freeeアカウント管理では、CSVファイルを使って複数のメンバーの情報と複数のプロダクトの利用権限をまとめて登録・変更できます。プロダクトごとの管理画面を行き来する必要がなくなり、メンバー管理にかかる手間を削減できます。
本ページでは、新規メンバーの一括登録、既存メンバーの権限の一括更新、および取り込み履歴の確認方法について説明します。
目次
一括操作の概要
一括登録と一括更新の使い分け
目的に応じて、次の2つの機能を使い分けます。
| やりたいこと | 使う機能 | 操作の対象 |
|---|---|---|
| まだ事業所に登録されていない方をまとめて追加し、プロダクトの利用権限を付与する | 一括登録 | 新規のメンバー |
| すでに事業所に登録されているメンバーの利用権限をまとめて変更・解除する | 一括更新 | 既存のメンバー |
それぞれ操作を開始する画面が分かれており、取り込み履歴も別々に記録されます。
一度に処理できるのは500件までです。501件以上の場合は、CSVファイルを分割してください。
対象となるプロダクト
一括操作でメンバーの利用権限を設定できるプロダクトは次のとおりです。CSVファイルには、これらのプロダクト名が列として並びます。
- 事業所管理
- freee会計(あわせて「会計グループ」を指定します)
- freee請求書
- 取引先マスタ
- freee申告
- freee固定資産
事業所で契約していないプロダクトの列では、利用権限を設定できません。
本機能を利用できる方
本機能のご利用には、事業所管理の権限のうちメンバーを編集できる権限が必要です。具体的には、次のいずれかのロールが付与されているメンバーが利用できます。
- 事業所管理者ロール
- メンバー管理者ロール
- メンバー・セキュリティ管理者ロール
- メンバー・組織設定管理者ロール
上記の権限をお持ちでない場合、一括操作のメニューは表示されません。権限をお持ちの管理者に操作を依頼してください。
操作の流れ
必要な操作は次のとおりです。
| 手順 | 操作内容 | 詳細 |
|---|---|---|
① |
CSVファイルを作成する | テンプレート または 現在のメンバー情報をもとに、登録・変更したい内容を記入します。 |
② |
CSVファイルをアップロードする |
画面上で内容とエラーを確認します。必要に応じて、画面上でエラー箇所を直接修正したり、操作不要なデータを除外します。 問題がなければ一括操作を実行します。 |
③ |
取り込み履歴で結果を確認する | 処理が完了したか、失敗したかを確認します。 |
取り込みはバックグラウンドで処理されます。処理の完了時にメールや画面の通知は届きませんので、結果は取り込み履歴画面でご確認ください。
複数の新規メンバーを一括で招待する
1. CSVファイルを作成する
テンプレートとなるファイルをダウンロードする
- freeeアカウント管理の[事業所管理]メニュー →[メンバー]をクリックします。
- [操作]→[メンバーの一括登録]をクリックします。
- [登録フォーマットのダウンロード]をクリックし、CSVファイルを任意の場所に保存します。
CSVファイルの要件
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ファイル形式 | CSVファイル(.csv) |
| 文字コード | UTF-8 |
| ファイルサイズ | 5MB以下 |
| データ行数 | 500件以下 |
| 列の順序 | 任意(列の名称で判定されます) |
Excel形式のファイルは対応しておりません。CSVファイルに変換してアップロードしてください。
インポート用CSVファイルを作成する
ダウンロードしたテンプレートに、招待するメンバーごとの情報を入力します。
| 項目名 | 必須 | 入力内容・注意点 |
|---|---|---|
| メールアドレス | 必須 |
招待するメンバーのメールアドレスを入力します。すべて半角で入力します。 |
| 表示名 | 必須 |
freeeプロダクト上に表示される名称を入力します。 |
| 従業員番号 | 任意 |
事業所で独自に管理している番号を入力します。 |
| 各プロダクトの列 | 任意 |
付与する権限名を入力します。空欄の場合は、そのプロダクトの利用権限を付与しません。 |
| 会計グループ | 任意 |
freee会計の利用権限を付与する場合に指定します。空欄の場合は「全社(デフォルト)」が設定されます。 |
いずれか1つ以上のプロダクトの利用権限を指定する必要があります。すべてのプロダクトの列が空欄の場合はエラーとなります。
例:3名のメンバーを一括登録するためのCSVファイル
【表計算ソフト等で見たCSVファイル】
| メールアドレス | 表示名 | 従業員番号 | 事業所管理 | freee会計 | 会計グループ |
|---|---|---|---|---|---|
| ex.1@example.com | 山田 太郎 | EMP001 | 事業所管理者 | 管理者 | 全社(デフォルト) |
| ex.2@example.com | 鈴木 花子 | EMP002 | 一般(経理) | 全社(デフォルト) | |
| ex.3@example.com | 佐藤 次郎 | EMP003 | 閲覧のみ |
【テキストエディタ等で見たCSVファイル】
| メールアドレス,表示名,従業員番号,事業所管理,freee会計,会計グループ ex.1@example.com,山田 太郎,EMP001,事業所管理者,管理者,全社(デフォルト) ex.2@example.com,鈴木 花子,EMP002,,一般(経理),全社(デフォルト) ex.3@example.com,佐藤 次郎,EMP003,,閲覧のみ, |
2. CSVファイルをアップロードする
- freeeアカウント管理の[事業所管理]メニュー →[メンバー]をクリックします。
- [操作]→[メンバーの一括登録]をクリックします。
