対象プラン
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新プラン | ミニマム | スターター | スタンダード | アドバンス |
旧プラン | ミニマム | ベーシック | プロフェッショナル | エンタープライズ |
freee人事労務では、複数の従業員に対する給与の振込を一括で行うことができます。(総合振込)
総合振込は、freee人事労務で「総合・給与振込依頼ファイル」を作成して、それをオンラインバンキングに取り込むことで実行できます。
これにより、給与振込の手続きにかかる時間を大幅に短縮できます。
※freee人事労務では、給与デジタル払いである「PayPay給与受取」に対応しています。詳しくは「給与デジタル払いを行う(PayPay給与受取)」のヘルプページをご覧ください。
総合振込のご利用条件
総合振込を利用する場合、次の条件を満たす必要があります。
- 給与の振込にオンラインバンキングを利用していること
- オンラインバンキングで総合(給与)振込依頼ファイルの取り込みに対応したプランを利用していること
1. 従業員の振込先口座情報・振込方法を登録する
従業員の振込先口座情報を入力していない場合は、次の手順で登録します。
給与・賞与の振込口座は最大3つまで登録でき、それぞれの口座への振込方法を設定することが可能です。
※ 従業員自体が未登録の場合は、従業員インポートを利用することで口座情報(ただし金融機関名カナ・支店名カナ以外)もまとめて登録できます。従業員インポートについては、「従業員をCSVファイルで一括追加する」のヘルプページをご覧ください。
- [従業員]メニュー →[従業員情報]を開き、画面上部の年月ナビゲーションで、総合振込を開始する月を選択します。
- 振込先口座を登録する従業員の行をクリックします。
- 従業員詳細画面が開きますので、[振込先口座]欄の[編集]ボタンをクリックします。
- 編集したい口座の行をクリックすると、入力画面が表示されるので口座情報を漏れなく入力し、[保存]ボタンをクリックします。
振込先口座情報に漏れがある従業員は、総合振込依頼ファイルの出力対象となりません。
- 金融機関名が「UI銀行」等のアルファベットから始まる、かつ1文字目のアルファベットをカタカナに変換したときに「ユー」等の伸ばし棒が入る場合の検索方法は、2文字目以降の金融機関名のアルファベットをカタカナ変換して検索すると表示されるようになります。
例:「UI銀行」の場合、「ユー」では検索できませんが、「アイ」で検索することで金融機関名一覧に表示されます。
振込口座の金融機関名・支店名は、名称を漢字やカタカナで検索すると表示されない場合があります。そのため、頭文字2文字をひらがなで検索してください。
例:東京支店の場合 → 「とう」で検索
- 金融機関名や支店名のカナも入力します(入力しないと振込時にエラーになる銀行があります)。「ギンコウ」「シテン」までのカナを含めて入力するかは、ご利用の金融機関にご確認ください。
- 「金融機関名」で該当の金融機関を選択すると、「金融機関名(カタカナ)」と「金融機関コード」が自動補完されます。
- 「支店名」で該当の支店名を選択すると、「支店名(カタカナ)」と「支店コード」が自動補完されます。
支店名・支店コードに変更があった場合
freee人事労務で参照している銀行名などのデータは月に一度の更新となります。
その月の第一月曜日のデータを利用し、その週に反映される仕様となっているため、すぐに新しい「支店名」「支店コード」が検索で表示されない場合があります。
そのため、その月の第2週目以降に編集を行ってください。また、従業員情報として登録している「銀行名」「支店名」と、freee人事労務で参照している「銀行名」「支店名」のデータは連動していません。
自動で同期されませんので、参照先の金融機関のデータ更新に伴い、freee人事労務側の従業員情報の更新を行ってください。
※ お急ぎの場合は、支店名を「空欄」にし、「支店名(カタカナ)」「支店コード」を手入力してご対応ください。
- 各口座に登録した口座情報は順番を入れ替えることはできません。口座1に登録したい情報を口座2に入力した等、登録後に順番が異なっていた場合は再度[編集]ボタンから各口座の情報欄へ正しい情報を登録します。
- 金融機関名が「UI銀行」等のアルファベットから始まる、かつ1文字目のアルファベットをカタカナに変換したときに「ユー」等の伸ばし棒が入る場合の検索方法は、2文字目以降の金融機関名のアルファベットをカタカナ変換して検索すると表示されるようになります。
