|
対象プラン
|
法人プラン | |||
| 個人プラン | スターター | スタンダード | プレミアム |
確定申告書類の作成に際して、マイナポータルとの連携をすると、必要な情報を自動的に取得し、必要箇所に自動的に転記することができるようになります。
これまで紙媒体資料を見ながら入力していた情報が自動でミスなく入力できるので、よりカンタンに確定申告書類の作成を行うことができます。
目次
マイナポータル連携の概要
マイナポータルとは
マイナポータルは、政府が運営するオンラインサービスです。子育てや介護をはじめとする行政手続がワンストップでできたり、行政機関からのお知らせを確認できたりします（詳しくは、内閣府「 マイナポータルとは : マイナンバー（社会保障・税番号制度） 」ページをご覧ください）。
マイナポータル連携機能とは
マイナポータル連携機能を利用することで、確定申告に必要な情報のうち、マイナンバーに紐づくデータを取得し、申告書類へ自動的に入力することができます。
※ 現時点で本機能は「ベータ版」として提供しております。今後、段階的に対応項目を拡大させる予定です。
マイナポータルと連携してできること
マイナポータル連携機能を利用するメリット
マイナポータル連携機能を利用することで、これまで紙媒体から確定申告機能の各ステップに転記していた情報を自動的に入力することができ、確定申告に必要な情報をスピーディー かつ 正確に入力することができます。
マイナポータル連携機能の対応項目
マイナポータル連携機能にて取得可能な情報は次のとおりです。
※ 「（予定）」と記載されている項目は、今後の段階的なアップデートで対応予定となっております。
| 対象となる確定申告年度 | 取得可能な情報 |
|---|---|
|
2020年度（2020年1月〜2020年12月） |
|
| 2021年度（2021年1月〜2021年12月） | |
| 2022年度（2022年1月〜2022年12月） |
|
本機能を使用するための大まかな流れ
本機能の利用にあたっては、次のとおり2つの事前準備を行なった後、freeeからデータ取得の操作を行います。
| 順番 | 操作内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 1 | 事前準備1：マイナポータルの利用を開始する |
マイナポータルを利用開始のための操作を行います。
|
| 2 | 事前準備2：e-私書箱の連携を行う |
マイナポータルとe-私書箱間の連携を行います（e-私書箱の詳細については 、提供元：株式会社野村総合研究所の「 マイナポータルと連携する民間送達サービス「e-私書箱」を提供開始 」ページをご覧ください）。
|
| 3 | マイナポータルと連携し必要なデータを取得する |
freee会計からマイナポータルに連携し、マイナンバーに紐づくデータの取得 および 必要箇所への反映を行います。
|
事前準備1：マイナポータルの利用を開始する
マイナポータルの利用は、パソコン / スマートフォン等いずれからも行うことができます。マイナポータル連携機能を利用するにあたっては、事前に必要な各種準備を行っておく必要があります。
準備の大まかなステップは次のとおりです。
1. 準備する
マイナポータルを利用するにあたって、必要なものを準備します。
パソコンを利用する場合とスマートフォン等を利用する場合では、それぞれで準備すべきものが異なりますのでご注意ください。
各ログインの詳細は次のとおりです。
- ICカードリーダライタを使ったログイン：
パソコンからマイナンバーカードの認証 および マイナポータルを利用する場合に選択します。 - 2次元バーコードを使ったログイン：
スマートフォン等からマイナンバーカードの認証を行い、パソコンからマイナポータルを利用する場合に選択します。 - スマートフォンのブラウザを使ったログイン：
スマートフォン等からマイナンバーカードの認証 および マイナポータルを利用する場合に選択します。
【パソコンからマイナポータルを利用する】
「 ICカードリーダライタを使ったログイン 」をご覧ください。
【スマートフォン等からマイナポータルを利用する】
- 2次元バーコードを使用する場合：
「 2次元バーコードを使ったログイン 」をご覧ください。 - スマートフォンのブラウザを使用する場合：
「 スマートフォンのブラウザでログイン / Android を使用する 」または「 スマートフォンのブラウザでログイン / iPhone を使用する 」をご覧ください。
2. インストールする
マイナポータルを利用するための接続用アプリをインストールします。使用している端末のOSやブラウザ等によって、必要な操作が異なりますのでご注意ください。
【パソコンからマイナポータルを利用する】
各OS / ブラウザごとに必要なアプリのダウンロードとインストールを完了させます。それぞれ該当のページをご確認ください。
- Windowsをお使いの方：
- Macintoshをお使いの方：
【スマートフォン等からマイナポータルを利用する】
各OSごとに必要なアプリのダウンロードとインストールを完了させます。
- 2次元バーコードを使ったログイン：
- スマートフォンのブラウザでログイン：
3. 利用を開始する
マイナポータルへログインし利用者登録を完了させます。使用している端末のOSによって、必要な操作が異なりますのでご注意ください。
