行いたい場合は月次単位での予算入力が可能です。
- 拠点での配賦: 拠点区分全体の予算額と配賦率を設定し、属するサービス区分へ予算額を配賦することができます。
- 内部取引の設定: 同一法人内の事業区分間、拠点区分間、サービス区分間の内部取引予算を、科目別に設定できます。
- Excelによる出力:作成した予算をExcel形式で出力・印刷できます。
本機能は社会福祉法人会計専用の予算管理機能です。freee会計のアドバンス、エンタープライズプランで利用できる予算管理プランニング等の予算機能とは異なり、データの連動や互換性はありません。 社会福祉法人会計基準に則った予算書を作成するには、freee社会福祉法人の予算管理機能で入力してください。