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「売上高等の事業所別内訳書」は、法人税の確定申告で必要となる勘定科目内訳明細書のひとつです。複数の事業所を設けている場合に、各事業所ごとの売上高を示すために作成します。
※ 勘定科目内訳明細書の全般的なヘルプページはこちら。
本記事は【法人】プラン向けのヘルプページです。
2024年7月以降の新会計プラン(ひとり法人・スターター・スタンダード・アドバンス・エンタープライズ)をご契約されている場合には、新規に勘定科目内訳明細書の作成はできません。
freee申告の勘定科目内訳明細書をご利用ください。
詳細は「freee申告内訳書・概況書を利用できるプランについて」を参照ください。
売上高等の事業所別の内訳書とは
「売上高等の事業所別の内訳書」は複数の事業所を設置している法人が、その各事業所(各支店、営業所、工場など)の所在地の情報とそこでの売上高を記載する書類です。事業所別の売上高を示すことでそれぞれの事業所の実在性を示します。
売上高等の事業所別の内訳書を作成する
こちらの内訳書を作成する場合には、「出力する」をクリックし、作成項目を表示させます。
「試算表を確認する」ボタンをクリックすると、新規ウィンドウで試算表が開きますので、試算表の金額を参照することができます。
作成時のポイント
[作成時に見るべき試算表の金額]
内訳書を作成する際には、試算表の以下の箇所の金額を参照しながら作成します。
(試算表)
売上の取引を登録時に「部門」タグ(A本店、B支店など)をつけることで、事業所ごとの売上高を試算表で表示させることができ、内訳書の作成時に効率的に作成を進めることができます。
もしくは、事業所毎に勘定科目を設けてその勘定科目を使用して記帳する方法も考えられます。
[作成時の留意事項]
- 全ての事業所について売上高を記載する必要があります。
- 売上高の金額、期末棚卸高の「計」の欄の金額が、試算表の「売上高」と「棚卸商品」(商品、製品、仕掛品、原材料)の合計値と一致するようにします。
- 期末従業員数には、期末時点での雇用している従業員の数を記載します。
- 摘要欄には、本年中に異動があった場合に「開設」「閉鎖」などの事実を記載します。
[作成後に見るべき試算表の金額]
内訳書を作成後は内訳書と試算表のそれぞれの以下の箇所を参照し、金額が一致していることを確認します。
(内訳書)
(試算表)