スマートフォンの位置情報を用いた、勤怠の自動打刻について説明します。
※ freee人事労務のベーシックプラン以上の事業所でご利用可能です。
自動打刻機能とは
freee人事労務 Androidアプリでは、スマートフォンの位置情報を用いてオフィスの出入りを検知することで、自動的に勤怠を打刻することができます。
本ページでは、必要な設定と自動打刻の操作の流れをご紹介します。
自動打刻を設定する
1. [その他]メニュー →[自動打刻設定]をタップします。
2. 自動打刻設定の画面で、基本設定と自動打刻設定を行います。
設定内容の詳細は、下表のとおりです。
【基本設定】
項目 |
内容 |
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会社の位置情報を指定(必須) |
ユーザーのオフィス・勤務地を設定します。 |
対象日 |
自動打刻を有効にする日の設定です。 |
自動打刻しない時間帯 |
休憩などで外出する際に誤って自動打刻されてしまうのを防ぐために、自動で打刻しない時間帯を設定できます。 |
【自動打刻設定】
項目 |
内容 |
---|---|
始業・終業 |
それぞれの打刻について、自動打刻のオンオフを設定します。 ※ 自動打刻機能をオンにすると、「位置情報を使用中です」という通知が常に表示されます。 |
勤務地とみなす範囲 |
設定した会社の位置情報を中心に、半径何mのエリア内に入ればオフィスの中にいるとみなすかを設定します。このエリアの出入りを基に、ユーザーの出退勤を判定します。 |
打刻方法 |
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自動打刻を行う
自動打刻で勤怠を登録する
設定した勤務地に入ったとみなされると、自動打刻についての通知がスマートフォンに表示されます。打刻方法の設定によって、表示内容が異なります。
打刻方法 |
内容 |
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自動で時間を登録 |
出退勤の打刻が自動で行われ、打刻が完了すると通知を表示します。 |
自分で時間を登録 |
オフィスの出入りを検知しても打刻は行わず、検知した時刻での打刻を促す通知を表示します。
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勤怠を確認・編集する
[打刻]メニューより、過去1週間分の打刻履歴を確認することができます。
また、各打刻行の鉛筆マークより、打刻(勤怠)を編集することが可能です。
※ 事業所の設定で、従業員による打刻を有効にしている場合のみ表示されます。
※ 打刻画面からは当日・前出勤日の打刻修正のみ可能です。それ以外の勤怠は、勤怠カレンダーから修正します。
注意点
本機能のご利用に際しての注意点が以下となります。
- 位置情報の使用権限は「常に許可」を選択する必要があります。ここで「許可しない」や「アプリ使用中のみ許可」を選択すると、Android の仕様上、自動打刻機能が動作しません。
- 端末の位置情報機能(GPSなど)は常にオンにしておく必要があります。
- 端末側の現在地検知状況によっては、勤務地を出入りしてから打刻もしくは通知を表示するまでに、最大5分程度の遅延が発生する可能性があります。
- もしうまく自動打刻できなくなってしまった場合は、一度自動打刻機能をオフにした後、再度オンにしてお試しください。