対象プラン(法人)
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本ページでは、二要素認証設定にともなって生成されるバックアップコードの詳細と各種操作についてご説明します。
バックアップコードとは
二要素認証 ログインが有効な状態で、モバイル端末の機種変更、紛失・故障などによりセキュリティコードを表示できなくなった場合、二要素認証が行えずログインができなくなってしまいます。
そのような場合には、バックアップコードを使って緊急的にログインすることができます。
二要素認証を有効にした際には、不測の事態に備え、バックアップコードをコピーまたは印刷して安全な場所に保管しておくことを強くオススメします。
バックアップコードを発行する
「ログイン時の二要素認証を設定する - 二要素認証の設定方法」の手順に沿って、初回の二要素認証設定を行うと、自動的にバックアップコードが発行されます。
この初回に生成されるバックアップコードは、 二要素認証設定直後の画面でのみ表示され、後から再確認することができません。
そのため不測の事態に備えて、バックアップコードが画面に表示されている間に、安全な場所へ保管することを強くオススメします。
発行されたバックアップコードは、クリップボードへの[コピー]または[印刷]することができます。任意の方法にて、バックアップコードを安全に保管してください。
バックアップコードの管理について
一度に発行される10個のバックアップコードは、「バックアップコードを利用してログインする」に記載の手順にて それぞれ1度限り 使用することができます。
そのため、バックアップコードを保管する際は「使用済み」のコードをチェックリスト管理するなど、「未使用」のコードがどれであるかを区別できるようにしておくことをオススメします。
バックアップコードを利用してログインする
二要素認証が有効な条件下で認証アプリが利用できない場合、freeeの各プロダクトへログインすることができなくなります。
しかし、事前に保管しておいた9桁のバックアップコードを利用することで、一時的にログインすることができます。
二要素認証が有効な条件下で、バックアップコードを利用してログインする手順は次のとおりです。
- ログイン画面にて、メールアドレス・パスワード等を用いて通常どおりログイン操作を行います。
- 「セキュリティコードを入力」画面が表示されます。
[認証できない方はこちら]リンクをクリックします。
-
「二要素認証でログインできない場合」画面が表示されます。
「モバイル端末の機種変更・紛失・故障などにより、認証アプリを利用できない」欄に表示された「バックアップコード(9桁)」に未使用のバックアップコードを正確に入力し、[認証]ボタンをクリックします。 - 正しくバックアップコードが入力された場合は、正常にログインすることができます。必要に応じて 二要素認証の解除 等を行なってください。
※ このとき利用したバックアップコードは、次回以降のログインでは利用できません。他の「未使用」なバックアップコードと区別できるよう、「使用済み」であることをメモしておくことをオススメします。
バックアップコードによるログインができなかった場合
上記の手順3 にて、バックアップコードを入力しても正常にログインできなかった場合、次の原因が考えられます。
- バックアップコードの入力に誤りがあった
- 入力したバックアップコードがすでに「使用済み」であった
この場合は、バックアップコードを再度入力し直すか、入力したものとは別の「未使用」なバックアップコードを入力し、再度認証操作をお試しください。
もし、次のような場合にはバックアップコードによるログインができません。
- バックアップコードを再発行したが、再発行 前 のバックアップコードしか手元に保管していなかった
- すべてのバックアップコードが「使用済み」であった
この場合、同一事業所で他に「管理者」権限を有するメンバーが存在する場合には、解除依頼メールにより二要素認証を解除してもらうことができます。
詳細は「ログイン時の二要素認証を設定する - 【方法B】「管理者」権限を有するメンバーに二要素認証解除操作を依頼する」のヘルプページをご覧ください。
バックアップコードを再発行する
次のようなケースにおいては、バックアップコードを再発行することができます。
- バックアップコードがすべて「使用済み」である場合
- バックアップコードが漏洩・紛失してしまった場合
バックアップコードを再発行すると、再発行時点よりも前のバックアップコードは、その使用状況を問わずすべて無効となります。再発行後は最新のバックアップコードのみが有効となりますのでご注意ください。
バックアップコードを再発行するための手順は次のとおりです。
※ バックアップコードの再発行には、認証アプリに表示される6桁のセキュリティコードが必要です。
- 「freeeアカウント管理」にログインします。
- 画面上部の[ユーザー管理]メニューをクリックします。
- [二要素認証設定]タブに切り替え、[バックアップコードを再発行]ボタンをクリックします。
- 「バックアップコードの再発行」画面が表示されます。
「セキュリティコード(6桁)」の入力欄に認証アプリに表示されたコードを入力し、[再発行]ボタンをクリックします。
- 「再発行が完了しました」画面にて、新たに発行された10個のバックアップコードが表示されます。
これらの バックアップコードはこの画面でしか確認できません 。そのため、確実に安全な場所へ保管してから[閉じる]ボタンをクリックしてください。
最新のバックアップコードの保管について
再発行時点よりも前のバックアップコードは、その使用状況を問わずすべて無効となります。
再発行後のバックアップコードを保管する際には、再発行時点よりも前のバックアップコードは確実に破棄し、常に最新版のバックアップコードのみを保管してください。
二要素認証を解除する
認証アプリが利用できない状況下では、バックアップコードによるログインを行い、そのまま二要素認証解除メールの送信を行うことができます。
詳細は「ログイン時の二要素認証を設定する - 【方法A】自己アカウントにログインをして二要素認証を解除する」のヘルプページをご覧ください。
二要素認証解除後のバックアップコードの取り扱いについて
二要素認証解除後は、それまで保管していた最新のバックアップコードもすべて無効となりますのでご注意ください。
再度、二要素認証を設定する際には、新たなバックアップコードが発行されます。常に最新のバックアップコードのみを保管してください。
ご注意事項
バックアップコードの保管について
バックアップコードは、認証アプリが利用できない状況下でセキュリティコードの代わりとして利用できます。そのため、ログイン情報とバックアップコードの両方が漏洩すると、第三者から不正ログインされてしまう可能性があります。
バックアップコードは漏洩することのないよう厳重に管理ください。
バックアップコードの更新について
次の操作を行った場合、これまで保管していたバックアップコードは、その使用状況を問わずすべて利用できなくなります。
- 二要素認証を新たに設定した場合
- バックアップコードを再発行した場合
- 二要素認証を解除した場合
そのため、保管しているバックアップコードの情報は、常に最新となるよう更新して保管ください。
バックアップコードの利用想定について
バックアップコードは認証アプリが利用できない場合に、あくまで緊急的なログイン手段を提供するためのものです。日常的なログインでの利用を想定しているものではない点にご注意ください。
もし、認証アプリが利用できない状況に陥った際には、バックアップコードによるログインの後、できる限り早急に二要素認証設定の解除と再設定を行ってください。
よくある質問
本機能リリース前から二要素認証を使用しています。バックアップコードを発行することはできますか?
はい、「バックアップコードを再発行する」に記載の手順にてバックアップコードを発行できます。発行されたバックアップコードは常に最新の状態にし、安全な場所へ保管ください。