対象プラン
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法人プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
個人プラン | ✓スターター | ✓スタンダード | ✓プレミアム |
freeeの電子申告アプリを利用することで、確定申告(所得税申告)の内容を簡単にオンラインで提出できます。
また、顧問先のマイナンバーを閲覧せずに申告できますので、マイナンバーの委託が発生せずに申告することができます。
※Macをご利用のお客さまは、こちらのヘルプページをご覧ください。
目次
- 2017年/2018年以降の代理申告に関する重要なお知らせ
- 1.事前準備を行う
- (1)個人事業主の方の場合
- 【2017年分確定申告】(2)税理士の方の場合 - 2.freeeで電子申告を行う
- トラブルシューティング
2017年/2018年以降の代理申告に関する重要なお知らせ
申告者本人に代わり税理士が電子申告を行う場合、会計freeeと申告freee間での取り扱いが、2017年/2018年以降の確定申告でそれぞれ異なります。
具体的な取り扱いの違いについては次のとおりです。
- 2017年の確定申告…申告者本人に代わり税理士が申告する場合、会計freeeから申告ができます
- 2018年以降の確定申告…申告者本人に代わり税理士が申告する場合、申告freeeから申告ができます(プロ向けに申告freeeで機能拡充を行ったため当該機能を移行しました)
これにともない、以下の説明の一部において、取り扱いが異なる箇所がございます。
基本的に2018年以降の確定申告における取り扱いをベースに記載し、2017年確定申告の取り扱いには「【2017年分確定申告】」と付した上で記載しておりますので、適宜読み替えてご利用ください。
※ なお、2016年分確定申告については電子申告に未対応です。
1.事前準備を行う
freeeの電子申告を初めて利用する場合、以下の事前準備が必要です。
(1)個人事業主の方の場合
freeeの電子申告を利用して電子申告を行う場合
1.お住いの地域の自治体に申請して、マイナンバーカードを取得します。
- 紙製の「マイナンバー通知カード」ではなく、ICチップの入った「マイナンバーカード」を取得する必要がありますのでご注意ください。自治体により異なりますが、申請から数週間〜1ヶ月ほどでカードを取得できます。
- 住民基本台帳カードをお持ちの場合は、住民基本台帳カードの有効期間内であれば、平成28年1月以降でもマイナンバーカードを取得するまでは利用可能です(マイナンバーカードが発行開始されたことに伴い、住民基本台帳カードの発行は平成27年12月で終了しています)。
有効期間が満了している場合は、マイナンバーカードを取得してください。詳しくは、総務省サイトの「 住基カードをお持ちの方へ 」をご確認ください。 - マイナンバーカード・住民基本台帳カードには、パスワードを設定します。このパスワードは電子申告を実行する際にも必要ですので、覚えておくようにしましょう。
2.マイナンバーカードに対応しているカードリーダー(SONYのPaSoRiなど)を入手します。
3.e-Taxのサイトから開始届出を提出し、e-taxの利用登録(利用者識別番号と暗証番号の取得)を行います。
上記リンク先の[次へ]から手続に進むことができます。
利用登録を行うと、下図のような画面が表示され、登録内容を確認できます。
4.Web版のe-taxにて、マイナンバーカードに記録された電子証明書(持ち主の身分証明をするファイル)を、e-taxの利用者識別番号と紐付けます。詳しい手順は以下のとおりです。(ダウンロード版e-taxソフトでの登録手順はこちら)
マイナンバーカードと接続したカードリーダーをパソコンに接続します。(下図はPaSoRiご利用時のイメージ)
Internet ExplorerでWeb版のe-taxにログインします。
「利用者情報の登録・確認・変更」画面を開き、「電子証明書」の「登録・更新」ボタンをクリックします。
「媒体の選択」画面では、「カードタイプの電子証明書をご利用の場合」を選択します。
「認証局サービス名」を「公的個人認証サービス(マイナンバーカード)」として、電子証明書を登録します。(このタイミングで、カードリーダーがマイナンバーカードの電子証明書ファイルを読み取ります)
5.こちらから、公的個人認証サービス 利用者クライアントソフト(JPKI利用者ソフト)をダウンロードして、パソコンにインストールします。インストールしたら、一度パソコンを再起動します。
6.こちらから、freeeの電子申告アプリをダウンロードします。
以上で事前準備は完了です。以下のチェックシートで、準備内容に漏れがないかをチェックしましょう。
表のチェックボックスは、準備した項目をチェックするためにご利用ください。
準備する内容 |
備考・参考URL |
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Windowsを搭載したパソコンを用意する |
8.1, 10, 10 Anniversary Update のいずれかが入ったパソコンをご用意ください。 |
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マイナンバーカード(または住民基本台帳カード)を用意する |
「マイナンバー通知カード」ではなく、ICチップの入った「マイナンバーカード」が必要です。 |
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ICカードリーダを用意する |
マイナンバーカード・住民基本台帳カードに対応しているカードリーダはこちらから探すことができます。 |
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ICカードリーダのドライバをインストールする |
ドライバの入手方法はICカードリーダの提供元にお問い合わせください |
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公的個人認証サービスの利用者クライアントソフトをインストールする |
こちらからダウンロードできます。インストール後、再起動が必要です |
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e-Taxの利用者識別番号を取得する |
e-Taxのサイトからオンライン上で取得できます。 |
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e-Taxの初期設定(電子証明書の登録など)を行う |
以下のいずれかを行います。 Web版の方が手軽に利用できるためおすすめです。
