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社会福祉法人会計freeeにおいて、CSV形式のファイルを用いて仕訳データを一括で取り込む手順や、取り込む仕訳データのファイル形式について説明します。
目次
仕訳データのインポート
インポートを利用するケースと注意点
社会福祉法人会計freeeでは通常、freee会計に仕訳を入力したあとに仕訳連携を行う運用が推奨されています。
社会福祉法人会計freeeにおける仕訳取り込み機能は、本体のfreee会計で確定処理を完了させた後に社会福祉法人側へ特殊な修正・追加分を反映させる等、イレギュラーな状況での利用を前提としています。
インポートした仕訳は、社会福祉法人会計freee上で個別に編集・修正することができません。誤った内容で取り込んだ場合は、インポート履歴からファイル単位で一括削除したうえで、再取り込みを行う必要があります。
インポート時の自動仕訳展開
CSVファイルをインポートすると、取り込み時に資金収支の仕訳展開処理が自動的に実行されます。 そのため、インポートする仕訳データを作成する際は、一般科目(貸借対照表、事業活動計算書)の仕訳のみで作成してください。
登録された仕訳は、仕訳帳上で登録方法が「インポート」として識別されます。
仕訳データインポート前の準備をする
ファイルの形式と制限事項
インポートに使用するファイルは、以下の条件を満たしている必要があります。
- ファイル形式:CSV形式(文字コードはUTF-8)
- ファイルサイズ:20MB以内
- 行数制限:20,000行以内
- 登録処理:新規登録のみ(既存仕訳の更新・上書きは行われません)
- 伝票番号や仕訳番号をインポートすることはできません。
ファイル内に1行でもエラーが含まれている場合は、インポート全体が失敗し、すべての仕訳が取り込まれません。 - インポートできるCSVファイルの文字コードはUTF-8です。WindowsのExcelでCSVデータを作成した場合、出力時の文字コードにUTF-8を選択して、出力してください。
金額が0円の行はエラーにならず、自動的にスキップされます。
ファイル内容に必要な項目
インポートするCSVファイルには、以下の項目を設定します。
勘定科目や区分、取引先・品目・セグメント(作業区分)などのタグは、事前にfreee会計またはfreee社会福祉法人で登録をしてから仕訳インポートを行ってください。
| 項目名 | 桁数 | 必須 | 入力内容 | 留意点 |
|---|---|---|---|---|
| 日付 | 10文字以内 | ⚪︎ | 取引の発生日を日付形式(YYYY-MM-DD)で入力します。 |
当会計年度内の日付を指定します。 当年度以外の範囲外の日付を指定した場合はエラーとなります。 |
| 管理番号 | 20文字以内 | 管理用の番号を入力します。 | データ列として保存されるため、既存仕訳と重複していても登録がされます。 | |
| 借方勘定科目 | 30文字以内 | ⚪︎ | 登録されている貸借対照表、損益計算書科目の名称を入力します。 |
科目マスタに登録されている名称と完全一致させる必要があります。 資金収支科目は使えません。 |
| 借方部門 | 30文字以内 | ⚪︎ | 登録されている部門(サービス区分等)の名称を入力します。 | 区分マスタに登録されている名称と完全一致させる必要があります。 |
| 借方セグメント1 | セグメント1または作業区分の名称を入力します。 | マスタに未登録の場合は、空白としてセットされずに保持されます。 | ||
| 借方セグメント2 | セグメント2の名称を入力します。 | |||
| 借方セグメント3 | セグメント3の名称を入力します。 | |||
| 借方取引先 | freee会計に登録されている取引先名を入力します。 | freee会計のマスタに登録されている名称と完全一致させる必要があります。 | ||
| 借方品目 | freee会計に登録されている品目名を入力します。 | freee会計のマスタに登録されている名称と完全一致させる必要があります。 | ||
| 借方メモタグ | freee会計に登録されているメモタグ名を入力します。 | freee会計のマスタに登録されている名称と完全一致させる必要があります。 | ||
| 借方税区分 | ⚪︎ | freee会計に登録されている税区分名称を入力します。 | 例: 「対象外」「課税売上10%」など。 |
|
| 借方税抜経理区分 | 「内税」または「外税」を入力します。 | 空欄の場合は「内税」として扱われます。 | ||
| 借方金額 | 18桁以内 | ⚪︎ | 借方と同様です。 | |
| 貸方税区分 | ⚪︎ | freee会計に登録されている税区分名称を入力します。 | 借方と同様です。 | |
| 貸方税抜経理区分 | 「内税」または「外税」を入力します。 | 空欄の場合は「内税」として扱われます。 | ||
| 貸方金額 | 18桁以内 | ⚪︎ | 貸方の金額を半角数字で入力します。 | 借方金額と一致させる必要があります。 |
| 貸方税額 | 18桁以内 | 貸方の税額を入力します。 | 空欄の場合は税区分と金額から自動計算されます。 | |
| 貸方摘要 | 4,096文字以内 | 貸方の摘要を入力します。 | ||
| 決算整理仕訳フラグ | 「TRUE」または「FALSE」を入力します。 決算整理仕訳の場合は「TRUE」を入力してください。 |
