対象プラン
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新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ | |
その他 | 年末調整ペーパーレス | 労務管理 | 勤怠・労務管理 |
※ 本記事はfreee人事労務についてのヘルプページです。freee申告については「freee申告のカテゴリー」をご覧ください。
従業員が、給与から控除されている社会保険以外に支払っている保険料(一般の生命保険、国民健康保険など)があれば、所得税の一部が免除されます。
ここでは、そのような免除(保険料控除)を受けるために必要な「保険料」の入力・確認手順について説明します。
入力した内容は「保険料控除申告書」に反映されます。出力方法は「 保険料控除申告書を発行する 」のヘルプページをご覧ください。
※ 本ページは、管理者の方が入力する画面を説明しています。従業員の方が入力する手順は、「 【従業員向け】年末調整の申告内容を入力する 」のヘルプページをご覧ください。
※ 管理者の方が入力する画面と従業員の方が入力する画面は異なりますが、入力する内容は同様となります。
※ ミニマムプランでは従業員が入力を行うことはできません。
保険料を入力・確認する
- [年末調整]メニューを開き、従業員の一覧より確認したい従業員名をクリックして従業員毎の年末調整画面を開きます。
- [情報確認]→[保険料]タブを開き、[直接編集]ボタンをクリックします。
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保険料の直接編集画面を開き、[+保険を追加]または[XMLをアップロードして追加]ボタンから保険料を追加します。
登録可能な保険料の項目数に上限制限はありません。
また、昨年度の年末調整をfreee人事労務から行っている場合は、[昨年度の保険料をコピーする]をクリックすると、昨年度情報(添付書類を除く)をコピーできます。コピーした後に、情報を上書き編集することも可能です。
※ すでに情報を入力した上で[昨年度の保険料をコピーする]をクリックした場合は、入力している情報が昨年度情報に上書きされます。
※ なお、各従業員に対しての情報コピーとなりますので、事業所全体としての情報コピーはされません。※ XMLファイルは生命保険料(一般の生命保険料、介護保険料、個人年金保険料)のみ対応しています。地震保険料、小規模企業共済等掛金や個人型確定拠出年金には対応していません。
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項目に沿って内容を選択・入力し、[次へ]をクリックします。
「保険の種類」項目の選択によって、入力が必要な項目が異なります。
保険料を複数登録したい場合は、入力画面で[+保険を追加]または[XMLをアップロードして追加]をクリックします。
補足:保険料を相殺する必要がある場合
保険会社を複数社契約しているなかで、年間配当額や解約の際の割戻金が発生した契約があった際は、同じ区分の保険料の間で保険の支払額と相殺する必要があります。
freeeでは、マイナスの金額を登録することができないため、プラスの金額で入力する保険にまとめて入力(保険料額に相殺した後の金額の入力)を行います。
※ マイナスとなっていた保険会社分は入力画面で[+保険を追加]から追加し、保険料額を0円で入力をします。
※ 国税庁「 生命保険料控除 」のページも併せてご覧ください。
例:
「つばめ保険会社」と「ツバメ生命保険会社」2つの保険会社と契約しており、「つばめ保険会社」の保険料はプラス20,000円、「ツバメ生命保険会社」の保険料はマイナス5,000円の場合- 保険料の直接編集画面で「つばめ保険会社」の保険情報を入力する際に、「ツバメ生命保険会社」のマイナス5,000円を相殺した保険料額「15,000円」を入力します。
- マイナスとなっている「ツバメ生命保険会社」は、保険料の直接編集画面下部の[+保険を追加]から入力欄を追加し、保険料額を「0円」で入力します。
入力項目の説明
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保険の種類:生命保険・介護医療保険・個人年金保険
詳しくは、国税庁「 生命保険料控除 」のページも併せてご覧ください。
項目
説明
区分
選択できる以下の保険料が控除の対象です。
- 一般の生命保険料
- 介護医療保険料
- 個人年金保険料
※ 保険会社によってどの保険に該当するかが異なるため、詳しくは保険会社へお問い合わせください。
新・旧の区分
※ 区分が「一般の生命保険料」または「個人年金保険料」の場合に表示
一般の生命保険料と個人年金保険料は、契約締結日にもとづいて、旧保険料区分(旧制度)と新保険料区分(新制度)に分かれます。
契約締結日が平成24年1月1日以後の場合は新保険料区分となり、それ以前の場合は旧保険料区分となります。
保険会社等の名称
保険会社の名称を記載します(略称可)。
「生命保険3社分」のようにまとめて入力しても大丈夫です。
保険等の種類
控除証明書に記載されている保険の種類等を転記します。
保険期間又は年金支払期間
0年〜終身のいずれかを選択します。
保険等の契約者
保険等の契約者の氏名を入力します。
契約者と受取人が同じ場合は「保険金等の受取人も同じ」にチェックを入れます。保険金等の受取人
