クレジットカード口座の残高ズレを解消する

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クレジットカードを「口座」として登録している場合、会計freeeでは以下のように帳簿付けを行う必要があります。

  • クレジットカードの開始残高を入力する
  • クレジットカードのすべての利用内容を取引として登録する
  • 銀行口座からの引き落としを「口座振替」として登録する

上記のいずれかを登録していない場合、クレジットカードの残高は正しい値になっていませんので、本ページで紹介する方法で修正を行います。

※クレジットカード利用時の帳簿付けについてはこちら:一括払い分割払いリボ払い

 

目次

 

 

修正が必要かどうかを確認する

ホーム画面や口座一覧で表示されるクレジットカードの残高は、「カードの利用額のうち、引き落としが済んでいない金額」「マイナス」で表示しています。

そのため、以下のようになっている場合、クレジットカードの利用内容や引き落としが正しく登録できていない場合があります。

正しい状態

残高がマイナス

残高がゼロ

要修正

×残高がプラス

×残高の値が利用限度額より大きい


また、以下の場合も修正が必要と考えられます。

要修正

×クレジットカードの引き落としを「取引」として登録した覚えがある

×クレジットカードの引き落としを登録した覚えがない



残高ズレの詳細を確認する

総勘定元帳でクレジットカードの残高を確認する

登録内容を修正する場合、[レポート]メニューの[総勘定元帳]を開き、修正の対象となるクレジットカード名をクリックすると、残高の推移を確認できます。

総勘定元帳の残高は、ホーム画面や口座一覧とはプラスマイナスが逆で表示されていますのでご注意ください。(つまり、残高がプラスまたはゼロの状態が正しくなります)

 

修正が必要となる場合

登録内容に誤りが生じている場合、以下のように表示されていることがあります。

  • ①引き落とし日(請求金額を支払った日)に、借方金額が計上されていない
    →引き落としが登録されていない可能性あり

  • ②同じ日付に、同じ金額が同じ相手勘定科目で計上されている
    →カードの利用内容や引き落としが二重に登録されている可能性あり

  • ③総勘定元帳の「残高」がマイナスになっている
    →それ以前の日付で、カードの利用内容(支出)が登録されていない可能性あり

【登録内容に誤りがある場合の例】

 

修正しなくてもよい場合

クレジットカードを同期している場合、そのカードを利用してから明細が取り込まれるまでには、およそ1ヶ月〜最大で3ヶ月(※)ほどかかります。

そのため、利用後から明細取り込みまでの間は、一時的に、freee上の表示が実際の未払い残高よりも少なくなっていますが、明細が取り込まれたあとに取引を登録すれば正しい残高になります。

※ カード会社側の処理の影響で請求月が遅れることになった場合、利用から2〜3ヶ月後に明細が取り込まれる場合があります。(例:楽天カードの場合



残高ズレを解消する

残高ズレが発生する主な原因は下表の通りです。各方法で、残高ズレを解消しましょう。

考えられる原因

解消方法

引き落としを登録していない

【自動で経理 の場合】
(明細の無視をキャンセルしてから)銀行→カードの「口座振替」を登録する

【手動登録の場合】
銀行→カードの「口座振替」を登録する


【現金で支払った場合】
現金→カードの「口座振替」を登録する

引き落としを「取引」として登録している

取引を削除し、銀行→カードの「口座振替」として登録する

freeeに登録していないプラベートの銀行口座から支払った際、その内容を登録していない

【個人事業主の場合】
「事業主借」の収入取引を、クレジットカードを決済口座として登録する

【法人の場合】
「役員借入金」の収入取引を、クレジットカードを決済口座として登録する

取引や口座振替を二重に登録している

誤って登録した取引・口座振替を削除する

開始残高を設定していない

「開始残高の設定」画面にて、期首日時点の未払い残高を登録します。

※未払い残高の算出方法はこちら

※開始残高の設定画面が表示されない場合はこちら

プライベートの支出の明細を「無視」している

明細の無視をキャンセルして、勘定科目「事業主貸」の支出取引として登録します。

(法人の場合は、実態に応じて「役員貸付金」などの取引として登録します。)


また、一部のお客様においては、以下のケースが該当する場合もあります。

考えられる原因

解消方法

ジャパンネットVISAデビットで外貨の支払を行った

こちらの方法で解消します。

リボ払いの際の支払利息を登録できていない

こちらの方法で取引を登録します。

リボ払いを利用しており、あとから支払い方法を変更した

こちらの方法で解消します。

 


参考:期首日のクレジットカード残高を算出する方法

期首日のクレジットカード残高を、クレジットカードの請求明細に記載されている情報だけで計算する場合、以下の計算式を用います。

【年度の最初の引き落とし内容が一括払いのみの場合】

その年度の最初に引き落とされる金額

「最初の引き落とし額が決まった締め日」から「期首日」までの利用額合計

【年度の最初の引き落とし内容に分割・リボが含まれる場合】

その年度の最初に引き落とされる金額

「最初の引き落とし額が決まった締め日」から「期首日」までの利用額合計

最初の引き落とし後の分割残高

最初の引き落とし後のリボ残高

 


参考:開始残高を設定できずプラス残高を解消できない場合

開始残高の設定画面は、一度でも年度締めをしていると表示されません。

口座の残高がプラスのままになってしまうが開始残高の設定画面は開けないという場合、以下の処理を行います。

個人事業主の場合は、クレジットカードの残高が正しい残高になるように、「取引を登録」メニューから、以下の取引を手動で登録します。

項目

入力内容

収入/支出

支出

決済

完了

口座

対象のクレジットカード

取引日

期首日(個人事業主の場合は1月1日)

勘定科目

事業主貸

金額

期首日時点のクレジットカード残高(算出方法はこちら

(その他)

空欄でOK

 

法人の場合は、クレジットカード決済のすべての支出取引と、引き落としの内容を登録したら、そのまま次年度に進みます。