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freeeの電子申告アプリをインストールする |
アプリはこちらからインストールできます。 |
【2017年分確定申告】税理士の方の場合
freeeの電子申告を初めて利用する場合、以下の事前準備が必要です。
表のチェックボックスは、準備した項目をチェックするためにご利用ください。
準備する内容 |
備考・参考URL |
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---|---|---|
|
Windowsを搭載したパソコンを用意する |
8.1, 10, 10 Anniversary Update のいずれかが入ったパソコンをご用意ください。 |
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クラウド申告freeeの利用登録を行う |
ご利用料金やご登録方法についてはこちらからお問い合わせください。 |
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顧問先の事業所で「管理者」メンバーとして登録してもらう |
詳しい手順はこちらをご参照ください。 |
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税理士カードを用意する |
第四世代カードをご用意ください。 |
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ICカードリーダを用意する |
税理士カードに対応しているカードリーダはこちらから探すことができます。 |
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ICカード内の電子証明書をパソコンにインストールする |
インストール方法はこちらのICカードマニュアルをご参照ください。 |
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e-Taxの利用登録を行う |
詳しい手順はこちらをご参照ください。 税理士の方自身の利用者識別番号と、顧問先の利用者識別番号の両方をあらかじめ取得しておきます。 |
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e-Taxのルート証明書・中間証明書をインストールする |
証明書はこちらからダウンロードできます。 |
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e-Taxソフトの初期設定(電子証明書の登録など)を行う |
以下のいずれかを行います。 e-TaxはWeb版の方が手軽に利用できるためおすすめです。
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freeeの電子申告アプリをインストールする |
アプリはこちらからインストールできます。 |
2.freeeで電子申告を行う
1.[確定申告]メニューの[確定申告書類の作成]画面を開きます。
2.「基本」の各項目に入力し、「提出方法」を「電子申告(freee)」として保存します。
3.「収支」ステップの各項目に入力します。
すでに入力済みの場合も、「収支」ステップの入力内容を再確認します。
(freee電子申告を選択した場合、それ以外の提出方法よりも一部の入力項目が増えるため)
4.「確認」ステップで申告書類の内容を確認します。
もし税金が還付される場合は、還付先の銀行口座の情報をこの画面で入力します。
5.「提出」ステップの「提出の準備をしましょう」の内容がすべて完了していることを確認します。
6.e-Taxで取得した、事業主の利用者識別番号を入力します。
【2017年分確定申告】税理士の方が代理申告をする場合は、チェックボックスにチェックを入れてから、税理士の方の情報もあわせて入力します。幾つかの情報は、認定アドバイザー事業所の設定内容が自動的に反映されます。(下図参照)
7.招待済みのメンバーの中から事業主のアカウントを選択して、事業主とその扶養親族のマイナンバーを入力します。
扶養親族はマイナンバー管理freeeにて追加することができ、入力したマイナンバーはマイナンバー管理freeeにて安全に管理されます。
(【2017年分確定申告】税理士の方が申告をする場合は、事業主の方がマイナンバー管理freeeよりマイナンバーを登録してから、申告作業を行います。)
8.申告する書類にチェックが入っていることを確認したら、[申告する]ボタンをクリックして電子申告アプリを起動します。また、freeeの電子申告が添付書類データの作成(第三者作成書類の添付省略)に対応しているかどうかも確認しましょう。
([消費税申告書の作成]画面にて、対象年度の消費税申告書のe-tax用ファイルをダウンロードできる状態にすると、消費税申告書もあわせて申告することができます。)
9.電子申告アプリを開き、freeeのログイン用パスワードを入力してログインします。
(メールアドレスは自動で入力されています)
10.申告文書のデータが自動でダウンロードされますので、ダウンロードが完了したことを確認します。
11.「署名」欄にて、ご利用のカードの種類(マイナンバーカード, 住民基本台帳カード, 税理士カード)を選択し、ICカードリーダが正しく認識されたことを確認します。
12.e-Taxの暗証番号※を入力したら、[申告する]ボタンをクリックします。
※利用者識別番号発行時に設定した半角文字の数字又はアルファベットで8文字以上50文字以内のもの
13.マイナンバーカードのパスワードを聞かれますので、公的個人認証サービスの利用登録時に設定したマイナンバーカード署名用パスワードを入力して続行します。
14.申告完了のメッセージが登録されたら、会計freeeの「確定申告書類の作成」画面を再度開きます。
15.提出ステップの最下部にe-Taxパスワードを入力して、受付結果の確認を行います。
16.手続き名「所得税及び復興特別所得税申告」の受付完了と表示されます。
[詳細]ボタンを押すと、受付結果が確認できます。
納付のケース
還付のケース
(書類名には、青色決算書と表示され、確定申告書Bは表示されませんが、これで正常に確定申告完了となります。)
エラーがあるケース
次の例のように表示されます。それぞれ表示されている内容をご確認ください。
トラブルシューティング
電子申告に失敗した場合は、以下に記載の方法で解決できる可能性があります。
エラー内容 | 対処方法 |
---|---|
以下のエラーが表示される |
e-Taxソフトまたはe-Tax WEB版もしくはメッセージボックスから暗証番号の登録を行います。e-Taxの暗証番号は3年間でセキュリティのために変更をうながされるようになります。 |
以下のエラーが表示される
