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社会福祉法人会計における予備費充当および予算流用の概要や、作成・設定手順について説明します。
予備費充当・予算流用の概要
期中に予算の過不足が発生した場合、目的に応じて「予備費の充当」または「予算の流用」を行います。
- 予備費の充当: 予期せぬ費用の発生・不足に対し、あらかじめ設定した「予備費」から費用科目へ予算を充当します。
- 予算の流用: 同一サービス区分内において、余剰のある科目から不足している科目へ予算を振替・調整します。
予備費の充当および予算の流用では、いずれも予算の総額を変更することはできません。
予備費充当・予算流用を作成する
予備費充当または予算流用の作成は、過去に作成した予算(当初予算や補正予算など)をコピーして行います。新規作成から直接作成することはできません。
- [予算を作成]をクリックします。
- [予算種別]で[予備費の充当]または[予算の流用]を選択します。
- [コピー元の予算]プルダウンから、基にする過去の予算を選択します。
- [予算の名称]および[予算執行日]を設定します。
- 必要に応じて[メモ]を入力し、[作成する]をクリックします。
- 予備費の充当および予算の流用は、[新規作成]から作成することはできません。必ず過去の予算を[コピーして作成]してください。
- コピー元の予算として来年度予算を選択することはできません。
予備費の充当額を設定する
予備費の充当画面では、費用科目に対して充当する金額を設定します。
充当額を設定すると、予備費の「うち充当額」行に、充当した合計金額が表示されます。
- [予算一覧]画面から、作成した予備費充当の予算の行をクリックします。
- [拠点]および[サービス区分]を選択します。
- 充当を行いたい費用科目の[予備費充当額]欄に金額を入力します。
- 他のセルをクリックするか、Enterキーを押して入力値を反映させます。
過去に充当した科目で不要となった場合は、マイナス金額を入力して予備費へ金額を戻すことができます。
- 充当額は、合計が予備費として設定した額を上回らないようにしてください。上回った場合、一覧上で警告として表示されますが、出力することは可能です。
- 予備費の充当を行えるのは費用科目のみです。収入科目や内部取引行に対して金額を入力することはできません。
- 過去に作成した予備費充当の情報は、コピー元の予算に含まれていない場合引き継がれません。予備費の充当履歴を継続して保持したい場合は、直前に作成した予備費充当の予算をコピー元として指定し、予算を分岐させないように作成してください。
予算の流用額を設定する
予算の流用画面では、同一サービス区分内で科目間で調整する金額(流用額)を設定します。
- [予算一覧]画面から、作成した予算流用の予算の行をクリックします。
- [拠点]および[サービス区分]を選択します。
- 流用元の科目の[予算流用額]欄に、流用額をマイナス金額で入力します。
- 流用先の科目の[予算流用額]欄に、流用額を金額で入力します。
- 他のセルをクリックするか、Enterキーを押して入力値を反映させます。
流用額の予算総額が差し引き0円になるように入力してください。科目流用により全体の予算総額が変化している場合、予算一覧でエラーが表示されますが、出力は可能です。
予備費の補正を行う
予備費の設定額そのものを増減(補正)させたい場合は、補正予算、または当初予算・来年度予算の編集画面から行います。
- 補正予算の予算編集画面を開きます。
- 予備費行の[予備費の編集]をクリックします。
- [補正額]欄に変更後の予備費の金額を入力します。
- [保存]をクリックします。