対象プラン
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法人プラン | ✓ミニマム | ✓ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | ✓スターター | ✓スタンダード | ✓プレミアム |
ここでは借入金管理アプリの基本的なご利用方法の流れをご紹介します。
※借入金管理アプリのサービス概要については、借入金管理アプリ サービス紹介をご覧ください。
目次
- 本アプリでできること
- アプリストアからアプリを検索・連携する
- 借入金契約情報の登録
- 返済予定を会計freeeに登録する
- 会計freeeで返済取引を登録する
- 借入契約情報を編集する
- HOME画面
- 契約一覧画面
- 借入推移画面
- よくある質問
本アプリでできること
借入金の残高や返済予定を管理し、月々の返済取引登録を効率化することができます。借入金の契約条件を登録すると、自動で完済までの元金額、利息額を計算し、支払予定を会計freeeの資金繰りレポートや支払管理レポートに反映します。
アプリストアからアプリを検索・連携する
アプリの検索方法・連携手順はこちら
借入金契約情報の登録
借入金の契約情報を登録します。
お手元に、金融機関から交付される帳票類(返済予定表、利息計算書等)、契約書類の写し(金銭消費貸借契約証書、銀行取引約定書等)をご用意いただくと、情報登録がスムーズに進みます。
[契約登録]より借入契約に関する情報を入力します
項目 | 必須 | 説明 |
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契約詳細自動計算 |
入力された契約内容をもとに、返済額等の自動計算を行うかどうかを選択します。
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ステータス | ◯ | 新規を選択します |
タイトル | ◯ | 借入金の名称を全角15文字(半角30文字)以内で入力します。 |
取引関連 | ||
勘定科目(元金) | ◯ | 借入金の勘定科目を選択します。複数の勘定科目を選択することはできません。 会計freeeの勘定科目の一部を入力すると選択候補が表示されます。 |
勘定科目(利息) | ◯ | 支払利息の勘定科目を選択します。複数の勘定科目を選択することはできません。 会計freeeの勘定科目の一部を入力すると選択候補が表示されます。 |
取引先 部門 品目 メモタグ セグメント |
- | 各種タグ情報を選択します。 元金、利息いずれにも同一のタグが適用されます。 [推奨]取引先タグに金融機関名を設定しておくと、会計freeeのレポート上から金融機関別の借入状況を確認しやすくなります。 |
詳細 | ||
借入日 | - | 借入日を入力します。当期以前の年月日も入力できます。 |
返済期限 | - | 借入の最終期限を入力します。 |
金融機関名 | ◯ | 借入元の金融機関名を入力します。金融機関名の一部を入力すると入力候補が表示されます。 該当の金融機関が候補にない場合は、以下のいずれかを選択いただくことが可能です。 その他(信用保証協会)/その他(公的機関)/その他(ノンバンク)/その他(代表者借入)/その他(個人借入)/その他(リスト内該当無し)のいずれかを選択いただくことができます。 |
当初借入金額 | - | 契約時の借入元金総額を入力します |
現在残高 | - | *既存借入の登録時のみ 既存借入金の入力日時点の残高を入力します |
貸付方法 | - | 証書貸付 or 手形貸付のどちらかが選択できます。 |
償還方法 | - | 元金均等返済 :元金(元本)の返済額を毎月(毎回)同額とする方式です。 元利均等返済:元利(元本+利息)の返済額を毎月(毎回)同額とする方式です。 |
返済開始日 | - | 借入金の初回返済日を入力します。 |
返済回数 | - | 返済回数が自動計算されて表示されます。 自動計算結果が異なる場合は手入力で修正することも可能です 通常は金融機関から交付される返済予定表に総返済回数の記入があります。 |
返済元金(初回) | - | (元金均等返済の場合のみ) 初回の返済元金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の初回返済元利金額を入力してください。 |
