※ 本記事はfreee勤怠管理Plusについてのヘルプページです。freee人事労務については「freee人事労務のカテゴリー」をご覧ください。
「残業開始時間」を設定することで、日で8時間を超過した労働を残業時間に集計できます。「週の法定労働時間」を設定することで、週で40時間を超過した労働を残業時間に集計できます。
設定方法
※ 全権管理者、または「雇用区分設定」権限が「◯ 閲覧・編集」の一般管理者だけが可能な操作です。
- 設定 > 従業員 > 雇用区分設定 を開き、対象雇用区分の[編集]をクリックします。
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日の時間外集計カテゴリ内の「残業開始時間」で「8時間0分間を超過した勤務については、残業としてカウントする」 と設定します。
※ 「残業開始時間」項目の詳細は「「残業開始時間」の設定方法」のヘルプページをご覧ください。
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週の時間外集計カテゴリ内の「週の法定労働時間」で「40時間0分間を超過した勤務については、残業としてカウントする」 と設定します。
※ 「週の法定労働時間」項目の設定方法と計算方法は「「週の法定労働時間」の設定方法 / 計算方法」のヘルプページをご覧ください。
※ 週の法定労働時間の設定は、変更を行うと「勤怠締め」されている期間も含めて変更後の設定で集計が行われます。変更前の集計を確認する必要がある場合、変更実施前に勤怠データを出力してください。
- [登録]をクリックします。
残業集計の確認方法
タイムカード画面で日別の残業集計、週別の残業集計を確認する方法について、説明します。
日別の残業集計
タイムカード画面「日別データ」欄の「残業」または「深夜残業」で確認します。
日別の残業集計だけの月の合計値を確認したい場合
月別データ欄には、日別、週別、月別の残業集計の合計値が表示されます。日別の残業時間だけの合計を確認したい場合は、「カスタムデータ項目」の作成が必要です。この際、「追加する項目の選択」にて、「残業時間」の「+」欄、「週の残業時間」の「-」欄にチェックを入れてください。
※ カスタムデータ項目の詳細は「集計項目のカスタマイズ方法(カスタムデータ項目設定)」のヘルプページをご覧ください。
【カスタムデータ項目「残業時間(日別合計)」の作成手順】
- 設定 > 画面表示 > カスタムデータ項目設定の[月別]タブを開き、[+新規作成]をクリックします。
- 任意のカスタム表示コード、カスタム表示名を入力し、「計算単位:時間」を選択します。
- 「追加する項目の選択」にて、「残業時間」の「+」欄、「週の残業時間」の「-」欄にチェックを入れます。
- [登録]をクリックします。
【カスタムデータ項目の確認方法】
カスタムデータ項目は次の画面に表示されます。
- 日別データ / 月別データ > [通常(カスタム)]タブ
- タイムカード > [タイムカードカスタム]タブ
※ カスタムデータ項目での集計値はデフォルト状態では従業員画面には表示されません。表示させたい場合は、「メールサポートを利用する(freee勤怠管理Plus)」のヘルプページを参考に、サポートセンターへ「初期表示設定:カスタム勤怠一覧」への設定変更をご依頼ください。
※ なお、従業員画面に表示されるのはデフォルト項目かカスタムデータ項目のどちらか一方だけです。「初期表示設定:カスタム勤怠一覧」に設定変更した場合、デフォルト項目は非表示になります。
週別の残業集計
タイムカード画面上部の「表示条件の選択」欄で「オプション:週の集計」にチェックして[表示]すると、各週の末尾に「週の集計適用前」「適用後」行が追加されます。
※ 「週の集計」のチェック有無で集計が変わる場合は、「勤怠データ再計算」で最新の設定状況を反映した後にご確認ください。
勤怠データ再計算の詳細は「「勤怠データ再計算」の操作方法」のヘルプページをご覧ください。
項目名 | 説明 |
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週の集計適用前 | 日別集計の週の合計値です。 |
適用後 | 日別集計に週別集計が加味された集計値です。上図の場合、日別集計で「所定」に計上されている44時間のうち、週40時間を超過した4時間が「所定」から減算され、「残業」に加算されています。 |
週別の残業集計だけの月の合計値を確認したい場合
週別の残業集計だけの月の合計値を確認したい場合は、「カスタムデータ項目」の作成が必要です。本ページの「日別の残業集計だけの月の合計値を確認したい場合」の手順と同様に作成します。この際、「追加する項目の選択」にて「週の残業時間」の「+」欄だけにチェックを入れます。
※ カスタムデータ項目の詳細は「集計項目のカスタマイズ方法(カスタムデータ項目設定)」のヘルプページをご覧ください。