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目次
- LINE連携アプリ「freee公式/レシート電子保存」とは
-
利用方法について - グループのトークルームで利用する場合(推奨)
- 1. 利用の準備
- 2. レシートをアップロードする
- 3. アップロードしたレシートの確認
- 4. その他の操作
- 5. 事業所の変更を行う場合
- 6. 連携解除を行う場合 -
利用方法について - LINE公式アカウントのトーク画面を利用する場合
- 1. 利用の準備
- 2. レシートをアップロードする
- 3. アップロードしたレシートの確認
- 4. 事業所の変更を行う場合
- 5. 連携解除を行う場合 - 参考:freee会計の電帳法対応について
- 参考:その他のアップロード方法
LINE連携アプリ「freee公式/レシート電子保存」とは
スマートフォンなどで使えるチャットツール「LINE」を利用して領収書や請求書などの書類の画像ファイル・PDFファイルをfreee会計のファイルボックスにアップロードすることができるアプリです。
アップロードした書類は、そのまま電子帳簿保存法の保存要件を満たして保管されます。
また、書類の保存に関する社内規定を予め用意しておくことで、書類を受け取ってからおよそ70日間以内にfreeeにアップロードすれば、紙で受け取った書類原本は破棄が可能です。
freeeではそのままご利用可能な電帳法の社内規定テンプレートを無料で提供しています(電子帳簿保存の事前準備)。
書類の保存後、freee会計上ではアップロードした写真について、OCR(画像認識)を用いてインボイスかどうかを判定したり、日付、金額、税率などを読み取ってスピーディーに帳簿づけすることができます。
また、LINEのグループ機能を利用することで複数人で同時に利用可能になりました。税理士や社内の従業員間でのスムーズな証憑管理に活用できます。
利用方法について-グループのトークルームで利用する場合(推奨)
1.利用の準備(友だち登録とグループの作成)
「QRコードでLINEの友だちを追加」のページのQRコードをスマートフォンで読み取ると、「freee公式 / レシート電子保存」のアカウントを友達登録できます。
グループを新規作成し「freee公式 / レシート電子保存」を招待します。もしくは作成済のグループに招待します。
「freee公式 / レシート電子保存」を招待すると、利用開始を促すメッセージが自動で表示されます。[連携を開始]ボタンをクリックすると、ご自身のログイン用ボタンが表示されるので、freeeを利用しているメールアドレス・パスワードを入力しログインすると、アプリ利用をの許可画面が表示されるため、許可をして進みます。
同じメールアドレス、パスワードで複数の事業所を管理している場合、事業所を選択すると連携が完了します。
複数人でアップロード等を利用する場合は、全員がfreeeへログインする必要があります。最初に表示される[連携を開始]ボタンをクリックするか、トークルームに直接「ログイン」と投稿すると、各メンバー用のログインボタンが表示されます。
2. レシートをアップロードする
通常のグループ利用と同様、トークルームのメニューからレシート、領収書や請求書などの写真をアップロードできます。
freeeに一度に同時にアップロードできる写真は9枚までです。
アップロードが完了すると、「電子保存が完了しました」という通知が表示されます。
また、メールなどのアプリで開いたPDFファイルを、共有機能などを使ってトークルームに投稿することで、PDFのアップロードも可能です。
PDFファイルを直接アップロードするのではなく、スマートフォンの機能などでスクリーンショットを撮影し、その画像をアップロードする方法でも、電子帳簿保存法の要件を満たして保存可能です。
アップロード完了通知を必ず確認してください。アップロードが失敗したことに気づかずレシート等や写真データを破棄してしまった場合、データの復旧はできません。
3.アップロードしたレシートの確認
トークルームに「確認」と投稿することで、取引登録や無視されていない、未処理のファイル数と、直近10件までのファイルが表示されます。10件のファイルについて、確認や削除が行えます。
4.その他の操作
トークルームに直接「メニュー」と投稿すると、利用可能な操作の一覧を表示します。
メニューを使わずに「確認」「設定」などと直接トークルームに投稿しても操作できます。
5.事業所の変更を行う場合
1つのLINEグループは、1つの事業所としか連携できないため、複数の事業所を管理する場合は、各事業所ごとにグループを作成するのがおすすめです。
以下ではグループとfreeeの連携の詳細について補足します。
- 最初に連携したメンバーがそのグループのオーナーとなり、オーナーが連携した事業所は変更できません。
- オーナーが連携解除するかグループを退出、もしくは「freee公式/レシート電保存」がグループを退出すると、グループのメンバー全員のfreeeとの連携が解除され、オーナーや事業所もリセットされます。
- そのグループで次に最初にログイン・認証を行ったメンバーが新たなオーナーになります。
- 現在連携中の事業所やオーナーはメニューの[設定]から確認できます。オーナーの名前はLINE上のユーザー名で表示されます。
- LINEグループで設定されるオーナーはfreee会計上の権限等とは関係がありません。
6.連携解除を行う場合
メニューの[設定]→[連携を解除]をタップすると連携を解除できます。
また、メンバーがグループから退出することでも自動的に連携解除されます。
「freee公式/レシート電保存」を退出させた場合、また、オーナーが連携を解除する場合はそのグループの全員の連携が解除されます。
オーナー以外のメンバーが連携解除や退出する場合、他のメンバーの連携は解除されません。
利用方法について-LINE公式アカウントのトーク画面を利用する場合
