AIアプリコネクターは、freee IT管理上での自動連携に対応していないアプリのアカウント情報をブラウザ拡張機能を利用して読み取り、一元管理を可能にする機能です。
本ページでは、AIアプリコネクターでアカウントを同期する方法や事前準備について説明します。
目次
- 概要
-
事前準備
- ブラウザ拡張機能をインストールする
- カスタムアプリの作成・初期設定を行う
- 連携設定をする - アカウントを同期する
- アカウントを再同期する
-
よくある質問
- Q. アカウント情報が正しく取得できない場合はどうすればいいですか?
- Q. パスワードなどの情報はfreeeに保存されますか?
- Q. 「AI解析の回数が上限に達しました。しばらく時間をおいてからやり直してください。」というエラーが出る場合はどうすればいいですか?
- Q. freeeの利用規約やプライバシーポリシーはどのように適用されますか?
- Q. 画面上のデータや個人情報がAIの学習に使われることはありますか?
- Q. どんなアプリでも連携して問題ありませんか?
- Q. 1回の同期で何件まで取得できますか?
- Q. どんなタイミングで再同期すればいいですか?
- Q. 拡張機能で「このアプリの連携を操作する権限がありません」と表示される場合はどうすればいいですか?
- Q. ページの読み取り中にブラウザを操作してもいいですか?
概要
AIアプリコネクターは、freee IT管理上での自動連携に対応していないアプリのアカウント情報をブラウザ拡張機能を利用して読み取り、一元管理を可能にする機能です。
これまで手作業やCSVファイルで行っていたアカウント管理の負担を大幅に削減可能な上、パスワードなどの認証情報をfreeeのサーバーに保存しないため、安全にご利用できます。
バックグラウンドでの自動同期は行いません。
最新のアカウント情報を同期するには必ずユーザーによる対象アプリへのログインおよび手動での同期操作が必要です。
事前準備
ブラウザ拡張機能をインストールする
- 「Chromeウェブストアページ」から拡張機能をインストールします。
※Google Chrome(バージョン 116 以降)にて利用可能です。 - ブラウザ内右上の拡張機能管理アイコン内に「freee IT管理 AIアプリコネクター」が追加されていたらインストールは完了です。
カスタムアプリの作成・初期設定を行う
※AIアプリコネクターの利用(初期設定・連携設定・アカウントの同期)には、freee IT管理における「システム管理者」権限、または対象カスタムアプリの「オーナー」または「編集者」権限が必要です(閲覧者権限のユーザーでは操作できません)。
- AIアプリコネクターでアカウントを同期・管理するためのカスタムアプリを作成し、[設定]→[アカウント同期設定]→「ブラウザ自動操作連携」の[有効にする]をクリックします。
※同一アプリ内でSCIM連携と同時に有効にすることはできません。SCIM連携が有効な場合、先にSCIM連携を無効にする必要があります。 - 「ブラウザ自動操作連携のご利用上の注意」をよく読み、「上記の注意事項に同意します」にチェックを入れ[利用を開始する]をクリックします。
- 「拡張機能をインストール済みです。」が表示されていれば、カスタムアプリ側の設定は完了です。
連携設定をする
-
事前にfreee IT管理にログインしておきます。
未ログインでブラウザ拡張機能を開いた場合、ログインを促すメッセージが表示されます。
- アカウントを同期したいアプリにログインし、アカウント一覧を確認できるページを開きます。
※本ヘルプページでは、デモ用に当社で作成したデモサイトを利用します。 - AIアプリコネクターの拡張機能を開き、[連携設定をする]をクリックします。
- 対象ページへのアクセス許可を求めるダイアログが開くので[許可する]をクリックします。
- 「保存するアカウント一覧画面の1ページ目のURL」に正しくURLが設定されていることを確認し、[次へ]をクリックします。
- 「連携先カスタムアプリ」として事前に作成したカスタムアプリを指定し、[次へ]をクリックします。
- 「アカウントを識別できる項目」を指定し、[次へ]をクリックします。
項目は対象カスタムアプリの[項目設定]に存在する[種別]が[通常項目]の項目が選択肢として表示されます。
※「入力形式」が「真偽値」の項目は通常項目であっても対象外です。
対象アプリのアカウント一覧画面において「アカウントID」「メールアドレス」「社員番号」などの「アカウント毎に一意」かつ「全アカウントが必ずなんらかの値を持っている」項目を指定します。
ここで選択した項目の値が、freee IT管理のアカウント一覧における「アカウントID」として登録・突合されます。
※本ヘルプページにおいては「メールアドレス」を指定します。 - 「AIが画面を解析しています」と表示されるので、完了まで待ちます。
- 解析が完了し、ページ内の情報が色の枠で囲われます。
対象の項目と例示されている値をそれぞれ確認し、対応付けが正しいことを確認したら[次へ]をクリックします。
対応付けが誤っている場合は[修正]をクリックすることで任意の項目を対象に変更することが可能です。
「操作中...ページ上で取り込む列のセルをクリックしてください」という表記がでている間に変更先の項目をページ上でクリックすることで、色の枠が付け変わります。 - 現在のページにおいて「アカウント一覧が1ページに収まっているかどうか」を基準に[ページの表示設定]を選択し、[次へ]をクリックします。
