freee販売では、日々の売上と仕入の実績や見込額から自動でレポートが作成されます。
レポートからは、グラフや表形式で、簡単に売上・仕入れ・粗利の実績や見込を確認することができます。レポートは、いずれもCSV形式で出力することができます。
レポートの確認方法
メニュー [レポート]から確認できます。
レポートを使って分析する
表示するデータを絞り込む
レポートで表示するデータは、特定の条件により絞り込み表示することができます。絞り込み欄で指定可能な項目は下表のとおりです。
【集計期間】
登録された売上日、仕入日、案件の完了日(完了予定日)から年月単位で集計範囲を指定できます。範囲を選択後、[適用]ボタンをクリックします。
【集計金額】
集計対象について、売上、仕入、案件粗利の「実績金額のみ」または「実績と見込額の合計額」を切り替えることができます。
※見込金額はスタンダードプランのみ対象です。
項目名 | 集計金額 | 詳細 |
---|---|---|
販売 | 売上金額のみ | 売上金額が、売上日に基づいて集計されます。 |
売上金額と受注残 (スタンダードプランのみ) |
売上金額と、受注額のうち売上未計上の残額が集計されます。 |
|
調達 | 仕入金額のみ | 仕入金額が、仕入日に基づいて集計されます。 |
仕入金額と発注残 |
仕入金額と、発注額のうち仕入未計上の残額が集計されます。 発注残は、仕入予定日に基づいて集計されます。 仕入予定日が設定されていない発注金額は集計対象に含まれません。 |
|
案件粗利 | 実績金額のみ |
売上・仕入・その他費用・人件費(※)の実績が、案件の完了日に基づいて集計されます。 完了日が設定されていない案件は集計対象に含まれません。 ※人件費はfreee工数管理と連携している場合のみ |
実績金額と見込金額 |
売上・仕入・その他費用・人件費(※)の実績と見込が、案件の完了日(完了予定日)に基づいて集計されます。
※人件費はfreee工数管理と連携している場合のみ |
【案件フィルタ】
メニュー[案件]の案件詳細の項目を参照してフィルタをかけることができます。
項目名 |
詳細 |
---|---|
受注確度 |
案件詳細の受注確度で絞り込み表示ができます。 |
フェーズ |
案件詳細のフェーズで絞り込み表示ができます。 |
案件顧客 |
案件詳細の顧客名で絞り込み表示ができます。 |
絞り込みを実行するには、各項目を指定したのち[適用]ボタンをクリックします。
さまざまな切り口で表示する
レポートは「取引先別(顧客別/仕入先別)」「担当部門別」「案件別」「担当者別」「会計計上部門別」の5つの切り口別に表示することができます。
各切り口の参照箇所は下記のとおりです。
切り口名 |
参照先 |
---|---|
取引先別 |
売上/案件粗利:顧客 仕入:仕入先 |
担当部門別 |
売上/仕入/案件粗利:社内管理情報の担当部門 |
会計計上部門別 |
売上/仕入(実績金額のみ):明細単位の会計計上部門 |
案件別 |
売上/仕入/案件粗利:案件 |
担当者別 |
売上/仕入/案件粗利:担当者 |
集計方法は、合計額か比率を切り替えて表示できます。
[未選択項目合計を表示]にチェックを入れると、グラフ下の表でチェックを入れていない項目の合計値がまとめて一つの値として表示されます。
デフォルトでは、合計値の多いものから降順で最大10社にチェックが入っています。
10社以上の内訳をグラフで表示させたいときは手動でチェックボックスにチェックを入れてください。
グラフは、積み上げグラフと棒グラフを切り替えて表示できます。
レポートを出力する
レポートで表示されているグラフ下の表データをCSV形式で出力することができます。
- 「 レポートを使って分析する」を参照しデータの絞り込みと表示項目を切り替えて、出力したい表内容に整えます。
- [エクスポート]ボタンをクリックします。
- CSV形式でデータが保存されます。