返済元金(2回目以降) | - | (元金均等返済の場合のみ) 2回目以降の返済元金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の2回目~最終回直前までの返済元利金額を入力してください。 |
返済元金(最終回) | - | (元金均等返済の場合のみ) 最終回の返済元金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の最終回の返済元利金額を入力してください。 |
返済額(初回) | - | (元利均等返済の場合のみ) 初回の返済元利金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の初回返済元利金額を入力してください。 |
返済額(2回目以降) | - | (元利均等返済の場合のみ) 2回目以降の返済元利金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の2回目~最終回直前までの返済元利金額を入力してください。 |
返済額(最終回) | - | (元利均等返済の場合のみ) 最終回の返済元利金額を入力します。 金融機関から交付される返済予定表の最終回の返済元利金額を入力してください。 |
返済サイクル | - | 返済を行う頻度を入力します。 期日一括、もしくは1ヶ月毎~12ヶ月毎までを1ヶ月刻みで選択できます。 |
約定返済日 | - | 毎回の返済日を1~31日もしくは月末日から選択します |
休日対応 | - | 約定返済日が休日に該当する場合の扱いを翌営業日もしくは前営業日のいずれかを選択します。 |
利率(年利) | - | 借入利率を小数点以下第3位まで入力します。 通常は、金融機関から交付される利息計算書や借入契約書の写し、返済予定表等の帳票類に記入があります。 |
金利 | - | 固定金利を選択します。 |
利息計算 (利息計算方法は、お取引先金融機関から交付される利息計算書、 返済予定表等の帳票類か、金銭消費貸借契約証書、銀行取引約定書といった契約書類をご確認ください。 不明な場合は、お取引先金融機関にお問い合わせください) |
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付利単位 | - | 利息計算の単位を1円以下、10円以下、100円以下、1,000円以下のいずれかから選択します。 |
端数処理 | - | 利息計算で端数が発生した際の処理方法を、切り捨て、切り上げ、四捨五入のいずれかから選択します。 |
利息受入 | - | 利息受入方法を利息前払、利息後払のいずれかから選択します。(元利均等返済の場合は利息後払いのみ) |
休日補正 | - | 約定返済日が休日に該当する場合の利息計算日数の休日補正有無を選択します。 |
初回利息計算 | - | 初回返済日の利息計算方法を選択します。融資実行日を利息計算日数に含む場合は両端入れ、含まない場合は片端入れを選択します。通常は両端入れが一般的です。 |
利息計算日数 | - | 利息計算日数を360日もしくは365日から選択します。 |
返済予定表プレビュー | ||
初回返済元利金 中間回返済元利金 最終回返済元利金 |
- | 初回、中間回、最終回の返済回数、返済年月日、返済額合計、返済元金、返済利息、借入金残高を表示します。 お手元の返済予定表と照合し、相違無いかご確認ください。金額の相違がある場合は、登録している契約情報に誤りがある可能性があります。改めて入力情報を契約情報をご確認くだい。 |
[契約登録]の[返済予定表]タブから自動計算された返済予定を確認します。
金融機関から交付された返済予定表と見比べて各回の返済年月日、返済元金、利息額に相違ないかを確認してください。
返済元金や利息額を修正する場合は、修正したい返済回数の[編集する]をクリックし、金額を直接入力して修正することができます。
【チェックポイント】
1. 返済回数毎の返済年月日が正しいか(休日補正が正しく反映されているか)。
2. 毎回の返済額合計は正しいか。返済元金と利息の内訳に間違いはないか。
返済予定表をCSVファイルから登録する
返済予定表はCSVファイルの内容から一括登録することもできます。お手元の返済予定表の内容をそのまま転記したい場合などに便利にご利用いただけます。登録手順は次のとおりです。
1. テンプレートとなるCSVファイルをダウンロードします。
[返済予定表のCSVアップロード]ボタン右側にある[?]アイコンにマウスカーソルを合わせ、[借入金アプリ返済予定表csvサンプル.csv]のリンクをクリックし、任意の場所にCSVファイルを保存します。