【パソコンからマイナポータルを利用する】
「 ICカードリーダライタを使ったログイン - 利用を開始する 」をご覧ください（Windows / Macintosh共通）。
【スマートフォン等からマイナポータルを利用する】
- 2次元バーコードを使ったログイン：
「 2次元バーコードを使ったログイン - 利用を開始する 」をご覧ください（iOS / Android共通）。 - スマートフォンのブラウザでログイン：
「 Android を使用する 」または「 iPhone を使用する 」をご覧ください。
おつかれさまでした。
次は「 事前準備2：e-私書箱の連携を行う 」へお進みください。
事前準備2：e-私書箱の連携を行う
マイナポータル内の「もっとつながる」メニューから、 e-私書箱への連携 および e-私書箱から民間組織（保険会社等）への連携 設定を行います。連携手順はパソコンから操作を行う場合と、スマートフォン等から操作を行う場合とでは異なります。
※ 以下の手順ではモバイル端末から行なった場合の手順を例にご説明しておりますが、パソコンからも同様の手順にて連携設定が可能です。
準備の大まかなステップは次のとおりです。
1. マイナポータルとe-私書箱を連携する
ここでは、マイナポータルとe-私書箱の連携を行います。
手順は次のとおりです。
- マイナポータルにログインし、［もっとつながる］メニューをタップします。
- 「その他のウェブサイト」セクションに表示されている「e-私書箱(野村総合研究所)」項目にて、［つなぐ］ボタンをタップします。
- 注意次項等を確認し［同意］ボタンをタップします。
- 表示された「e-私書箱利用案内」を確認し、画面下部の［e-私書箱を利用する］ボタンをタップします。
- 表示された「e-私書箱利用規約」を確認し、［同意する］にチェックを入れ［次へ進む］ボタンをタップします。
- 「1. マイナンバーカード登録」ステップ画面が表示されたら［登録］ボタンをタップします。その後、「マイナポータルAP」アプリへ切り替わりますので、マイナンバーカードの読み取りを完了させます。
※ パソコンをお使いの方は、マイナンバーカードの読み取りにICカードリーダライタが必要となります。
- マイナンバーの読み取りが成功すると、e-私書箱の「2. メールアドレス登録」ステップ画面が表示されます。受信可能なメールアドレスを入力し［メールアドレスの登録］ボタンをタップします。
- 「つながり完了」の旨が画面に表示されれば、マイナポータルとe-私書箱間の連携は成功しています。
2. e-私書箱と各民間組織を連携する
ここでは、e-私書箱と確定申告の各種情報の取得元である民間組織（保険会社等）との連携を行います。
本手順で必要な手続きや操作内容は各民間組織ごとに異なります ので、詳しくは接続先の各民間組織へお問い合わせください。
e-私書箱と連携可能な発行主体については、国税庁「 マイナポータル連携可能な控除証明書等発行主体一覧 」ページをご覧ください。
おつかれさまでした。
次は「 マイナポータルと連携し必要なデータを取得する 」へお進みください。
マイナポータルと連携し必要なデータを取得する
ここでは、freeeからマイナポータルへ連携して、必要なデータの取得 および 必要箇所への反映を行います。
大まかなステップは次のとおりです。
1. マイナポータルと連携する
マイナンバーに紐づくデータを取得するには、freee会計からマイナポータルへの連携操作を行います。
- ［確定申告］メニュー → ［確定申告書類の作成］を開き、画面上部から［収支］ステップに切り替えます。
- 「マイナポータルから取得する」カードに記載の注意事項を確認し、［了承した上で取得する］にチェックを付け、［マイナポータルから取得］ボタンをクリックします。
2. 必要なデータを取得する
マイナポータルとの連携を行い必要なデータを取得します。
- 初回に必要な認証を行います。
- マイナンバーに紐づく各種情報が取得され、「取得された情報一覧」に表示されます。各情報をクリックすると、詳細情報を確認することもできます。例：取得された情報一覧
例：取得された情報を展開した場合
3. 取得したデータを入力する
取得したデータは各ステップUIのカードに自動的に反映させることができます。
また、反映したデータは後から手動で変更することもできます。
- 「取得された情報一覧」から連携されたデータを確認します。
連携された内容すべてに問題がなければ、［連携する］ボタンをクリックして各カードにデータを反映させます。【ご注意】
すでにカードにデータが入力されていた場合は、反映先カードの内容がすべて上書きされますのでご注意ください。
- データが反映された各カードの内容を確認し、データが正常に反映されているかどうかを確認します。必要に応じて手動で内容を変更することもできます。
ご注意事項
本機能のご使用にあたっては、次の点にご注意ください。
- 源泉徴収票記載項目と連携して取得される項目に重複がある場合
- マイナポータル連携機能でデータを自動取得・反映し、なおかつ、「会社から給与を受け取りましたか？」カードへ源泉徴収票を元にデータを転記すると重複が発生する恐れがあります。このような場合、自動連携は利用せず源泉徴収票の転記のみを行ってください。
ご参考情報
各サービスの使い方やトラブルシューティング等は、次のページをご覧ください。