- 従業員詳細画面の[給与振込方法]、[賞与振込方法]欄の[編集]ボタンから、各口座への振込額を設定し、[保存]ボタンをクリックします。
- 振込方法は[全額]・[固定額]・[残額]から選択します。[固定額]を選択する場合は必ず金額を設定してください。
- 同じ口座に対して[固定額]を設定する等、設定が不可能な組み合わせの場合にはエラーが表示されます。
※ 設定可能な組み合わせについて
設定した口座に対して、実際に設定可能な組み合わせは次のとおりです。- 全額・未選択・未選択
- 固定額・固定額・残額
- 固定額・残額・未選択
以下の組み合わせについては、仕様変更により設定ができなくなりました。
- 固定額・未選択・残額
- 未選択・固定額・残額
- 以上の手順を繰り返し、総合振込を行う従業員の振込先口座・振込方法をすべて登録します。
2. 給与明細を確定する
総合振込を実行するには、その月の給与明細が確定されている必要があります。
- 画面上部の年月ナビゲーションで、給料を支払う月を選択します。
- [給与]メニューを開き、[給与明細を確定]をクリックし、給与明細を確定します。
3. 総合・給与振込依頼ファイルを出力する
給与明細を確定したら、オンラインバンキングに取り込むための総合・給与振込依頼ファイルを出力します。
※ 全銀フォーマット(固定長) TEXT, CR/LF 有・無 両型式対応
- 総合振込を行う月の給与明細を確定後、[給与の振込]をクリックします。
[書類]メニュー →[書類・手続き]から[給与・賞与の振込]をクリックした場合も、同じ「振込依頼ファイルの出力」画面に遷移します。
- 振込依頼ファイルを作成する対象を選択します。
対象となる従業員・締め日支払い日グループ、給与・賞与(賞与が確定している場合)を選択します。
該当する支給月の給与/賞与明細について振込先口座・振込方法に必要な情報が設定されていない場合、該当従業員のチェックボックスにチェックを入れることはできません。
従業員詳細画面から必要な情報を入力し、再度明細を確定します。
給与明細のみ、賞与明細のみの振込依頼ファイルを出力したい場合は、「出力対象」プルダウンメニューで、[給与のみ][賞与のみ]のいずれかを選択します。
「振込依頼ファイルの出力」画面に表示される従業員の並び順は、以下の通りです。
- 入社日が早い順
- 入社日が同じ場合は登録が早い順
また、従業員をソートする機能は付いていませんので、並び順を任意に変更することはできません。
- 振込元(会社や事業主)の口座情報を入力します。
- 「委託者コード」には、金融機関が会社や事業主に割り当てている10桁の数値を入力します。
- 「委託社名(カタカナ)」には、会社名や事業主名を入力します。
ご利用の金融機関によっては、委託者コードが必須項目となる場合があります。
委託者コードについてご不明な場合や、委託者コードが必須項目かについてはご利用の金融機関へご確認ください。 - 種別コードと新規コードを選択します。
- 「種別コード」を「給与」にすると、一部の金融機関では特典を受けられる場合がありますが、逆に「給与」に対応していない金融機関もあります。詳しくは、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
- 「新規コード」をどちらに選択すべきかについても、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
- 「振込先口座が設定されている従業員(◯◯年◯月支払分)」欄にて、振込先の従業員を選択します。(もし振込先の従業員が表示されていない場合は、本ページ「1. 従業員の振込先口座情報・振込方法を登録する」の手順で振込先口座を登録します。)
- 「ファイルフォーマット」欄にて、銀行の仕様に合わせて[テキスト形式]または[テキスト形式・改行あり]を選択します。
- [振込依頼ファイルをダウンロード]ボタンをクリックして、総合・給与振込依頼ファイルをダウンロードします。
この段階では振込は完了していません。
4. オンラインバンキングで振込を実行する
総合・給与振込依頼ファイルをダウンロードしたら、ご利用のオンラインバンキングにファイルを取り込むことで、給与の振込が一括で実行されます。(総合振込)
総合振込の実行手順については、ご利用の金融機関へお問い合わせください。