対象プラン
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法人プラン | (✓)ミニマム | ✓ベーシック | ✓プロフェッショナル | ✓エンタープライズ |
個人プラン | スターター | ✓スタンダード | ✓プレミアム |
支払の遅延を防ぐためには、今どれだけの未払いの項目があって、いつまでに支払わなくてはならないかを把握しておく必要があります。
freeeの支払管理レポートでは、支期日別の支払待ち買掛金・未払金等のリストのほか、任意の期間内の買掛金・未払金等の変動を見ることができます。
※2019/05/13より、買掛レポートが支払管理レポートにアップグレードしました。
目次
プランごとでご利用いただける支払管理レポート機能の範囲について
本機能はプランごとにご利用いただける機能の範囲に違いがあります。それぞれの違いは次のとおりです。
法人:ミニマムプラン
「債務一覧」タブの情報が確認できます。
個人:スタンダードプラン以上 / 法人:ベーシックプラン以上
本機能のすべてがご利用いただけます。
支払管理レポートでできること
[レポート]→[支払管理レポート]から確認することができます。
会計freeeの支払管理レポートでは、「買掛金」や「未払金」など債務の勘定科目の確認・管理を行うことができます。
- 支払い業務の管理
- 一括振込ファイルの出力
- 来月どの支払先へどれくらい支払予定か
- ある支払先から請求書が来た場合、いつの買掛金に対応しているかを確認する
[債務一覧]
個別の債務の一覧の情報を一覧表示させることができます。
取引先ごと、または決済期日ごとに債務の決済状況を確認します。
[年齢表]
年齢表とは債務の発生後何か月経過していて、いくら残高が残っているかなどの情報を確認するための資料です。
取引先ごとの債務(買掛金、未払金)の金額が、回収サイトに則り正常に回収できているかを確認することができます(「サイト」の設定は、プロフェッショナルプラン以上のみ対応しております。詳しくはこちら)。
例)「月末締めの翌月末払い」
- ○○月に発生した○○円が未払いであることがわかる
- 支払いができているか、また支払い済みにも関わらずfreeeの帳簿上「未払い(未決済)」という情報が残ってしまっていないかを確認し、適切に処理しましょう。(未決済取引の消込についてはこちら)
債務一覧を確認する
債務一覧には、会計freee上で未決済の支出として登録したデータが、一覧形式で表示されます。期日に支払予定日を入力しておけば、決済期日が近い買掛金として支払管理に用いることが出来ます。
[使用例]
1.期日超過している支払いがあるが、いつのものか確認するために取引を開く
2.2/8発生・3/15支払い期日の取引が未決済であることがわかる
期日が超過している未決済の取引について、支払いの処理が適切に行われているかを確認します。
(未決済取引の消込についてはこちら)
[集計項目について]
[債務一覧]の各絞り込み項目と利用方法について解説します。
- 発生日:未決済の仕入など、支出が発生した日付をもとに集計したい場合に指定します。
- 決済期日:未決済取引の登録時に入力した「決済期日」をもとに集計したい場合に指定します。
- 決済状況:個別の債務の決済状況で絞り込みたい場合に選択します。
‐ 未決済:決済残高
‐ 決済中:決済残高の一部が回収済み(部分決済)の状態
‐ 完了:決算済の状態
‐ すべて:上記すべての状態
- 取引先、メモタグ、部門でも絞り込み表示が可能です。
- 登録した方法:取引の登録方法が選択できます。
- 添付ファイル:添付ファイル / タイムスタンプのあり / なしを選択できます。
- 振込状況:振込依頼の処理ステータスを選択できます。
- 集計表示
‐ 取引先:取引先ごとにまとめて表示
‐ 決済期日:決済期日ごとまとめて表示
年齢表を確認する
※ ご利用いただける機能範囲についてはこちら。
[年齢表]の各絞り込み項目と利用方法について解説します。
- 集計基準
‐ 発生日:発生日を起点とする場合に指定します。
‐ 期日:決済期日を起点とする場合に指定します。 - 終了年:起点とする会計年度を前年、当年、翌年から選択します。
- 終了月:起点とする月を指定します。1~12月の中から選択可能です。
- 表示期間:表示させる月数を指定します。
- 部門:絞り込み部門の指定をします。
- 取引先:取引先の絞り込みを行います。完全一致を選択すると、一意の取引先名を指定することとなり、部分一致を選択すると複数の取引先名で使用されている文字列の指定が可能となります。
※部分一致による取引先の検索結果の表示上限数/1000件
実際に集計してみましょう。
例1)2020年4月現在から4ヶ月間の推移で、仕入債務の支払い状況を、「未払いの支出が発生した発生日基準で」すべての取引先ごとに確認したい。
設定)
- 集計基準:発生日
- 終了年月:2020年4月
- 表示期間:4ヶ月
2020年1月から2020年4月までが並び取引先ごとに残高が表示されていることがわかります。残高が¥0となっているものは、すでに決済済み(消込が完了している)です。
[取引金額も表示]にチェックを入れることで、取引金額も併せて表示することができます。
金額をクリックし、実際の取引の確認も可能です。
グラフを確認する
※ ご利用いただける機能範囲についてはこちら。
[年齢表]のタブを開き集計した後、画面右上の[グラフを表示する]をクリックするとグラフが作成されます。
出力する
※ ご利用いただける機能範囲についてはこちら。
支払管理レポートの情報を以下2通りで出力可能です。
[CSV形式のファイル]
債務一覧、または年齢表画面を開いた状態で、画面右上の[エクスポート]をクリックすることで、現在表示している帳票のCSVのエクスポートが可能です。
ダウンロードに必要なURLはお使いのアカウントメールに届きます。
また、[エクスポート履歴]からは、レポートの出力履歴を確認できる他、「ダウンロード」をクリックすることで出力内容を再ダウンロードすることも可能です。
[全銀協フォーマットの一括振込ファイル]
全銀協フォーマットで支払いの情報を出力し、インターネットバンキングに連携することで総合振込の処理を行うことが可能です。
詳細はこちら
参考:請求書ファイナンスについて
請求書ファイナンスとは、中小企業や個人事業主が保有する請求書をはじめとした売掛債権を売却(ファクタリング)することで、早期に資金化できるサービスです。
本サービスでは、お客さまが会計freeeに登録された売掛債権をfreeeが自動試算し、買取可能性の高い売掛債権をオファーします。
その後、売却したい売掛債権を選択し、本サービスにて提携を行うOLTA株式会社のウェブサイトにてお申込み以降の操作を行います。
最終的な審査及び売掛債権の売却実行は、OLTA株式会社にて行われます。
詳しくはヘルプをご覧ください。