- [ファイルを選択]をクリックして、作成したCSVファイルをアップロードします。
※グレーのアップロードエリアに直接ファイルをドラッグ&ドロップすることもできます。 -
確認画面に、招待対象のメンバーの一覧と件数が表示されます。内容が正しいことを確認します。
招待しないメンバーの行は、チェックボックスのチェックを外して対象から除外します。
- チェックを外した行は対象から除外され、以降の画面には表示されません。再度対象に含める場合は、CSVファイルをアップロードし直してください。
- 確認画面で修正した内容は、ほかの画面へ移動すると保存されません。修正の途中で画面を離れないようご注意ください。
エラーが表示されている場合は、該当のセルを修正して再度確認します。
- 確認画面で[招待]をクリックします。
-
取り込みが開始され、取り込み履歴画面へ移動します。
取り込みが完了すると、対象のメールアドレスに招待メールが送信されます。同じ事業所では、一括登録と一括更新を同時に実行することはできません。ほかの取り込みが実行中の場合は、完了してから実行してください。
既存メンバーの権限を一括で変更する
1. メンバー情報をCSVファイルでダウンロードする
- freeeアカウント管理の[事業所管理]メニュー →[メンバー]をクリックします。
- [操作]→[メンバーの一括更新]をクリックします。
- [メンバー情報のダウンロード]をクリックし、CSVファイルを任意の場所に保存します。
ダウンロードしたCSVファイルには、現在のメンバーの情報と、一括操作の対象となるプロダクトの現在の利用権限が出力されます。
2. CSVファイルを編集する
ダウンロードしたCSVファイルの各プロダクトの列を、次のルールにしたがって編集します。
| 入力内容 | 意味 |
|---|---|
| 権限名を入力する | その権限に変更します。 |
| 空欄のままにする | 利用権限を変更しません。 |
| ハイフン(-)を入力する | そのプロダクトの利用権限を解除します。 |
ダウンロードしたCSVファイルでは、利用権限を持っていないプロダクトの列は空欄で出力されます。空欄は「変更しない」を意味するため、そのままアップロードしても利用権限は付与されません。
利用権限を付与する場合は、権限名を入力してください。
3. CSVファイルをアップロードする
- freeeアカウント管理の[事業所管理]メニュー →[メンバー]をクリックします。
- [操作]→[メンバーの一括更新]をクリックします。
- [ファイルを選択]をクリックして、編集したCSVファイルをアップロードします。
※グレーのアップロードエリアに直接ファイルをドラッグ&ドロップすることもできます。 -
確認画面に、変更前と変更後の内容が「変更前 → 変更後」の形式で表示されます。変更される箇所は強調して表示されます。
更新される件数を確認します。
エラーが表示されている場合は、該当のセルを修正するか、対象から除外します。確認画面では、[エラーあり][更新あり]のフィルタで、それぞれエラーのある行のみを表示する、更新のある行のみを絞り込む、といった確認ができます。
- 確認画面で[更新]をクリックします。
-
取り込みが開始され、取り込み履歴画面へ移動します。
利用権限の解除は取り消すことができません。実行前に、確認画面で変更内容を必ずご確認ください。
管理者の権限については次の制約があります。
- 招待が完了していないメンバーには、管理者の権限を付与することはできません。
- 事業所における各プロダクトの管理者が0人になる変更はできません。
取り込み履歴を確認する
履歴一覧で確認できること
取り込み履歴は、「一括登録」と「一括更新」のそれぞれの履歴画面から確認できます。一覧では次の項目を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実行日時 | 取り込みを開始した日時 |
| 実行者 | 取り込みを実行したメンバー |
| 更新内容 | 取り込んだCSVのダウンロード |
| 操作 | 取り込み履歴の削除 |
| ステータス | 処理待ち中・処理中・完了・失敗 |
処理が失敗した場合の確認方法
ステータスが「失敗」の場合、何行目でどのエラーが発生して処理が停止したかを確認できます。
エラーが発生した行で処理が停止するため、それより前の行のメンバーは登録 または 更新が完了しています。CSVファイルを修正して再度実行する際は、処理が完了した行を除いてからアップロードしてください。
取り込んだCSVファイルをダウンロードする
履歴の一覧から、取り込んだCSVファイルをダウンロードできます。修正して再度アップロードする際にご利用ください。
ダウンロードできるCSVの内容は、アップロードしたCSVそのものではなく内容確認時に修正して取り込み指示を出した対象になります。
参考:よくある質問
Q. [メンバーの一括登録][メンバーの一括更新]のメニューが表示されません。
A. 本機能のご利用には、事業所管理の権限のうちメンバーを編集できる権限が必要です。詳しくは本ページ「本機能を利用できる方」をご覧ください。
Q. 取り込みが完了したら通知は届きますか?
A. メールや画面の通知は届きません。結果は取り込み履歴画面でご確認ください。
Q. 処理が途中で失敗した場合、どこまで登録されていますか?
A. エラーが発生した行で処理が停止するため、それより前の行のメンバーは登録、または更新が完了しています。
Q. 一度に何件まで処理できますか?
A. 500件までです。501件以上の場合は、CSVファイルを分割してください。
Q. Excel形式のファイルは使えますか?
A. CSVファイルのみ対応しています。CSVファイルに変換してアップロードしてください。
Q. CSVファイルに入力する権限名がわかりません。
A. 指定できる権限名は事業所の設定によって異なる場合があります。各プロダクトのメンバー招待・権限に関するヘルプページをご覧ください。