保険金等の受取人の氏名を入力します。
区分が「個人年金保険料」の場合は、控除証明書に記載の支払開始日を入力します。
※ 保険金等の受取人は、従業員本人又は従業員の配偶者や親族(個人年金保険料については親族を除く)であることが必要です。
※ XMLファイルをアップロードした場合でも、保険料等の受取人の入力は必要となります。
保険料額(必須)
保険会社等が発行する証明書類に基づいて、本年中に支払った保険料や掛け金を記載します。
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保険の種類:地震保険・旧長期損害保険
詳しくは、国税庁「 地震保険料控除 」のページも併せてご覧ください。
項目
説明
区分
選択できる以下の保険料が控除の対象です。
- 地震保険料
- 旧長期損害保険料
※ 平成18年12月31日までに締結したものが旧長期損害保険料に該当します。
保険会社等の名称
保険会社の名称を記載します(略称可)。
「地震保険3社分」のようにまとめて入力しても大丈夫です。
保険等の種類(目的)
控除証明書に記載されている保険の種類等を転記します。
保険期間
0年〜終身のいずれかを選択します。
保険等の契約者
保険等の契約者の氏名を入力します。
契約者と受取人が同じ場合は「保険金等の受取人も同じ」にチェックを入れます。家屋等の居住又は家財等の利用者
保険等の対象となった家屋等に居住又は家財等を利用している者等の氏名を入力します。
保険料額(必須)
保険会社等が発行する証明書類に基づいて、本年中に支払った保険料や掛け金を記載します。
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保険の種類:社会保険
※ 年末調整を行う従業員自身が支払っている場合、家族の国民年金や国民健康保険の支払い分も入力し、控除に入れることができます。その場合は、次のステップで控除証明書を添付します。
項目
説明
区分
選択できる以下の保険料が控除の対象です。
- 国民年金
- 国民年金基金
- 国民健康保険
- 健康保険
- 介護保険
- 厚生年金
- 後期高齢者医療保険
- その他(印刷後に手書き)
※ 給与から控除される社会保険料はこちらに記載する必要はありません。
保険料支払先の名称
保険料を支払った機関名を入力します。
保険料を負担することになっている人
保険料を負担する人の氏名を入力します。
保険料額(必須)
本年中に支払った金額を、年金事務所が発行する証明書類に基づいて入力します。
※ 昨年分の国民年金や国保を今年支払った場合も、控除に入れることができます。
※ 給与から控除される社会保険料はこちらに記載する必要はありません。
- 保険の種類:その他の保険(小規模企業共済等)
項目
説明
区分
選択できる以下の掛金が控除の対象です。
- 独立行政法人中小企業基盤整備機構の共済契約の掛金
- 個人型確定拠出年金
- 企業型確定拠出年金
- 心身障害者扶養共済制度に関する契約の掛金
※ 「支給・控除設定」の「控除」項目から小規模企業共済等の掛け金を控除している場合は、「「その他控除」項目を使用して小規模企業共済等の掛け金を控除している場合」のヘルプページをご覧ください。
保険料額(必須)
地方公共団体等が発行する証明書類に基づいて、本年中に支払った金額を記載します。
- 保険料の直接編集画面で「つばめ保険会社」の保険情報を入力する際に、「ツバメ生命保険会社」のマイナス5,000円を相殺した保険料額「15,000円」を入力します。
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控除証明書の画像をアップロードし、[保存]をクリックします。
※ 画像の添付に関しては、1つの保険料の項目に対して10個のファイルまでアップロードが可能です。.png / .jpeg / .pdf形式で、10MBまでのファイルがアップロード可能です。
※ iPhoneで撮影した画像をPC上で添付するとエラーが表示される場合があります。iPhoneの画像保存形式としてHEIF形式が選択されている場合はアップロードができないため、iPhoneの設定を変更するか、もしくは、画像保存形式をアップロード可能なものに変更(変換)してください。
※ 画像を添付しなくても保存することができます。その場合、[保険料]の画面で「証明書の添付がありません」とアラートが表示されますが、添付は必須ではありません。
※XMLファイルについては、1つの保険料項目に対して1個のファイルアップロードが可能です。3MBまでのファイルまでのファイルがアップロード可能です。
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保険料の登録が完了したら、画面下部の[確認完了]ボタンをクリックして、保険料の項目を「確認済」の状態にします。
参考:保険料控除証明書(XML形式)を開くと真っ白で内容が確認できない
年末調整の保険料控除証明書(XMLファイル)を開くと真っ白になってしまうのは、ブラウザ上の仕様です。
内容を確認されたい場合は、「e-Tax:QRコード付証明書等作成システムについて」を参考に、従業員の方に「QRコード付証明書等作成システム」を利用して、電子的控除証明書等を書面で出力していただきご提出いただく必要があります。
※XMLファイルを開いて内容を修正された場合、年末調整や確定申告でご使用できなくなりますのでご注意ください。