freeeは発生主義での記帳に対応しています。
銀行口座と同期した情報を元に記帳する場合でも、その情報は債権・債務の消し込みに用いることができ、次のような流れで行います。
- 発生時に"未決済"状態の「売上高」収入取引を登録(自動で売掛金を認識します)
- 上記取引に対して決済を登録(売掛金が消し込まれます)
個人事業主向けにfreeeでの現金主義記帳をすすめるコンテンツ(ウェブ記事・書籍等)がありますが、freeeが現金主義の会計ソフトであるというわけではありません。発生主義会計を前提としているが、現金主義での記帳も可能、というのが実態に近いです。
発生主義での計上例
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掛仕入・掛売上
未決済取引として作成し、後から決済を登録するケースのご案内です。決済の登録は、①手動、②同期した口座明細のいずれからも行うことができます。 -
前受金・前渡金・前受収益・前払費用
後から勘定を振替える機能(「+更新」)を用いるケースのご案内です。手付金として受け取った「前受金」を、商品の納品時に「売上高」に振替えるといった処理が可能です。