2. 手順1でダウンロードしたCSVファイルをもとに、お手元の返済予定表の内容を入力したCSVファイルを作成します。
3. 「契約登録」画面の「契約詳細」タブから[返済予定表のCSVアップロード]ボタンをクリックします。
4. 「返済日」「元金返済額」「利息分返済額」に対応する列をドロップダウンリストから紐付けし、[CSVを読み込む]をクリックして読み込みを開始します。
5. 画面下部の[次へ]ボタンをクリックします。
6. CSVファイルから登録された返済予定表の内容に問題がなければ、[登録]ボタンをクリックします。
※ 登録内容を個別に変更したい場合は、該当箇所の[編集]ボタンをクリックします。
返済予定を会計freeeに登録する
返済予定取引を先日付の未決済取引として会計freeeに登録することができます。
注)借入取引は借入金管理アプリから登録されません。借入取引の登録方法はヘルプページ「借入を記帳する」をご参照ください。
返済予定の取引登録
1. [契約一覧]画面から返済予定取引を登録したい契約を選択します。
2. [返済予定表]タブから[取引登録]ボタンをクリックします。
※ デフォルトではすべての返済分の取引が登録されますが、[会計freeeへ登録する]チェックボックスを個別にオン / オフにすることで、特定の返済分のみの取引を登録することができます。
作成される取引例
例:4月1日に元金10,000,000円、返済回数2回、月末返済の借入金を契約した
A: 4月30日(初回) 返済元金 5,000,000円、返済利息24,657円
B: 6月1日 (2回目: 休日翌補正) 返済元金 5,000,000円、返済利息13,150円
会計freeeに次の内容で取引を登録します
【A-1】
- 発生日:4月30日
- 決済期日:4月30日
- 経過勘定科目:未払金
- 勘定科目:長期借入金
- 金額:5,000,000 (円)
【A-2】
- 発生日:4月30日
- 決済期日:4月30日
- 経過勘定科目:未払金
- 勘定科目:支払利息
- 金額:24,657 (円)
【B-1】
- 発生日:6月1日
- 決済期日:6月1日
- 経過勘定科目:未払金
- 勘定科目:長期借入金
- 金額:5,000,000 (円)
【B-2】
- 発生日:6月1日
- 決済期日:6月1日
- 経過勘定科目:未払金
- 勘定科目:支払利息
- 金額:13,150 (円)
会計freeeで返済取引を登録する
金融機関へ融資の返済を行った場合は、会計freeeで返済取引を登録します。
手動で取引を登録する場合
1. [取引] → [取引の一覧・登録]から該当の未決済取引を開きます。
2. [+決済を登録] → 出金元口座を選択し[登録]ボタンをクリックします。
3. 決済ステータスが「決済済み」になったことを確認し[保存]ボタンをクリックします。
4. 上記の操作(手順1 〜 手順3)を元金分、支払利息分それぞれについて行います。
自動で経理をご利用の場合
1. 返済金が銀行口座から引き落とされたら[取引]→[自動で経理]を開きます。
2. ステータスから「未処理」、入出金から「出金」を選択します。
3. 該当の未処理明細の[詳細]ボタンをクリックします。
4. 未決済取引にチェックを入れて選択し[登録]ボタンをクリックします。
5. 支払利息についても同様の操作を行います。
借入契約情報を編集する
契約登録内容を修正したい場合や、繰上返済や利率等の返済条件変更を行った場合は、契約情報を編集することができます。
該当の契約を削除する
[契約一覧] → 繰上返済を行った借入金にチェックし[一括操作] → [削除]をクリックします。
削除操作を行った当日以降の未決済取引が会計freeeから削除されます。
注)既に決済登録を行った取引は削除されません。
条件変更後の内容で契約を再登録する
[契約登録]から変更後の条件で登録する。
登録例①(繰上返済の場合)
以下の借入金を2022年4月1日に1,200,000円(12回分)の繰上返済を行い、12回分返済期日を早める条件変更を行った。
< 当初条件(条件変更前) >
借入日:2020年4月1日
返済期日:2025年3月31日
返済回数:60回(残り36回)
借入金額:6,000,000円(現在残高3,600,000円)
毎月返済額:100,000円
< 条件変更後 >
借入日:2022年4月1日
返済期日:2024年3月31日
返済回数:24回
借入金額:2,400,000円(繰上返済前残高3,600,000円 - 繰上返済額1,200,000円)
毎月返済額:100,000円
