人事労務freeeでは、「給与明細」「賞与明細」メニューに、給与や社会保険などの合計金額を表示しています。
また、給与明細を確定すると、その内容が会計freeeの取引としても登録されます。(会計freeeも併用の場合)
ここでは、それらの金額の内訳について解説します。
目次
- 「給与明細」「賞与明細」メニュー
- 全従業員の給与合計
- 会社負担分合計 - 給与明細確定時に会計freeeに登録される取引
- 給与支払の取引
- 社会保険料の取引
「給与明細」「賞与明細」メニュー
①「全従業員の給与合計」
すべての従業員の給与明細の各項目を合計した金額です。そのため、各項目は各従業員の給与明細の項目と対応しています。
例えば「基本給」の欄は、すべての従業員の給与明細の「基本給」を合計した金額です。
②「会社負担分合計」
社会保険料のうち会社(雇用主)が負担する金額が保険の種類ごとに記載されています。
こちらは従業員の給与明細には記載されません。
給与明細確定時に会計freeeに登録される取引
人事労務freeeと会計freeeを併用している場合、給与明細を確定すると会計freeeに取引が登録されます。(ヘルプページはこちら)
登録される取引の金額は、人事労務freeeの以下の金額に対応しています。
給与支払の取引
【会計freee上の登録例】
【人事労務freee上で対応する金額】
当月給与で各従業員に支払う給与(差引支給額/手取り)の合計金額です。
すべての従業員の給与明細に記載されている「差引支給額/手取り」を合計すると、この金額になります。
社会保険料の取引
【会計freee上の登録例】
【人事労務freee上で対応する金額】
当月給与から支払う社会保険料の総額です。各従業員の給与から控除した金額と会社負担分の合計です。
「健康保険料」「介護保険料」「厚生年金保険料」「子ども・子育て拠出金」の4つの合計であり、「雇用保険」は含みません。これは、雇用保険料が毎月ではなく毎年年度更新時に支払うものであるためです。
そのため、「給与明細」「賞与明細」メニューに表示されている「健康保険料」「介護保険料」「厚生年金保険料」「子ども・子育て拠出金」の金額を合計すると、この金額になります。