ページ上に[次へ]や[>]などのページ送りのためのボタンが存在しているかどうかが1つの指標となります。
※画面の下部へスクロールすることで追加読み込みされる形式(無限スクロール)や、ページ番号(1, 2, 3…)のみで[次へ][>]などのボタンが存在しない画面の自動ページ送りには現時点では対応していません。 - (ページ切り替えで表示される場合)[ページ送りボタンを登録]をクリックし、ページ上のページ送りボタンをクリックします。
- 「登録したボタン」の内容を確認し、[次へ]をクリックします。
- [設定を保存して続ける]をクリックします。
アカウントを同期する
- 連携設定済みのアプリのアカウント一覧ページを開き、ブラウザ拡張機能の[取得を開始]をクリックします。
- 取得された値およびアカウント件数を確認します。
正しく取得されていない場合、[もう一度取得する]での再実行、または[連携設定をする]から連携設定を見直します。 - 内容に問題なければ画面下部の[freee IT管理に連携]をクリックします。
- 「連携が完了しました。」の表示を確認後、freee IT管理側で対象カスタムアプリを確認し、アカウントが取得されていれば完了です。
アカウントを再同期する
AIアプリコネクターによる同期は自動同期ではなく手動同期です。
最新のアカウント情報を取得する場合、カスタムアプリの[アカウントを同期]からの手動同期が必要です。
- 対象カスタムアプリの[アカウントを同期]をクリックします。
- 対象アプリのアカウント一覧ページに遷移するので、ブラウザ拡張機能を開き、[取得を開始]をクリックします。
- 取得された情報を確認し、[freee IT管理に連携]をクリックすると、最新のアカウント情報がカスタムアプリに同期されます。
※再同期時に対象アプリから取得できなかったアカウントはカスタムアプリ上からアカウントが削除されます。対象のアカウントが全て取得一覧に含まれていることを確認した上で、[freee IT管理に連携]を行ってください。
よくある質問
Q. アカウント情報が正しく取得できない場合はどうすればいいですか?
A. 対象アプリの画面デザインが変更された場合、設定が画面に合わなくなることがあります。
その場合は、拡張機能から連携設定のやり直しを行ってください。
Q. パスワードなどの情報はfreeeに保存されますか?
A. いいえ、保存されません。
AIアプリコネクターは、ユーザーがブラウザ上でログインしている状態のセッションをそのまま利用して画面を読み取ります。
そのため、IDやパスワードなどの認証情報をfreeeのサーバーにお預かりすることはありません。
Q. 「AI解析の回数が上限に達しました。しばらく時間をおいてからやり直してください。」というエラーが出る場合はどうすればいいですか?
A. AIによる解析の回数には内部的に上限を設定しています。
表示された場合は、しばらく時間をおいてから再度お試しください。
Q. freeeの利用規約やプライバシーポリシーはどのように適用されますか?
A. 本機能のご利用には「freee利用規約」および「プライバシーポリシー」が適用されます。
Q. 画面上のデータや個人情報がAIの学習に使われることはありますか?
A. いいえ、使われません。
初回の連携設定時の画面解析においては、メールアドレスや氏名などの具体的な個人情報・アカウント情報はAIに送信される前にマスキング処理が行われます。
AIには画面の構造や項目名(ヘッダー情報など)のみが送信されるため、個人情報や業務データそのものがAIへ送信されることはありません。
また、AIが使用されるのは「初回の連携設定時」のみであり、日常のアカウント同期時にはAIへのデータ送信自体行われません。
Q. どんなアプリでも連携して問題ありませんか?
A. 連携先サービスの利用規約をご確認ください。
サービスによっては、拡張機能や自動化ツールによる画面情報の取得を禁止している場合があります。
連携先サービスの利用規約に違反しないことをご確認の上、ご利用ください。
Q. 1回の同期で何件まで取得できますか?
A. 1回の同期で最大1000件まで取得可能です(ページ送りは最大100ページまで)。
※アカウント数が1000件を超えるアプリでは1001件目以降のアカウントが取得できず、freee IT管理上で削除扱いとなってしまうため、登録アカウント数が1000件以下のアプリでご利用ください。
Q. どんなタイミングで再同期すればいいですか?
A. 同期は任意のタイミングで実施できますが、最終同期から31日以上経過したアプリについては「最終同期からXX日」というバッジが表示されます。
バッジが表示されているかどうかを1つの指標としてご利用することが可能です。
Q. 拡張機能で「このアプリの連携を操作する権限がありません」と表示される場合はどうすればいいですか?
A. 操作しているユーザーに対象カスタムアプリの編集権限が付与されていない可能性があります。
freee IT管理のシステム管理者、または対象アプリのオーナーに依頼して、アプリの編集者権限を付与してもらってください。
Q. ページの読み取り中にブラウザを操作してもいいですか?
A. いいえ、読み取り中は対象のタブを開いたままにし、ページのスクロールや別タブへの切り替えなどの操作は行わないでください(画面の操作を行うと、読み取りやページ送りが正常に行われない場合があります)。
また、読み取りの途中でブラウザ拡張機能を閉じた場合、進行中の処理はリセットされ、最初からやり直しとなります。