1. 利用の準備
「QRコードでLINEの友だちを追加」のページのQRコードをスマートフォンで読み取ると、「freee公式 / レシート電子保存」のアカウントを友達登録できます。
トークルームで[freee会計と連携]ボタンをクリックすると、ログイン画面が開きます。
freeeを利用しているメールアドレス・パスワードを入力しログインすると、アプリ利用の許可画面が表示されるため、許可をして進みます。
同じメールアドレス、パスワードで複数の事業所を管理している場合、事業所を選択すると連携が完了します。
2. レシートをアップロードする
リッチメニューから[レシートをアップロード]をクリックします。
レシート、領収書や請求書などの証憑をアップロードできます。
その場で写真を撮影するか、あらかじめ撮影した写真をアップロードすることができます。
一度に同時にアップロードできる写真は9枚までです。
アップロードが完了すると、「電子保存が完了しました」という通知が表示されます。
また、メールアプリなどで開いたPDFファイルを共有機能などでLINEのfreee公式/レシート電子保存のトークルームに投稿することで、PDFのアップロードも可能です。
PDFファイルを直接アップロードするのではなく、スマートフォンの機能などでスクリーンショットを撮影し、その画像をアップロードする方法でも、電子帳簿保存法の要件を満たして保存可能です。
・アップロード完了通知を必ず確認してください。アップロードが失敗したことに気づかずレシート等や写真データを破棄してしまった場合、データの復旧はできません。
・アップロードメニューから[写真を撮る]を選択した場合、スマートフォンのOSによってはインカメラが作動します(2024年4月現在、LINEヤフー社の公開しているAPIではカメラ起動時のカメラを指定できないためです)。 その場で撮影を行う場合はLINE公式アカウントのリッチメニューを使わず、トーク画面内メニューのカメラマークのアイコンからカメラを起動するのがおすすめです。また、グループのトークルームではリッチメニューが表示されないため、素早くトークメニューを使うことができます。ご自身とfreee公式/レシート電子保存の2人だけでもグループ作成が可能です。
3.アップロードしたレシートの確認
メニューから[アップロード済レシートの確認]をクリックします。
取引登録や無視されていない、未処理のファイル数と、直近10件までのファイルが表示されます。10件のファイルについて、確認や削除が行えます。
4.事業所の変更を行う場合
一度連携を解除した後、再度別の事業所にログインします。
5.連携解除を行う場合
「freee公式/レシート電子保存」とfreeeの連携を解除する場合は、メニューから[連携設定・その他]→ [連携を解除]をクリックします。
freee会計の電子帳簿保存法対応について
電子帳簿保存法とは、帳簿(仕訳帳など)や取引書類(請求書、領収書など)について、電子データによる保存を認めた法律です。同法は2022年1月から電子保存がしやすい制度に改正されています。
freee会計では全てのプランで電子帳簿保存法に対応しています。
また、電子帳簿保存法では対象となる書類に分類がありますが、本アプリの利用においては以下の2種類の書類の電子帳簿保存が対象になります。
- 紙で受領した取引書類(領収書・請求書等)や自社で発行した取引書類の控え ※電帳法における「国税関係書類」>「取引関係書類」
- 紙を用いず電子で完結した取引のデータ ※電帳法における「電子取引」
電子帳簿保存法やfreeeでの対応方法について、詳細は「電子帳簿保存法の概要・手続について」のヘルプページをご確認ください。
電子保存の事前準備
freeeを使ってこれらの書類の電子帳簿保存法にもとづく電子保存を行う場合は、無料ダウンロードフォームより社内規定テンプレートをダウンロードし、保存してください。
※テンプレート内の括弧[]書きの部分は必要に応じて変更できます。
参考:その他のアップロード方法
freee会計のファイルボックスにはLINE以外にも様々な方法で写真データをアップロードすることができます。
いくつかの例を記載します。
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freee会計スマートフォンアプリ
- スマートフォンアプリからカメラを起動し、撮影した画像を直接freee会計にアップロードできます。
- レシート類をスマホのカメラで取り込む
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Amazonビジネス連携
- Amazonビジネスを通じて商品等を購入した際の発注明細書を自動的にファイルボックスに取り込みます(freeeとAmazonビジネスの両社は、この自動で連携された発注明細書データを原本として扱っています)。
- Amazonビジネス - 購入履歴を取り込む
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メール転送
- 請求書などで受け取ったメールを専用メールアドレスに転送することで、ファイルボックスに自動的にアップロードできます。
- レシートや請求書の書類データを取り込む - メール転送による取り込みの手順
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Dropbox連携
- ファイルストレージサービスのdropboxにアップロードした書類を、ファイルボックスへ自動的にアップロードできます。
- Dropboxに保存したレシート類を取り込む
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Gmail連携
- Gmailでメールで受け取った請求書などのデータをfreee会計にアップロードできます。
- freee会計 for Google Gmail™ 使い方ガイド