給与明細を未確定に戻す際の注意点は？

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給与明細を未確定に戻す際の注意点についてご案内します。

① 該当従業員1人ではなく、従業員情報で設定された締め日支払日が同じ従業員全員の給与明細が未確定となります。

② 給与計算の開始方法の設定が「自動で開始」となっている場合、未確定に戻す前に「手動で開始」に変更する必要があります。「自動で開始」のまま未確定に戻した場合、給与確定時の条件が再現できず、計算結果が変わってしまう可能性があります。

給与計算の開始方法の設定について詳しくは「給与計算の開始方法を設定する」のヘルプページをご覧ください。

給与計算の開始方法の設定が「自動で開始」となっている場合の手順

  1. 過去にfreee人事労務で作成した、以下のデータをバックアップとしてダウンロードします。

    従業員項目選択出力機能でダウンロードした書類では、直接編集した手当や控除などが出力できず、完全な給与明細を再現することができません。

    • 給与明細
    • 給与明細一覧表
    • 賞与明細／賞与明細一覧表
      • 下記の出力手順でダウンロードできます。
        • ［賞与明細］メニュー →［印刷用ダウンロード］ボタンから［賞与明細を一括ダウンロード］をクリックします。
        • 賞与明細確定後の一覧画面→［印刷用ダウンロード］→［賞与明細一覧表（PDF）］と［賞与明細一覧表（CSV）］をクリックします。
    • 賃金台帳
      • PDF・CSVデータの両方をダウンロードします。
      • 下記の出力手順でダウンロードできます。
        • ［書類］メニュー →［賃金台帳］→［PDF一括ダウンロード］と［CSV一括ダウンロード］をクリックします。
    • 日次勤怠一覧表
  2. 給与計算の開始方法を「手動」に変更します。
  3. 給与明細を未確定に戻します。
  4. 給与明細を再確定します。
  5. 必要に応じて、給与計算の開始方法を「自動」に変更します。

スタータープラン（または旧プロフェッショナルプラン）以上からミニマムプラン（または旧ベーシックプラン）にダウングレードした際に明細を未確定に戻すと、「管理監督者」や「裁量労働制」などのスタータープラン（または旧プロフェッショナルプラン）以上のみで利用可能な勤務・賃金設定をしていた場合、給与データの再計算時にデータが消失しますのでご注意ください。

③ freee会計に連携した取引が削除されます。

ただし、次のような場合の取引は削除されません。

④ 再度明細を確定する際に、従業員数が不足してしまっている場合は、給与明細の確定ができなくなります。

［設定］メニュー → ［プラン・お支払い］から従業員数の追加を行ってください。

※ 同人数で再確定する場合は、従業員数の追加は不要です。

例：

2024年4月に50名分のID数を契約しており、50名分の給与明細を確定。
2024年5月に30名分のID数に契約を減少し、2024年4月の給与明細を未確定に戻した場合。

この場合、4月時点で50名分のID数を契約しており、すでに給与明細を50名分で確定しているため、5月にID数を減少したのちに4月の給与明細を未確定に戻しても、50名分で再確定することが可能です。

⑤［明細の公開設定］より従業員への公開設定を行っていても、未確定にした時点で非公開となります。

  • 既に従業員へ給与明細公開済みの場合：
    未確定の操作を行った時点で非公開となります。
  • 「日時を指定して公開」を選択し、未来の公開日時を指定している場合：
    公開予約が無効となります。

給与明細の公開をしたい場合は、再度給与明細を確定後、改めて公開日時の設定を行う必要があります。
操作手順については、以下のヘルプページをご覧ください。

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