本ページでは、同期している口座において、すでにfreeeに取り込まれた明細の内容に変更があった場合の反映方法についてご案内します。
明細変更履歴機能とは
明細変更履歴機能とは、金融機関と同期している口座について、すでに一度freeeに取り込まれた明細に次回以降の同期で何かしら内容の変更が検知された際に、変更前後の差分が確認できる機能です。
具体的には次のような場合、一度取り込んだ明細の内容が変更されることがあります。
- 「取引日」が変わる場合：
- 休日に発生した取引の日付が後日翌営業日の日付に変わる
- 「取引内容」が変わる場合：
- 銀行口座において、デビットカード利用明細の摘要が変わる
- 取引先の会社がM&Aなどで社名変更が起こり、摘要が変わる
- 金融機関側でcsvのフォーマットに一部変更が入り、摘要が変わる
- 「入金額」「出金額」「残高」が変わる場合：
- 分割支払いの額が途中から変わる
- 取り込み済みの明細が消えている場合（消えた、という変更があった場合）：
- クレジットカードにおいて、事前入金などでオンラインサイト上から明細が消える
- クレジットカードにおいて、キャンセルした支払いの明細が消える
検知された明細の変更内容を反映する
検知された明細の変更内容は、 その明細の状態 と 明細の中の変更された箇所 によって、自動反映されるか手動反映が必要かが異なります。
- 自動反映：
検知された明細の変更内容は自動で反映されます。お客様側で必要な操作はありません。 - 手動反映：
検知された明細の変更内容は、確認した上で手動で反映させる必要があります。放置してしまうと、場合によっては残高ズレなどの原因となります。
具体的には下表のパターンに分かれます。
| 反映のしかた | 明細の状態 | 変更内容 |
|---|---|---|
| 手動反映 （変更内容を反映するかどうか、 お客様自身で操作する必要があります） |
取引登録済み |
|
| 取引登録待ち |
|
|
| 「無視」されている |
|
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| 自動反映 （お客様側で必要な操作はありません） |
取引登録済み |
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| 取引登録待ち |
|
|
| 「無視」されている |
|
明細の変更内容を手動反映する
- ホーム画面 上部に表示された注意文言の、文中リンク［口座詳細の明細一覧］をクリックします。
口座詳細画面へ遷移し、検索条件が「検知された明細変更の反映状態：未反映」の状態で、赤丸のビックリマークアイコン（！）がついた明細のみが絞り込み表示されます。
- 赤丸のビックリマーク（！）が表示された明細行をクリックし、「変更履歴」欄に記載されている変更箇所を確認します（変更前後の明細は、それぞれ変更された内容が緑色にハイライトされます）。
※ 下図のスクリーンショット例の場合は、「取引日」に変更が検知されたことがわかります。
- 明細の状態（「登録済」「登録待ち」「無視」）に合わせて、それぞれ確認した変更箇所に対し反映処理を行います。
freeeで表示されている明細と、金融機関側のマイページなどで確認できる明細一覧を見比べていただき、下表の「状態」を判断し、「必要な操作」を行ってください。
【その明細の状態が「登録済」の場合】
【その明細の状態が「登録待ち」または「無視」の場合】状態 必要な操作 問題のない、確からしい変更 / 削除内容であった。
一例：購入直後にキャンセルした明細が、金融機関側で後日削除された場合 など
- ［変更を反映するには］リンク → ［取引登録を解除する］をクリックし、明細の状態を「登録待ち」に戻します。
- ［この変更を反映する］ボタンをクリックして、変更後の内容を明細に反映します。
- 変更後の明細の内容にて、再度 取引登録を行います。
反映すべきでない変更内容であった。
一例：まったく別の明細内容が、明細の変更内容として検知されている場合 など
［変更を反映しない］ボタンをクリックします。
状態 操作 問題のない、確からしい変更内容であった。
一例：購入直後にキャンセルした明細が、金融機関側で後日削除された場合 など
［この変更を反映］ボタンをクリックします。 反映すべきでない変更内容であった。
一例：まったく別の明細内容が、明細の変更内容として検知されている場合 など
［変更を反映しない］ボタンをクリックします。
参考：手動反映が必要な明細の絞り込みが表示されない場合
明細変更の手動反映が必要な明細には、口座の詳細画面に表示された明細行に、赤丸のビックリマークアイコン（！）が表示されます。
そのアイコンが表示された明細のみを絞り込むための項目は、 手動反映が必要な明細が存在している時のみ 、「検索条件」欄内に「検知した明細変更の反映状態」項目として表示されます。
つまり、「検知された明細変更の反映状態」項目が表示されていないときは、手動反映が必要な明細変更は特に検知されていないということになります。