freeeには、お手元のデータを取り込む方法が複数あります。
- 明細のアップロード:銀行明細のデータファイルを取り込み、「自動で経理」へ
- 仕訳インポート:他社製品やExcelで管理したデータを取り込み、「振替伝票」として登録
- 取引・口座振替のインポート:freee形式のファイルを準備し、「取引」「口座振替」として登録
- エクセルインポート:ExcelファイルをCSVに変換することなく「取引」や「振替伝票」として登録
ここでは、取引・口座振替のインポートについてご案内します。
※ freee指定のフォーマットは本ページ下部に添付してあります。
目次
取引インポートのメリット
freeeでは多様な記帳方法がありますが、その中でも取引インポートは、他社サービスから同期できない取引が大量にある方や、定期的に同様の取引がある方におすすめの方法です。
freeeへインポートするためには、お手元で所定の形式の取引データを作成する必要があります。
取引データファイルを作成する
取引データのファイルを作成する
「取引」は、freeeでの収入や支出の帳簿付けを指します。
本ページ下部に添付されているファイル、もしくは取引インポートのページから、取引インポート用ファイルのサンプルをダウンロードして加工します。この時、1行目(ヘッダ)は削除しないようにご注意下さい。
※ ファイルサイズの上限は5MBとなります。
列項目 | 条件 | 備考 |
---|---|---|
収支区分 | 必須 |
「収入」・「支出」のいずれかを入力します。 |
管理番号 | 管理用の番号です。 | |
発生日 | 必須 | 日付形式(YYYY/MM/DD)で入力します。 |
決済期日 | 日付形式(YYYY/MM/DD)で入力します(未決済取引の場合に任意に設定)。 | |
取引先コード (※2) |
取引先をコードで管理する場合に使用します。 |
|
取引先 | *取引先・品目・メモタグ・備考の詳細はこちら *それぞれ、未登録のものを設定するとfreee上に新規作成されます |
|
勘定科目 | 必須 | |
税区分 | 必須 | 税率が表記されていない税区分は、その発生日にかかわらず「5%」として取り扱われます。また、機能によって税区分の取り扱いが異なる場合があります。詳細は「税率が記載されていない税区分について」をご覧ください。 |
金額 | 必須 | *常に税込金額で入力します(税計算区分が外税の場合も税込) *合計金額がマイナス金額となる入力はできません *複数行の取引の内訳行にはマイナス値を入力できます |
税計算区分 | *「内税」「外税」「税込」、または空欄とします。 *内税と税込は同じ扱いになります。外税では税額を指定できます。 |
|
税額 | *税計算区分が「外税」で、税抜経理の場合にのみ使用します *空欄としても、勘定科目と日付から自動で税額は計算されます *常に正の値で入力します |
|
備考 | *取引先・品目・メモタグ・備考の詳細はこちら *それぞれ、未登録のものを設定するとfreee上に新規作成されます *メモタグはカンマ区切りで入力すると複数タグの反映が可能です |
|
品目 | ||
部門 | ||
メモタグ |
||
セグメント1 (※3) |
作成される取引に付与したいセグメントラベルを入力します。なお、「列項目名」には実際に使用しているセグメントの名称を入力してください(セグメントの名称は[設定]メニュー → [セグメント1の設定] をクリックし 「名称(10文字以内)」から確認できます)。 |
|
セグメント2 (※3) |
作成される取引に付与したいセグメントラベルを入力します。なお、「列項目名」には実際に使用しているセグメントの名称を入力してください(セグメントの名称は[設定]メニュー → [セグメント2の設定] をクリックし 「名称(10文字以内)」から確認できます))。 ※アドバンスプラン以上(または旧エンタープライズプラン)のみ |
|
セグメント3 (※3) |
作成される取引に付与したいセグメントラベルを入力します。なお、「列項目名」には実際に使用しているセグメントの名称を入力してください(セグメントの名称は[設定]メニュー → [セグメント3の設定] をクリックし 「名称(10文字以内)」から確認できます))。 ※アドバンスプラン以上(または旧エンタープライズプラン)のみ |
|
決済日 | 決済済み必須 |
日付形式(YYYY/MM/DD)で入力します |
決済口座 | 決済済み必須 |
freeeに登録されている口座を入力します 【支出】 【収入】 |
決済金額 | 決済済み必須 | マイナス金額の入力も可能です |
※1 取り込まれる取引はすべて新規の取引となります。既存の取引に決済だけを登録することはできません。
※2 「取引先コード」列に何らかの値が入力されており、かつ取引先コードを「使用しない」に設定している場合でもインポートが可能です。ただし、この場合は取引先コードの内容はfreee会計に反映されません。
※3 アドバンスプラン(旧プロフェッショナルプラン)、エンタープライズプラン以外でも、「セグメント1~3」列に何らかの値が入力されている状態でインポートすることが可能です。ただし、この場合はセグメント1~3の内容はfreee会計に反映されません。
口座振替のファイルを作成する
口座振替は、「A銀行からB銀行へ」など、資金を移動した際の記帳です。
本ページ下部に添付されているファイル、もしくは取引インポートのページから、口座振替インポート用ファイルのサンプルをダウンロードして加工します。この時、1行目(ヘッダ)は削除しないようにご注意下さい。
※ ファイルサイズの上限は5MBとなります。
列項目 | 条件 | 備考 |
---|---|---|
振替日 | 必須 | 日付形式(YYYY/MM/DD)で入力します |
振替元 口座 |
必須 | 資金移動元の口座で、freeeに登録されている口座を入力します |
振替先 口座 |
必須 | 資金移動先の口座で、freeeに登録されている口座を入力します |
備考 | ||
金額 | 必須 | 移動した資金の金額を入力します |
取引データファイルをインポートする(取り込む)
- [取引]→[取引の一覧・登録]にて、右上の[その他の機能]ボタンから「取引データのインポート」をクリックします。
- [CSVファイルのアップロード]から、取引または口座振替のファイルをアップロードします。
- アップロードが完了すると、プレビュー(確認画面)が表示されます。問題がなければ[登録する]ボタンをクリックします。
- インポートが完了すると、履歴を確認する画面に遷移します。[登録された取引]のボタンから、インポートしたデータを確認することができます。
※ ここで履歴横の[削除]ボタンをクリックすると、インポートしたデータ自体も削除されますのでご注意ください。「インポートの詳細」列の[対象一覧]をクリックすると、インポートしたデータ行ごとにインポート結果や作成されたデータを確認することができます。
※ 「失敗」したデータ行を再インポートする場合は、「成功」したデータ行を含まないインポートデータをご用意の上、インポートを行ってください(すでに「成功」し登録済みの取引との間で重複が発生します)。
参考:取引先・品目・部門・メモ・備考タグの上限について
各項目には文字数に上限がありますのでご注意下さい。2015年3月現在の文字数の上限は、次の通りです。なお、上限文字数は変更になる可能性があります。
- 取引先: 255文字
- 品目: 255文字
- 勘定科目: 255文字
- メモタグ: 30文字
- 部門: 30文字
取引インポート用ファイルのサンプル
取引および口座振替のインポート用ファイルのサンプルはこちらです。
ご利用の表計算ソフトの名前が入ったファイルをダウンロードして加工します。
サンプルファイルを加工する際、1行目(ヘッダ)は削除しないようにご注意下さい。