登録例②(元金返済額の軽減を受けた場合)
2022年4月1日に元金返済額を100,000円/月から50,000円/月に変更し、軽減額分を最終回にしわ寄せする条件変更を行った
< 当初条件(条件変更前) >
借入日:2020年4月1日
返済期日:2025年3月31日
返済回数:60回(残り36回)
借入金額:6,000,000円(現在残高3,600,000円)
毎月返済額:100,000円
< 条件変更後 >
借入日:2022年4月1日
返済期日:2025年3月31日
返済回数:36回
借入金額:3,600,000円
初回返済額:50,000円
2回目以降返済額:50,000円
最終回返済額:1,850,000円
HOME画面
HOME画面では、金融機関別の借入推移をグラフで確認したり、前月の返済実績、今月の返済予定を確認することができます。
借入推移グラフ
借入残高の推移と借入額/返済額の推移をグラフで確認することができます。
月別/年別、金融機関別の切り替え表示、表示開始期間を指定することが可能。
前月の引き落とし状況/今月の引き落とし状況
前月と今月の引き落とし(予定)明細と、返済ステータスを表示します。
返済ステータスは返済予定日と会計freeeの取引登録状況に応じて、未決済/完了/期日超過の3パターンで表示します。
契約一覧画面
契約一覧画面では、借入契約を一覧表示して確認することができます
契約一覧
借入契約のタイトル/金融機関名/借入日/当初借入額/残高/料率/次回返済日/次回返済額を一覧表示して確認することができます。
「エクスポート」をクリックすると、CSVファイルとしてダウンロードすることが可能です。
契約詳細
詳細を確認したい借入契約をクリックすることで、契約詳細画面に遷移して契約内容を確認することができます。
「契約詳細」:借入契約条件の内容を確認することができます。
「返済予定表」:各回の返済元金/返済利息/返済後の借入金残高/決済情報を表示します
借入推移画面
借入金残高、収支の推移を金融機関別に確認することができます。
借入推移を確認する
収入額、支出額、収支額の推移を、金融機関/表示期間/月別・年別表示を指定して表示することができます。
詳細をクリックすると、収入/収支それぞれの契約毎の推移を確認することができます。
CSVファイルとしてエクスポートする
借入推移の情報を絞り込み条件通りにCSVファイルとしてエクスポートすることができます。
よくある質問
借入金管理アプリに関するよくある質問をまとめました。
返済計算方式の種別は何がありますか
元金均等返済/元利均等返済/期日一括返済方式に対応しております。
不規則返済/内入方式等には対応しておりません。
借入の種別は何がありますか
証書貸付/手形貸付に対応しております。
当座貸越/シンジケートローン/金利スワップ等には対応しておりません。
返済日が休日の場合の振替は可能ですか
返済日が土日または、祝日等の場合、前営業日,翌営業日の指定ができます。
返済サイクルは毎月、隔月、一括等の返済に対応しています。
利息計算はどのようなパターンに対応していますか
以下のパターンに対応しています
- 付利単位:1円以下/10円以下/100円以下/1000円以下
- 端数処理:切り捨て/切り上げ/四入五捨
- 利息受入:利息前払い/利息後払い
- 休日補正:補正有り/補正なし
- 初回利息計算:両端入れ/片端入れ
- 利息計算日数:360日/365日
利息計算方法が分からないため、返済予定表の計算が合わないのですが
利息計算方法については、お取引金融機関から交付される帳票類(「返済予定表」や「利息計算書」)、もしくは契約書類の写し(金銭消費貸借契約証書、銀行取引約定書等)をご確認ください。上記をご確認いただいても分からない場合は、お取引先金融機関へお問い合わせください。
条件通り入力していただいても、数円単位で返済予定表の金額が合わない場合は、アプリの契約登録画面の[返済予定表]タブから、各返済明細毎に金額の微調整を行うことが可能です。
繰上返済に対応していますか
繰上返済を行った場合は以下の操作を行ってください。
- 繰上返済によって借入を完済された場合
- 契約編集画面より該当契約の削除を行ってください
- 一部繰上返済によって返済条件変更を行った場合
- 契約編集画面より該当契約の削除を行ってください
- 契約登録画面より、変更後の条件で再度登録してください
アプリから登録する取引にタグを付けることはできますか
契約登録時に、会計freeeで設定した取引先/部門/品目/メモタグ/セグメント情報を付けることができます。