空欄の場合は「FALSE」として扱われます。 |
仕訳データをインポートする
- [仕訳帳]メニューを開きます。
- 画面右上の[・・・]→[仕訳をインポート]の順にクリックします。
- [ファイルを選択]をクリックし、用意したCSVファイルをアップロードします。
- プレビュー画面で、先頭100行のデータおよびエラーの有無を確認します。
- エラーの内容と対応方法は「仕訳インポートのトラブルシューティング」を参照してください。
- エラーがないことを確認し、[インポートする]をクリックします。
- インポート処理が開始され、インポート履歴画面に自動的に移動した後、完了メッセージが表示されます。
データインポート、仕訳連携、年度締めなどの別処理が実行中の場合は、インポートを開始できません。
仕訳インポートのトラブルシューティング
仕訳インポートでエラーがある場合は、プレビュー画面でエラー内容と該当行が先頭100行のみ表示されます。
メッセージ内容に応じて以下の対処を行います。
| エラーメッセージ・症状 | 主な原因 | 対処方法 |
|---|---|---|
| ファイルの形式が間違っています。CSVファイル(UTF-8形式)をアップロードしてください。 | ファイルの拡張子が「.csv」以外であるか、文字コードがUTF-8ではありません。 | ファイル形式をCSV(文字コード:UTF-8)に変換してアップロードしてください。 |
| ファイルのデータ上限を超えています。20000行以内かつ20MB以下のファイルをアップロードしてください。 | ファイルサイズが20MBを超えているか、データ行数が20,000行を超えています。 | ファイルを20MB以内かつ20,000行以内に分割してアップロードしてください。 |
| CSVファイルのヘッダー行が正しくありません。正しい項目名や列数になっているか確認してください。 | ヘッダー行が存在しないか、項目名や列数が規定のフォーマットと一致していません。 | 規定のフォーマット(29列)に沿ってヘッダー行および項目名を修正してください。 |
| 日付「〇〇」はYYYY-MM-DD形式で入力してください。 | 日付の形式が正しくありません。 | 「2026-04-01」のように「YYYY-MM-DD」形式で入力してください。 |
| 日付「〇〇」が当会計年度の範囲外です。年度内の日付を指定してください。 | 入力された日付が当会計年度の範囲外です。 | 当会計年度内の日付を入力するか、必要に応じて会計年度を切り替えてから実行してください。 |
| 借方金額(貸方金額)「〇〇」は整数で指定してください。 | 金額欄に数値以外の文字、全角数字、マイナス記号、小数点、通貨記号などが含まれています。 | 金額欄には半角数字の整数(0以上の値)を入力してください。 |
| 「〇〇」が見つかりません。科目マスタに先に登録してください。 | 指定された勘定科目名が、社会福祉法人会計freeeのマスタに登録されていません。 | 社会福祉法人会計freeeの科目マスタに登録されている名称と完全一致するように修正するか、あらかじめ科目を登録してください。 |
| 「〇〇」が見つかりません。先にfreee社会福祉法人でサービス区分を連携してください。 | 指定された部門名(サービス区分等)がマスタに存在しません。 | マスタに登録されている名称と完全一致するように修正するか、あらかじめサービス区分の設定を行ってください。 |
| 「〇〇」が見つかりません。先にfreee会計で取引先(品目タグ/メモタグ)を登録してください。 | 指定された取引先・品目・メモタグがfreee会計上に登録されていません。 | あらかじめfreee会計側で該当のタグを登録するか、登録済みの名称に修正してください。 |
インポート結果の確認と履歴削除を行う
「仕訳インポート履歴」では、過去にインポートした仕訳データの確認や、インポートで追加した仕訳の削除をすることができます。
インポートした仕訳を確認する
- [仕訳帳]メニューを開きます。
- 画面右上の[・・・]→[インポート履歴]の順にクリックします。
- 該当する履歴の[登録した仕訳]をクリックします。
- 仕訳帳画面に遷移し、今回インポートされた仕訳のみが絞り込まれて表示されます。
アップロードしたCSVファイルは、インポート履歴から1年間ダウンロードできます。
インポートした仕訳を一括削除する
- [仕訳帳]メニューを開きます。
- 画面右上の[・・・]→[インポート履歴]の順にクリックします。
- 当年度の履歴のうち、削除したい履歴の右側にある[削除]をクリックします。
- 確認ダイアログが表示されたら内容を確認し、[削除]をクリックします。
- 該当のインポートで登録された仕訳が削除されます。
年度締めが完了している年度のインポート履歴は削除できません。削除する場合は、削除したい履歴の年度に会計年度を巻き戻してください。
仕訳データのテンプレート
以下のファイルを加工することでfreee社会福祉法人に取り込める仕訳データを作成できます。
ご利用の環境に合わせてダウンロードするCSVファイルをご選択ください。
テンプレートの列は削除せずにお使いください。入力が不要な列は空欄のままインポートしてください。
- 主にWindows環境をお使いの方
- 「仕訳インポート(Shift-JIS)」をご利用ください。
- CSVの保存時に、UTF-8を選択してください。
- 主にmac環境/Googleスプレッドシート等をお使いの方
- 「仕訳インポート(UTF-8)」をご利用ください。