以下のケースの場合、経費を「手当」として登録し、給与明細に反映する方法となります。
例:
- freee会計の経費精算機能を利用していないケース
- freee会計の経費精算機能を利用しているが、過去の給与明細に経費を反映したいケース
※ freee会計の経費精算機能は、締め日を過ぎた過去の給与明細に連携することができません。詳しくは、「 経費精算を給与明細に反映させる際の仕様・注意点 」のヘルプページをご覧ください。
経費の手当を作成する
1. freee人事労務の[設定]メニュー →[支給・控除設定]を開きます。
2. [手当]タブを選択し、[+新規追加]をクリックします。
3. 手当の追加画面で、以下の手当を作成します。
- 手当名:経費精算、など任意の名称
- 支給タイミング:給与の際に支給
- 支給頻度:1回
- 所得税の計算:含めない
-
社会保険料の計算:含めない
- 労働保険料の計算:含めない
- 割増賃金の基礎:含めない
- 勤怠控除の基礎:含めない
-
固定的賃金の計算:含めない
従業員に経費の手当を反映する
1. freee人事労務の[従業員]メニュー → 経費の手当を付与したい従業員をクリックします。
2. 画面上部の年月ナビゲーションから、給与明細に反映したい支払月を選択します。
3. 「従業員詳細」画面にて、[手当]項目の[編集]をクリックします。
4. [+手当を付与]をクリックします。
5. 「手当を付与」画面が開きますので、作成した経費の手当を選択し、[付与]をクリックします。
6. 支給額欄に金額を入力し、[保存]します。
保存が完了すると、該当月の給与明細の支給欄に、付与した経費の手当が反映されます。
freee会計の経費精算機能を利用しており、給与取引を連携した場合
上記手順で経費の手当を反映した給与取引をfreee会計に連携すると、freee会計の経費精算機能で経費の取引を作成している場合、該当の経費分が重複してしまいます。
そのため、freee人事労務から連携した給与取引側の経費の手当分を、以下の手順で削除します。
1. freee会計の[取引]メニュー →[取引の一覧・登録]を開きます。
2. freee人事労務から連携された給与取引をクリックします。
3. 手当として追加した経費の行の[削除]をクリックします。
4. 取引の[保存]をクリックします。
※ 給与を従業員に振り込んだら、「給与の未決済取引」と「経費精算の未決済取引」のそれぞれに決済登録を行います。詳しくは、「 未決済の取引を登録する・消し込む(売掛金・買掛金など) 」のヘルプページをご覧ください。
※ freee会計の経費精算機能から給与明細に連携した経費については、給与取引に反映されません。