freeeは、電子マネー「nanaco」と同期をすることができます。
同期をすることで、nanacoの利用履歴(支払・チャージ・ポイント取得)を自動で取り込むことができ、その内容に基づいて自動で記帳することもできます。
本ページの対象の電子マネー
- nanaco(カード)
- nanaco(モバイル)
nanacoは、セブン&アイグループのセブン・カードサービス社により発行されている電子マネーです。nanacoに現金をチャージすることで、小銭いらずで買い物ができる他、利用額に応じてポイントもたまります。詳しくは、nanacoの公式サイトをご覧ください。
同期設定方法
- まずは、お手持ちのnanacoをfreeeに登録すべきかどうかを判断します。私的な利用が多い場合は、登録しないことをおすすめします。(詳細)
- [口座]→[口座を登録]を開き、「決済サービス・電子マネー」から[決済サービス・電子マネーを登録する]をクリックします。
- 「電子マネー」の中の「nanaco(カード)」または「nanaco(モバイル)」を選択し、[口座を登録して連携設定に進む]をクリックします。
※カード型のnanacoのみをご利用の方は「nanaco(カード)」を、モバイルアプリやnanacoネットをご利用の方は「nanaco(モバイル)」をクリックし、口座として登録します。
- カードを選んだ場合は「nanaco番号とカード記載の番号」を、モバイルを選んだ場合は「nanaco番号と会員メニュー用パスワード」をログイン情報として入力し、[nanaco(カード・モバイル)との連携設定を行う]ボタンをクリックします。
- nanaco口座の同期が成功したら、同期設定は完了です。(失敗した場合は、入力したログイン情報や、口座の種別に間違いが無いかを再度ご確認ください)
同期における注意事項
明細取得可能期間
nanaco(ナナコ)を同期すると、カード・モバイルどちらも最長3ヶ月の明細が取得できます。
freeeにおける当会計期間が3ヶ月以内の場合は、会計期間の開始日以降のデータを取得します。
例:2022-01-01〜2022-12-31が会計期間の場合
2022年3月1日に同期設定をすると、2022年1月1日以降のデータを取り込めます。
同期した明細における留意事項
nanacoと同期すると、「支払」「チャージ」「ポイント取得」のいずれかの明細が取得されます。
取得した明細を帳簿付けする
取得した明細の内容に応じて、以下のように取引・口座振替を登録しましょう。
内容 | 区分 | 登録するもの | 備考 |
---|---|---|---|
事業に関する支払 | 出金 | 購入したものが該当する勘定科目の支出取引 | 例えば、オフィスで使う文具を買ったなら「消耗品費」、店で提供する料理の材料を買ったなら「仕入高」とします。 |
個人的な支払 | 出金 |
個人事業主は「事業主貸」、法人は「役員貸付金」の勘定科目の支出取引 |
freeeに登録したnanacoは事業専用のものとして扱うことで経理処理がスムーズになります。 「freeeに登録する場合は私的な支払には利用しない」または「私的な利用が多いnanacoはfreeeには登録しない」ことをおすすめします。 |
チャージ | 入金 |
「現金→nanaco」の口座振替 または 「クレジットカード→nanaco」の口座振替(※) |
(※) |
ポイント取得 | 入金 | 勘定科目「雑収入」の収入取引 |
明細から取引を登録する際に「自動化」にチェックを入れると、次回以降は自動で取引が登録されます。 |
このページで解決しないときは
上記注意点、よくある質問を確認しても問題が解決しない場合は、「 口座が同期できない時の対処方法 」もご参照ください。