freee for Salesforceの概要、できること、できないことをまとめています。
freee for Salesforce の概要
freee for Salesforce は、株式会社セールスフォース・ドットコムの AppExchange で提供されるアプリケーションです。
freee for Salesforce を用いることで、freee会計 と Salesforce を連携させて活用できます。
主要な機能として、Salesforce オブジェクトレコードの情報を freee会計 と連携し、見積書・請求書、取引を作成、さらに freee会計 で管理している決済ステータスを Salesforce から確認することもできます。
freee for Salesforceでできること
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freee会計勘定科目、税区分、取引先、部門、メモタグ、セグメントをSalesforceに連携
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freeeに登録されているマスタ情報をSalesforceのレコードとして保存できます。
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Salesforceのレコードからfreee会計取引先の新規登録(更新)
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Salesforce上の取引先の情報を連携しfreeeへ新規作成または更新できます。
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Salesforceのレコード情報からfreee会計品目の新規登録
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Salesforce上の品目の情報を連携し請求書・見積書・取引の連携時にfreeeへ新規作成できます。
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Salesforceのレコード情報からfreee会計部門の新規登録
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Salesforce上の部門の情報を連携し請求書・見積書・取引の連携時にfreeeへ新規作成できます。
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Salesforceのレコード情報からfreee会計メモタグの新規登録
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Salesforce上のメモタグの情報を連携し請求書・見積書・取引の連携時にfreeeへ新規作成できます。
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Salesforceのレコード情報からfreee会計セグメントの新規登録
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Salesforce上のセグメントの情報を連携し請求書・見積書・取引の連携時にfreeeへ新規作成できます。
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Salesforceのレコード情報をfreee会計見積書に連携
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Salesforce上の見積情報をfreeeへ連携し見積書を作成できます。
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複数レコードの合算見積を作成できます。
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複数のレコードをまとめて連携し、見積書の一括作成ができます。
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Salesforceのレコード情報をfreee会計請求書に連携
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Salesforce上の請求情報をfreeeへ連携し請求書を作成できます。
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複数レコードの合算請求を作成できます。
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複数のレコードをまとめて連携し、請求書の一括作成ができます。
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freee会計請求書のステータスをSalesforceに同期できます。
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Salesforceのレコード情報をfreee会計取引に連携
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Salesforce上の取引情報をfreeeに連携し、取引を作成できます。
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複数の取引をまとめて連携し一括作成ができます。
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freee会計取引のステータスをSalesforceに同期できます。
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Salesforceのレコード情報を取引の+更新(指定日での経過勘定の振替)に連携
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Salesforce上の振替情報をfreeeへ連携し、振替処理ができます。
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Salesforceのレコードにfreee会計試算表を連携
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freee会計損益計算書の情報(部門別)を連携しSalesforceにレコードとして保存できます。
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Salesforceのレコード情報でPDF帳票を作成
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送付状・納品書・発注書・見積書・請求書・作業報告書・注文請書・検収書・領収書をfreee for Salesforceが用意するテンプレートに沿って出力できます。
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freee会計複数事業所を連携
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1つのSalesforce組織と複数のfreee事業所を連携することができます。
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freee for Salesforceでできないこと
- freee会計 が非対応な内容の請求書・見積書・取引の作成
- 金額が0円以下の請求書・取引作成など
- freee for Salesforce からの freee会計 請求書・見積書・取引情報の操作
- freee会計 で編集した請求書・見積書・取引の金額や品目、メモタグ情報などの Salesforce 方向の同期
- freee会計 に作成済の請求書・見積書・取引の Salesforce 方向の同期対象は、決済ステータスおよび決済金額のみです
- 一度作成した請求書・見積書・取引の金額や品目情報を変更したい場合は下記どちらかで対応します
- freee会計 の請求書・見積書・取引を削除し、Salesforce の情報を編集したのちに、再度請求書・見積書・取引を作成する
- freee会計 の請求書・見積書・取引を編集た後、その編集内容と一致するように Salesforce の情報を編集する
- Salesforce で管理している勘定科目、メモタグ、税区分、品目、部門、セグメントタグを freee会計 に同期
- Salesforce → freee会計 方向の同期に対応しているのは取引先のみです
- それ以外のマスターは freee会計 → Salesforce 方向の同期のみです