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債権管理 |
自動消込の判断基準となる消込ルールの仕組みと、消込ルールの確認・編集の方法、消込ルール作成対象の勘定科目の設定について説明します。
消込ルールとは
消込ルールとは、入金と請求を自動で突合するための条件をまとめたデータです。消込ルールは取引先ごとに1件作成され、以下の条件を持ちます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 入金摘要 | 入金摘要の文字列と一致条件(完全一致・前方一致・後方一致)の組み合わせ。1つの消込ルールに最大5件まで設定できます |
| 差額 | 許容する差額の金額と、差額の振替先勘定科目の組み合わせ。1つの消込ルールに最大3件まで設定できます |
消込ルールは、手動で消込を行うたびに自動で作成・更新されます。
- 入金摘要の条件は、入金の摘要を元に一致条件(完全一致)として作成されます。
- 差額の条件は、「消込ルール作成対象の勘定科目」に設定されている勘定科目で差額調整した場合にのみ作成されます。編集する場合は、設定にかかわらず任意の勘定科目を選択できます。
各消込ルールには優先度があります。入金が複数の取引先の消込ルールの条件に合致した場合は、優先度に基づいて消込候補が作成されます。
例:
取引先Aの消込ルールに「カ)サンプル」の前方一致、取引先Bの消込ルールに「カ)サンプルシヨウジ」の前方一致が設定されている場合、入金摘要が「カ)サンプルシヨウジ」の入金は両方の条件に合致します。このようなときに、どちらの取引先の請求を候補にするかを優先度で決めます。
ある取引先の入金を、同じ金額の差額を別の勘定科目で調整して消し込んだ場合、既存の消込ルールの差額の条件は上書きされません。
消込ルール作成の対象外となる条件
事前に設定で勘定科目を登録していても、以下の条件に該当する場合は、消込ルールとして登録れません。
- 入金摘要が空の場合
- 過入金の差額の場合
- 消込ルールに同一金額の差額条件がすでに存在する場合
- 1件の入金に対して複数の差額が紐づく紐づく場合
- 複数の取引先の請求を選択している場合
- 消込ルールの差額条件がすでに登録数の上限に達している場合
消込ルールを確認する
- 「自動消込」画面から、消込ルールの一覧を開きます。
- 消込ルールの一覧が表示されます。
- 確認したい消込ルールを選択すると、消込ルールの詳細が表示されます。
取引先マスタで取引先が「アーカイブ」されている場合、その取引先の消込ルールは自動消込の候補作成には利用されません。取引先が「使用停止」になっている場合、消込ルールは引き続き自動消込の候補作成に利用されます。
消込ルールを編集する
消込ルールが実際の業務に合わない場合や、取引先の情報が変わった場合は、条件を手動で修正できます。
- 消込ルールの詳細を開きます。
- 詳細の右上にある[編集]をクリックします。
- 入金摘要の条件、差額の条件を追加・変更し、[保存]をクリックします。
消込ルールの差額の条件に設定していた勘定科目が、freee会計上で「使用停止」もしくは削除された場合、その差額の条件は消込に使用されなくなります。
例:
入金摘要に「カ)サンプル2025」のような年ごとに変わる文字列が含まれる場合、一致条件を「前方一致」にして「カ)サンプル」の条件を追加すると、翌年以降の入金も同じ取引先の候補として扱われます。
消込ルール作成対象の勘定科目を設定する
差額は、あらかじめ登録した勘定科目で調整した場合にのみ消込ルールとして作成されます。差額の振替先として日常的に使う勘定科目を登録しておいてください。初期状態では「支払手数料」のみが登録されています。
- 「入金」画面を開き、画面上部にある[債権管理設定]をクリックします。
- 「消込ルール作成対象の勘定科目」の[編集]ボタンをクリックします。
- 差額の振替先として常用する勘定科目を選び、保存します。
登録を変更できるのは、債権管理の更新権限を持つユーザーのみです。