freeeの仕訳インポートでは、当会計年度の期首日以前の仕訳は取り込めません。
前期や前々期等の数字もfreeeへ比較値としてインポートしたいという場合は、事業年度開始日を過去の決算年度を含めるように設定した上でデータをインポートします。
事業年度開始日を変更する
[決算申告](または[確定申告])→[振替伝票]→[仕訳データをインポートする]の仕訳インポートでは、事業年度開始日以前のデータをインポートしようとすると「1件のデータは期首日以前の日付が指定されているため登録されません。」というエラー表示され、登録することができません。
このため、データを取り込みたい最も古い事業年度に合わせて事業年度開始日を設定します。設定は[設定]→[開始残高の設定]にて、「事業年度開始日の変更」のボタンから変更します。
ケース1
2015年6月からfreeeへ乗り換える。当社は3月末決算であり、2013年4月1日〜2015年3月31日の2年分の仕訳日記帳、及び2015年4月1日〜2015年5月31日の2ヶ月分の仕訳日記帳のインポートを予定している。 |
この例では、freeeの事業年度開始日は2013年4月1日〜2014年3月31日と設定します。
ケース2
2015年10月からfreeeへ乗り換える。当社は3月末決算であり、2015年4月1日〜2015年9月31日の仕訳日記帳のインポートを予定している。 |
この例では、freeeの事業年度開始日は2015年4月1日〜2016年3月31日として設定します。
開始残高を修正する
事業年度開始日を変更した場合、開始残高もその事業年度の開始時点に合うよう修正します。例えば、「2013年4月1日〜2014年3月31日」として事業年度開始日を設定した場合、2013年度の決算残高(2013年3月31日の貸借対照表)を元に入力します。
開始残高設定の詳細については、「【個人】開始残高を設定する」または「【法人】開始残高を設定する」をご確認ください。
仕訳のインポートを行う
事業年度開始日以降のデータを用意し、仕訳インポートを行います。詳しくは「その他の会計ソフトから仕訳データを移行する(弥生会計形式を用いた方法)」をご確認ください。
年度締めを行う
[決算申告](または[確定申告])→[年度締め]から、当会計年度になるまで順番に年度締めを行います。詳しくは「【個人】年度締めを行う」または「【法人】年度締めを行う」をご確認ください。