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e-taxにて、マイナンバーカードに記録された電子証明書(持ち主の身分証明をするファイル)を、e-taxの利用者識別番号と紐付ける必要があります。 登録手順はこちらをご参照ください。 |
以下のエラーが表示される
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freeeに入力した利用者識別番号と生年月日の組み合わせが、e-taxに登録されているそれらと異なっている可能性があります。 登録内容の誤りを確認・修正した上で、再度電子申告を行ってください。 |
以下のエラーが表示される
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e-taxにて、マイナンバーカードに記録された電子証明書(持ち主の身分証明をするファイル)を、e-taxの利用者識別番号と紐付けると解消する場合があります。 登録手順はこちらをご参照ください。 |
以下のエラーが表示される
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対象の書類の記入内容に、特殊な文字(見た目は同一でも文字コードが異なる文字)が使用されている可能性があります。 確定申告書類の作成画面に入力した各項目を入力し直すことで、エラーが解消される可能性があります。 ※ Windows版e-taxにファイルを取り込むと、該当の文字列が「?」となって表示されます。 |
以下のエラーが表示される
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初期設定が完了していない可能性があります。 |
電子証明書のPIN入力後、「署名しています」の状態のまま変わらない |
マイナンバーカードに対応したICカードリーダーを利用しているかを確認します。マイナンバーカードに対応したカードリーダー一覧は、こちらをご参照ください。 |
電子申告アプリを開くと、強制的にアプリが終了してしまう |
一度パソコンを再起動してから再度申告をお試しください。 |
上記以外のエラーメッセージが表示される |
e-taxのトラブルシューティングをご参照いただくことで解決方法が見つかる場合があります。 |
freeeの電子申告アプリをダウンロードできない |
こちらをクリックして、再度ダウンロードを実行してください。 ダウンロードされた「launcher.application」をダブルクリックすると、インストールが開始されます。 |
上記のいずれの対応を行っても解決しない場合は、下表のチェック項目もご確認ください。
(※ 表のチェックボックスは、確認済みの項目をチェックするためにご利用ください。)
チェック項目 |
備考 |
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ICカードリーダがPCに接続されているか? |
ICカードリーダがUSBポートに正しく接続されていることをご確認ください。 |
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ICカードの向きは正しいか? |
通常、金属部分を上にして、金属部分が挿入されるようにして差し込みます。 |
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ICカードは動作するカードか? |
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e-taxに電子証明書を登録したか? |
e-taxにて、マイナンバーカードに記録された電子証明書(持ち主の身分証明をするファイル)を、e-taxの利用者識別番号と紐付ける必要があります。 登録手順はこちらをご参照ください。 |
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ICカードリーダのドライバをインストールしてあるか? |
ご利用のICカードリーダのドライバをインストールする必要があります。 |
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複数のICカードリーダーを接続していないか? |
接続するカードリーダを1台にしてから再度お試しください。 |
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入力したICカードのパスワードは正しいか? |
入力されたパスワードが正しいかどうかをご確認します。 なお、何回かパスワードを間違えるとICカード自体ロックされて使えなくなりますのでご注意ください。 |
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ICカードを途中で抜いたり移動したりしていないか? |
署名中に抜き差しすると、エラーや故障の原因となります。 |
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【2017年分確定申告】 |
こちらからダウンロードすることができます。 |
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電子申告アプリにおいて、申告対象の事業所に正しくログインできているか? |
確定申告書を作成した事業所に、電子申告アプリ上でもログインできていることをご確認ください。 |
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e-taxの利用者識別番号は間違っていないか? |
確定申告書類の作成画面の「提出」ステップに、正しい利用者識別番号が入力されているかどうかをご確認ください。 |
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e-taxの利用可能時間外に申告しようとしていないか? |
e-Taxは、月〜金曜日の8:30-24:00が利用可能時間ですので、その時間内にご利用ください。 なお、1/16-3/15は、月曜0:00-8:30以外のすべての時間帯で利用可能です。 利用可能時間の詳細はこちらをご覧ください。 |
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外部プロトコルのリクエストに関する設定が「何もしない」で保存されていないか? |
Chromeをご利用の場合、「外部プロトコルのリクエスト」の設定画面で「このようなリンクの設定を全て保存する」をチェックしてから「何もしない」をクリックすると、それ以降は電子申告アプリが起動しなくなります。保存された設定を解除するには、以下の手順で設定データを削除します。
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チェック項目 |
説明 |